ImageKit コントロールに読み込んだイメージの一部を、CutRectImage メソッドを使用して切り取ります。

コード例

ImageKit コントロールに読み込んだイメージのマウスでドラッグした範囲を切り取ります。
切り取ったイメージは、ImageKit.Image プロパティに設定されます。

[Visual Basic.NET]

'(ImageKit コントロールにイメージはロード済とする)
    'マウスドラッグで範囲選択できるようにアノテーションモードは無効にしておく
    ImageKit1.Edit.EditEnabled = False

'マウスドラッグで切り取る範囲を選択後、切り取り実行(ボタンクリックイベント内などに以下を記述)
    'マウスでの選択領域を Rect プロパティに設定
    ImageKit1.Effect.Rect = ImageKit1.Rect

    'CutRectImage メソッドの実行
    Dim ret As Boolean = ImageKit1.Effect.CutRectImage()
    If Not ret Then Return

    'ImageKitコントロールの再描画(切り取られたイメージが表示される)
    ImageKit1.Refresh()

[Visual C#.NET]
//(ImageKit コントロールにイメージはロード済とする)
    //マウスドラッグで範囲選択できるようにアノテーションモードは無効にしておく
    ImageKit1.Edit.EditEnabled = false;

//マウスドラッグで切り取る範囲を選択後、切り取り実行(ボタンクリックイベント内などに以下を記述)
    //マウスでの選択領域を Rect プロパティに設定
    ImageKit1.Effect.Rect = ImageKit1.Rect;

    //CutRectImage メソッドの実行
    bool ret  = ImageKit1.Effect.CutRectImage()
    if (!ret) return;

    //ImageKitコントロールの再描画(切り取られたイメージが表示される)
    ImageKit1.Refresh();

◆ 参照プロパティ

ImageKit.Rect
ImageKit.Edit.EditEnabled
ImageKit.Effect.Rect

◆ 参照メソッド

ImageKit.Effect.CutRectImage

◆ 参照サンプルプロジェクト

\Examples\WPF\CSharp または VB.NET\2. エフェクト機能\CutRectImage