DrawArc method

連続線または多角形オブジェクトを使用して円弧や扇形を描画します。

[Visual Basic]
Public Function DrawArc( _
        center As Point, radius As Integer, _
        startAngle As Integer, drawAngle As Integer, numPoints As Integer, _
        pie As Boolean, close As Boolean  _
) As Boolean

[C#]
public bool DrawArc(
        Point center, int radius,
        int startAngle, int drawAngle, int numPoints, 
        bool pie, bool close
);

パラメータ

center: 円弧の中心点の座標
radius: 円弧の半径（pixel）
startAngle: 弧の開始角度（0°は中心点から真上（12時）の位置、時計回り）
（マイナス値でも可。0 から ±359 までの値）
drawAngle: 弧の描画角度（時計回り）
（マイナス値でも可。±1 から ±359 までの値）
numPoints: 弧の構成点（座標）数（2 以上の値）
pie: 扇型にするかどうか
close: 弧を閉じる（開始点と終了点を結ぶ）かどうか

戻り値

成功の場合は True 、失敗の場合は False を返します。

解説

PenWidth プロパティ、 ForeColor プロパティ、 ForeColorOpacity プロパティ、 LineJoin プロパティ、 DashStyle プロパティの値、および各引数に応じた内容で円弧または扇型を描画します。
描画時に EditKind プロパティの設定は不要です。（設定したプロパティの値により自動的に連続線または多角形オブジェクトとして描画されます。）
引数 startAngle と drawAngle は時計回りで、マイナスを指定した場合は反時計回りとなります。また、±360 以上の値を設定した場合は、360 の剰余値となります。
引数 radius に 1 未満、 drawAngle に 0、numPts に 2 未満の値を設定した場合は、エラーとなり False を返します。
当メソッドによる描画は、オブジェクトの右クリックによるコンテキストメニューの「元に戻す」または、 Undo メソッドによって取り消すことができます。また、描画後は通常の連続線または多角形オブジェクトとして編集も可能です。
※描画された座標が ImageKit コントロール外となる場合は、 LimitAnnotationPosition プロパティまたは LimitDrawPosition プロパティを True に設定しておくと全体がコントロール内に収まるように自動的に再配置されます。（その場合、円弧や扇型にならない場合があります。）

第6、第7引数の値	pie: False, close: False	pie: False, close: True	pie: True, close: False	pie: True, close: True
形状	円弧の連続線	閉じた円弧（開始点と終了点が結ばれる）の多角形	扇型の連続線（center が始点と終点）	扇型の多角形
描画されるオブジェクトの種類	KindOfEdit.Polyline	KindOfEdit.Polygon	KindOfEdit.Polyline	KindOfEdit.Polygon
上記解説に記載以外の描画時の関連プロパティ	StartLineCap EndLineCap StartArrowCap StartArrowCapFilled StartArrowCapSize EndArrowCap EndArrowCapFilled EndArrowCapSize	Fill	StartLineCap EndLineCap StartArrowCap StartArrowCapFilled StartArrowCapSize EndArrowCap EndArrowCapFilled EndArrowCapSize	Fill
描画例

参照

ImageKit.Edit メンバ | Newtone.ImageKit.WPF.ImageKit

Newtone.ImageKit.WPF.ImageKit.Edit.DrawArc メソッド

パラメータ

戻り値

解説

参照