QNo.
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タイトル
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Q. 質問
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日付
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A. 回答
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46 |
WebサービスでIISのエラー(HTTP Error 500.24) |
Q.Webサービスの接続時にIISで (HTTP Error
500.24) のエラーが表示されます。回避策はありますか?
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2024/05/20 |
A. はい、「ASP.NET偽装」の状態が、「有効」に設定されている場合に、次の設定で解消される場合がありますので、お試しください、
IISの設定で「NR2WebService」を選択して、「IIS」グループで「認証」をクリックします。

そして次に、「ASP.NET偽装」を選択して「無効にする」をクリックします。

※この「ASP.NET偽装」の状態が、もともと「無効」となっていた場合は、今回のエラーの解決にはならない場合があります。
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45 |
Windows OS上の暦は、タイ仏暦に対応していますか? |
Q.Windows OS上の暦は、タイ仏暦に対応していますか?
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2023/06/29 |
A. はい、バージョン2.6.7からWinows OS上の次の暦に対応しています。
・「Webサーバー用PC」へのインストールが対応している暦
グレゴリオ暦(西暦)のみ
(2.6.5までのバージョンも同様)
・「認証業務用社内PC」へのインストールによる「認証管理システム」が対応している暦
グレゴリオ暦(西暦)のみ
(2.6.5までのバージョンも同様)
・「アプリケーション開発用PC」へのインストールによる「認証UIライブラリ(DLL)」が対応している暦
次表を参照ください。
[DLLによるOSおよび暦対応表]
DLL |
【UI系、API系DLL】
Newtone.NR.dll |
【ASP.NET系DLL】
Newtone.NR.ASPNET.dll |
Windows対応OS |
日本語版および英語版推奨 |
日本語版のみ |
対応OS上の対応暦 |
・ChineseLunisolarCalendar/中国の太陰太陽暦
・GregorianCalendar/グレゴリオ暦(西暦)
・HebrewCalendar/ヘブライ暦
・HijriCalendar/回教暦
・JapaneseCalendar/和暦
・JapaneseLunisolarCalendar/日本の太陰太陽暦
・JulianCalendar/ユリウス暦
・KoreanCalendar/韓国暦
・KoreanLunisolarCalendar/韓国の太陰太陽暦
・PersianCalendar/ペルシャ暦
・TaiwanCalendar/台湾暦
・TaiwanLunisolarCalendar/台湾の太陰太陽暦
・ThaiBuddhistCalendar/タイ仏暦
・UmAlQuraCalendar/ウムアルクラ暦
※2.6.5までのバージョンはグレゴリオ暦(西暦)と和暦のみ |
・GregorianCalendar/グレゴリオ暦(西暦)のみ
(2.6.5までのバージョンも同様) |
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44 |
インターネット接続時のプロキシサーバの設定でドメイン名の指定 |
Q.インターネット接続時のプロキシサーバの設定で、IPアドレスではなくドメイン名を指定することはできますか?
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2023/06/28 |
A. はい、できます。次のように設定してください。
(例)
・ユーザインターフェース(UI)の場合

・DLLのAPI系プロパティの場合(VBコード例)
'APIProxyServerAddress プロパティ(プロキシサーバーのアドレス)
APIProxyServerAddress = "proxy.example.local"
'APIProxyServerPort プロパティ(プロキシサーバーのポート)
APIProxyServerPort = "8080"
'APIProxyServerUserName プロパティ(プロキシサーバーのユーザ名)
APIProxyServerUserName = "username"
'APIProxyServerPassword プロパティ(プロキシサーバーのパスワード)
APIProxyServerPassword = "123456"
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43 |
英語OSに「Webサーバー用PC」へのインストールで「IIS設定とWebサービスのインストール」実行で"Static Content"のエラー |
Q.英語OSに「Webサーバー用PC」へのインストールで「IIS設定とWebサービスのインストール」を実行すると次のような"Static
Content"のエラーが表示されます。回避方法を教えてください。

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2023/01/13 |
A. はい、次のようにServer Managerで設定することで回避できます。(以下はWindows Server 2012 R2の例です)

