[Visual Basic] Public Event SelectFile As ThumbnailEventHandler
[C#] public event ThumbnailEventHandler SelectFile;
イベントデータ
イベント ハンドラは ThumbnailEventArgs
型の引数を受け取ります。
解説
サムネイルコントロールにサムネイル画像が全く表示されていない場合、イベントは発生いたしません。
Ctrl
キーを押しながらマウスをクリックすると、サムネイル画像の選択および解除(選択された画像をクリックすると解除)ができますが、いずれの場合でもイベントは発生します。該当するサムネイル画像が選択されているかどうかについては
IsSelected
メソッドを使用して判定してください。
Shift キーを押しながらマウスをクリックすると、先頭から最後までの該当するサムネイル画像の数だけイベントが発生します。
サムネイル画像は、マウスクリックやマウスの移動、およびキーボードや SelectImage メソッドによって選択できます。
イベント内で選択したセルの画像情報を ThumbnailLoadEventArgs 型の引数で参照できます。
ThumbnailLoadEventArgs クラスのプロパティについて
選択されたセルに画像が表示されていない場合、DirectoryName と FileName には空文字列が、ImageNumber
には -1 が設定されます。 マルチイメージファイルの場合は、FileName にページ番号が付加されます(ページ番号が 0
の場合は除く)。 例えば、ABC.TIF ファイルのページ番号が 2 の場合は FileName に "ABC.TIF 2"
が設定されます。
例
選択されたセルのファイル名を表示します。
[Visual Basic.NET] Private Sub Thumbnail1_SelectFile(ByVal sender As Object, ByVal e As Newtone.ImageKit.WPF.ThumbnailEventArgs) Handles Thumbnail1.SelectFile If e.ImageNumber = -1 Then Exit Sub ' 無効なセル Label1.Text = e.FileName; End Sub [Visual C#.NET] private void thumbnail1_SelectFile(object sender, Newtone.ImageKit.WPF.ThumbnailEventArgs e) { if (e.ImageNumber == -1) return; // 無効なセル label1.Text = e.FileName; }
参照
Thumbnail メンバ | Newtone.ImageKit.WPF.Thumbnail