ラスタイメージの貼り付けを行います。 
[Visual Basic]
Public Function PasteImage( _
        bottomImage As System.Drawing.Image, _
        angle As Integer, xTurn As Boolean, yTurn As Boolean, _
        transLevel As Integer, transColor As Boolean, _
        transRed As Byte, transGreen As Byte, transBlue As Byte, _
        backRed As Byte, backGreen As Byte, backBlue As Byte, _
        x As Integer, y As Integer, clip As Boolean _
) As Boolean

[C#]
public bool PasteImage(
        System.Drawing.Image bottomImage,
        int angle, bool xTurn, bool yTurn,
        int transLevel, bool transColor,
        byte transRed, byte transGreen, byte transBlue,
        byte backRed, byte backGreen, byte backBlue,
        int x, int y, bool clip
);

パラメータ

bottomImage
貼り付けられるラスタイメージ(1,4,8,16,24,32ビットイメージ)
angle
回転角度(-35999～35999 1/100度単位)
xTurn
X方向反転の有無 (false:反転なし true:反転あり)
yTurn
Y方向反転の有無 (false:反転なし true:反転あり)
transLevel
透かしの度合い (0～255 数が大きいほどLayerNoプロパティの示すイメージが生きる)
transColor
LayerNumberプロパティの示すイメージに対する透明色の設定（false:なし、true:あり）
transRed
LayerNumberプロパティの示すイメージに対する透明色 赤(0～255)
transGreen
LayerNumberプロパティの示すイメージに対する透明色 緑(0～255)
transBlue
LayerNumberプロパティの示すイメージに対する透明色 青(0～255)
backRed
貼り付けたイメージの無効領域の背景色 赤(0～255)
backGreen
貼り付けたイメージの無効領域の背景色 緑(0～255)
backBlue
貼り付けたイメージの無効領域の背景色 青(0～255)
x,y
貼り付け座標（ピクセル）
Clip
クリッピングの有無（false:なし、true:あり）

戻り値

成功の場合は true、失敗の場合は false を返します。

解説

angle、xTurn、yTurn は LayerNumber プロパティの示すイメージと SourceMask プロパティが示すイメージに対して有効です。
x,yは bottomImage の左上座標(0,0)として、LayerNumber プロパティの示すイメージと SourceMask プロパティの指すイメージの中心点を bottomImage のどの座標に貼り付けるかを指定します。
clipがTrueの時は、bottomImage のイメージのサイズより大きくなった場合に、はみでた領域をカットします。
transColorが true の場合は、transRed,transGreen,transBlueで設定された色を透明色として使用します。

処理対象となるイメージを Image プロパティもしくは Layer(LayerNumber).Image プロパティに設定します。 （1,4,8,16,24,32ビットイメージが対象で LayerNumber プロパティによって処理されるイメージが決まります） 必要に応じてマスクイメージを SourceMask プロパティに設定します。
成功した場合、処理後のイメージは DestinationAsImageKitImage プロパティが True の場合は LayerNumber プロパティの示すプロパティ（Image もしくは Layer(LayerNumber).Image）に、False の場合は DestinationImage プロパティに設定されます。

出力されるイメージのビット数の説明
・ bottomImageと処理対象となるイメージのビット数が共に8ビット以下で、かつ同じビット数であり、かつ同じパレット数と並びの場合は入力イメージのビット数と同じになります。
・ bottomImageと処理対象となるイメージのビット数が共に8ビット以下でも、ビット数が違うか、ビット数が同じでもパレット数と並びが違う場合は24ビットイメージになります。
・ bottomImageと処理対象となるイメージのどちらかが16ビット以上の場合は、大きいビット数になります。

参照

ImageKit.Effect メンバ | Newtone.ImageKit.WPF.ImageKit