上図のように、Server ManagerのDashboardで「Add
roles and features」を選択します。

上図のように、Server Rolesを選択し、Web Server (IIS)の Static
Contentにチェックをいれ、[Next]をクリックして、以降は指示に従います。
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42 |
同一PC内で異なるアプリケーションや同一アプリケーションのオプションなどのライセンスを識別する方法 |
Q.同一PC内で異なるアプリケーションや同一アプリケーションのオプションなどのライセンスを識別する方法を教えてください。
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2022/03/10
2023/12/25 |
A.次の2つの方法があります。
(1)同一 PC 内で貴社の異なるアプリケーションのライセンスを識別する場合
この方法は、同一 PC
内の異なるアプリケーションのライセンスの識別ができますが、同一アプリケーション内の異なるオプションなどについてはライセンスの識別はできません。
ベンダアプリケーション開始レジストリキーパス設定用のプロパティにアプリケーションごとに異なるレジストリパスを設定します。
UI 系:
VendorsProductStartRegistryKeyPath プロパティ
アプリケーションA内での設定コード例:
VendorsProductStartRegistryKeyPath = "Software\Company\A"
アプリケーションB内での設定コード例:
VendorsProductStartRegistryKeyPath = "Software\Company\B"
API 系:
APIVendorsProductStartRegistryKeyPath プロパティ
アプリケーションA内での設定コード例:
APIVendorsProductStartRegistryKeyPath = "Software\Company\A"
アプリケーションB内での設定コード例:
APIVendorsProductStartRegistryKeyPath = "Software\Company\B"
(2)同一 PC 内で貴社の異なるアプリケーションやオプションのライセンスを識別する場合
この方法は、同一 PC 内の同一アプリケーション内の異なるオプションについてもライセンスの識別ができます。この方法は、API
系限定の機能を使用します。UI 系では利用できません。
API系(基本パック +API)限定の機能ですが、APIGetRegisteredInfoFromRegistryメソッドを実行することで識別できます。
例えば、「プロダクトID」9桁とし先頭4桁をアプリケーションの製品コード、最後の3桁をオプションコードとします。
[プロダクトIDの桁の定義]
[製品コードの定義]
0001:アプリケーションA
0002:アプリケーションB
0003:アプリケーションC
[オプションコードの定義]
オプションコード1桁目(プロダクトID 7桁目):追加機能1がある場合1、ない場合0
オプションコード2桁目(プロダクトID
8桁目):追加機能2がある場合1、ない場合0
オプションコード3桁目(プロダクトID
9桁目):追加機能3がある場合1、ない場合0
[貴社でのプログラム]
ライセンスを確認したいタイミングでAPIGetRegisteredInfoFromRegistryメソッドを実行して、認証後のレジストリより「プロダクトID」を取得します。その値の先頭の4桁の製品コードで
アプリケーションを識別し、最後の3桁でオプションを識別できます。
例えば、取得したプロダクトIDが次の通りであれば
エンドユーザは、アプリケーションBの追加機能1と追加機能3のライセンスを保持していることになります。
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41 |
認証Webサービスの「環境設定」のデータベースのバックアップ先をデスクトップにすると保存できない |
Q.認証Webサービスの「環境設定」のデータベースのバックアップのバックアップ先をデスクトップに指定すると、アクセスが拒否されました、といったメッセージで保存できません。なぜですか?
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2021/12/02 |
A. 認証レスキュー!2のSQL Serverでは、既定のサービスアカウントとして「ネットワーク サービス」(NT Authority\NetworkService)というアカウントを利用しています。
そのアカウントでは通常、デスクトップ(C:\Users\<ユーザー名>\Desktop)に対する書き込み権限などがありません。従いましてデスクトップへのバックアップデータの保存はできません。保存先として他のフォルダをご利用ください。
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40 |
Azure利用時の認証Webサービスの「環境設定」の「データベースの指定」について |
Q.Azure利用時の認証Webサービスの「環境設定」の「データベースの指定」はどれを選択すればよいですか?
