変形時に AspectRatio プロパティを True に設定してから、Shift キーを押しながらマウス操作します。

操作法、コード例

　矩形・楕円・角丸矩形オブジェクトを縦横比を保ったまま変形します。

■ マウス操作で変形する場合

(1) ImageKit1.Edit.AspectRatio プロパティを True に設定
(2) 描画済みのオブジェクトを単独選択し、四隅のいずれかのブロックをつかんで Shift キーを押しながら変形

（※マウス操作の途中でも、Shift キーを押したり放したりして挙動を変更することが可能です。）
（※変形終了後は、マウスアップ後に Shift キーを放してください。）

■ コードで変形する場合
[Visual Basic.NET]

'※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = True

'変形するオブジェクトを選択（対象のオブジェクト番号が3とする）
ImageKit1.Edit.SelectObject(3)
'※コードの場合は AspectRatio プロパティの値は不問

'変形後の構成座標を設定（左上の位置はそのままで、縦横比を保って大きさを1.5倍にする）
Dim newPoints As Point() = { ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints(0), _
                            New Point(ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints(1).X * 1.5, _
                            ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints(1).Y * 1.5) }
ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints = newPoints

[Visual C#.NET] 
//※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = true;

//変形するオブジェクトを選択（対象のオブジェクト番号が3とする）
ImageKit1.Edit.SelectObject(3);
//※コードの場合は AspectRatio プロパティの値は不問

'変形後の構成座標を設定（左上の位置はそのままで、縦横比を保って大きさを1.5倍にする）
Point[] newPoints = { ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints[0],
                            new Point(Convert.ToInt32(ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints[1].X * 1.5),
                            Convert.ToInt32(ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints[1].Y * 1.5)) };
ImageKit1.Edit.SelectedObjectDrawPoints = newPoints;

◆ 参照プロパティ

ImageKit.Edit.AspectRatio
ImageKit.Edit.SelectedObjectDrawPoints

◆ 参照メソッド

ImageKit.Edit.SelectObject

◆ 参照サンプルプロジェクト

\Examples\WPF\CSharp または VB.NET\4. アノテーション機能\EditToolBar