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2021/12/02 |
A. はい、Azure上での認証レスキュー!2でのデータベースの指定は次の2つのパターンがあります。
1つ目は、Azure のWeb アプリ に配置したWeb サービスを利用する場合です。
この場合は、「任意接続文字列(Azureなど)」に「接続文字列」を設定します。
2つ目は、Azure の仮想マシン(Windows Server 2019 など)を利用する場合です。
この場合は、「NR2規定」を指定します。
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39 |
Webサービスの基本認証について |
Q.Webサービスの「基本認証」について教えてください。
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2021/12/01 |
A.
匿名でアクセスできるWebサイトに対し、特定のアカウント(ユーザ名とパスワード)しかアクセスできないようにする場合に利用できる機能の一つです。
認証レスキュー!のWebサーバーで基本認証を使用する場合は「認証管理システム」の「環境設定」で「基本認証を使用する」にチェックを入れ、認証UIライブラリ(DLL)の基本認証の使用(WebServiceUseBasicAuthenticationプロパティ)にTrueを設定して、基本認証ユーザ名(WebServiceBasicAuthenticationUserNameプロパティ)と基本認証パスワード(WebServiceBasicAuthenticationPasswordプロパティ)を設定します。
基本認証は、Webサーバー(IIS)側で特定のアカウント(ユーザ名とパスワード)でアクセスできるフォルダにこのWebサービスが配置してある場合に使用できるセキュリティ設定です。
Webサーバーで基本認証を使用する一般的な手順は次の通りです。
1.サーバーPC上でユーザの作成を行う。
この際のユーザ名とパスワードがそのまま基本認証に使われます。
2.基本認証を使用するフォルダのセキュリティ設定を行う。
フォルダのプロパティを開き、セキュリティタブで上記1のユーザ名を追加し、「読み取り」権限を付与します。
3.IISでのセキュリティ設定
IISで該当フォルダに対し「認証」の設定で「匿名認証」を無効にして「基本認証」を有効にします。
なお、Webサーバーでの基本認証のさらに詳細な情報につきましてはマイクロソフト社の関連ドキュメントなどをご覧ください。
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38 |
WebサービスのURLに設定する内容 |
Q.認証管理システムの環境設定の「Webサービス」の「URL」および認証UIライブラリ(DLL)で設定するWebサービスのURL(WebServiceURLプロパティ)に設定する内容を教えてください。
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2021/12/01 |
A. 次の3通りのパターンでご案内します。
[1] 自社Web サーバー(IIS)にアクセスする場合:
例えば、URLは
http://www.newtone.co.jp/Nr2WebService/Service.asmx
といったものになります。
この、「www.newtone.co.jp」部分が貴社のWebサイトになります。
[2] クラウドサービスMicrosoft Azure のWeb アプリ に配置したWeb サービスを利用する場合:
例えば、URLは
http://Newtonejp.azurewebsites.net/Service.asmx
といったものになります。
この、「http://Newtonejp.azurewebsites.net」部分が、貴社のAzureポータルの「Webアプリ」の「基本」の「URL」に表示されているものとなります。
[3] クラウドサービスMicrosoft Azure の仮想マシンを利用する場合:
例えば、URLは
http://newtone-nr-2019-1.westus2.cloudapp.azure.com/Nr2WebService/Service.asmx
といったものになります。
この、「newtone-nr-2019-1.westus2.cloudapp.azure.com」部分が、貴社のAzureポータルの「仮想マシン」の「基本」の「DNS
名」に表示されているものとなります。
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37 |
Azure利用時にシステム標準時間を日本時間に設定する方法 |
Q.認証レスキュー!2をMicrosoft
Azureで利用する場合、Azureの仕様でシステム標準時刻はUTC(世界協定時)になってい
ますが、それを日本時間に設定する方法はありますか?
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2019/06/13 |
A. はい、次の方法でAzureのシステム標準時刻を日本時間に設定できます。
Azureのポータルサイトで設定するApp
Serviceを選択し、設定グループの「構成」を選択します。次に「アプリケーション設定」を選択して「新しいアプリケーション設定」を選択します。

「アプリケーション設定の追加/編集」画面で、次の内容で入力します。
名前:WEBSITE_TIME_ZONE
値:Tokyo Standard Time

「更新」ボタンを押します。
次のように設定されたのが確認できます。

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36 |
「IIS設定とWebサービスのインストール」の実行でエラー |
Q.
認証レスキュー!2の【「Webサーバー用PC」へのインストール】(略称:「Webインストーラ」)の「IIS設定とWebサービスのインストール」の実行で、次のようなエラーが表示されます。インストールを実行したPCのOSはWindows
10 Home (エディション)です。回避方法を教えてください。

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2018/10/10 |
A.
【「Webサーバー用PC」へのインストール】の「IIS設定とWebサービスのインストール」の実行で必要になるIISのWindows認証(IIS-WindowsAuthentication)を含むIISのセキュリティ機能は、Windows
10 Homeではサポートされていません。そのため、このエラーが表示されます。当該インストールは、Windows 10
Homeより上位のOSで実行してください。
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35 |
認証レスキュー!2と「ProtectKit3.5」との比較 |
Q.
認証レスキュー!2と別製品のアプリケーション プロテクトコンポーネント「ProtectKit3.5」との用途の違いを教えてください。
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2018/03/13 |
A. 両製品をその用途面から比較した「用途確認表」(PDF)を用意いたしました。
次のURLよりご覧ください。
http://www.newtone.co.jp/nr/nr2/manual/NR2_ProtectKit_youtokakunin.pdf
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34 |
Microsoft AzureのSQL Databaseを利用する場合のタイプの選択肢 |
Q.
認証レスキュー!2でMicrosoft AzureのSQL Databaseを利用する場合にラインナップのどのタイプを選べばよいですか?
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2018/02/20 |
A. 認証レスキュー!2でMicrosoft AzureのSQL Databaseを利用する場合、マイクロソフト社の「SQL Database
の価格」のページ
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/sql-database/
の「以下の単位で価格を表示」で「月」を選択して、「Single
database」タブを選択して、「価格の詳細」の表中で「Standard」の「S0」の次のスペックなら十分です。
+++++++++++++++++
DTU:10
付属ストレージおよび最大ストレージ容量:250 GB
DTU と付属ストレージの料金:最大\1,648/月
+++++++++++++++++
認証レスキュー!2で使用するデータベースの主な3つのテーブルについて単純計算で次の通り、例として試算いたしましたので参考にされてください。
【条件1】
認証レスキュー!2の主なテーブルと使用する容量
[1] 認証キーテーブル
(1本出荷ごとに1レコード)
レコード長=116バイト
[2] 認証データテーブル
(1ライセンスごとに1レコード)
レコード長=610バイト
[3] 認証ログテーブル
(1ライセンスについて最小で2レコード)
レコード長=788バイト、1ライセンス当たり平均5レコード使用するとして
【条件2】
AzureのSQL Databaseで認証レスキュー!2用に「100GB」の容量を使用する
【例1】
製品のライセンスがすべて1ライセンス(シングルライセンス)の場合
1本当たり、(116バイト×1本)+(610バイト×1ライセンス)+(788バイト×1ライセンス×5ログ)=約5KBで
100GB/5KB=約2000万本、2000万本×1ライセンス=2000万ライセンス
となり、この例の場合、製品出荷本数が2000万本、ライセンス数も2000万ライセンスが格納できる計算となります。
【例2】
製品のライセンス体系として1ライセンスの他に5ライセンス、50ライセンスなどのマルチライセンスがあると仮定した場合で、平均で20ライセンスとした場合
1本当たり、(116バイト×1本)+(610バイト×20ライセンス)+(788バイト×20ライセンス×5ログ)=約91KBで
100GB/91KB=109万本、109万本×20ライセンス=2180万ライセンス
となり、この例の場合、製品出荷本数が109万本、ライセンス数が2180万ライセンス格納できる計算となります。
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33 |
認証レスキュー!2運用中のWebサービス環境設定データ(WebServEnv.wai)の保存フォルダを確認する方法 |
Q.
認証レスキュー!2運用中のWebサービス環境設定データ(WebServEnv.wai)の保存フォルダを確認する方法を教えてください。
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2017/09/28 |
A. Web環境設定の「登録」を実行すると、接続情報やNR登録ライセンス情報などが「WebServEnv.wai」ファイルに保存されます。
運用中の「WebServEnv.wai」ファイルの保存フォルダを確認する手順は次の通りです。
・IIS(インターネット インフォメーション サービス)マネージャを起動します。
IISマネージャをコマンドで起動する場合は、スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」で「InetMgr.exe」を入力して「OK」ボタンを押します。
・IISマネージャが起動します。
・左の「接続」を展開していき、デフォルトですと、「サイト」の下の「Default Web Site」に「NR2WebService」があります。
・「NR2WebService」上で右クリックして表示されるコンテキストメニューから「エクスプローラー」を選択します。表示されたエクスプローラーに、そのフォルダの実際の位置が表示されます。「NR2WebService」フォルダ内に「WebServEnv.wai」があります。
なお、Web環境設定の「登録」を実行して行う「WebServEnv.wai」の保存処理は、前回保存したパスを記憶しています。この保存先に貴社の正しいパスを設定しておくことで、次回の保存時はそのフォルダへの上書き保存が初期値として表示されます。
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32 |
認証レスキュー!2をMicrosoft Azure(クラウド)上で運用している場合のWebサービスとデータベースのバージョンアップの方法 |
Q. 認証レスキュー!2をMicrosoft Azure(クラウド)上で運用している場合のWebサービスとデータベースのバージョンアップの方法を教えてください。
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2016/12/09 |
A. Microsoft Azure上でに認証レスキュー!2のWebサービスとデータベースを既に運用されている場合の更新方法は次の通りです。
【手順1】(「Web サーバー用PC」のインストール)
[1] 仮のサーバーPC、またはローカルPCに認証レスキュー!2の新しいバージョンの「Web サーバー用PC」のインストールを行います。
新しいバージョンをインストールしたPCのIIS のサイトに「NR2WebService」仮想サイトがインストールされます。
【手順2】(Webサービスの更新)
[1] エクスプローラで上記のIISのサイトの実態フォルダ(例:C:\inetpub\wwwroot\NR2WebService
など)内のすべてのファイルとフォルダとをFTP などを利用してMicrosoft Azure の「Web アプリ (旧Web
サイト)」のルート(例:xxxxxxx/site/wwwroot/)に配置(上書きコピー)します。
ただし、これらのファイルの中でWebサービスの動作に必要な情報が記録されている「WebServEnv.wai」はコピーの対象から外します。インストーラによりインストールされたWebServEnv.waiファイルを上書きせず、Microsoft
Azure上の現行の貴社のWebServEnv.waiファイルをそのまま利用します。
Microsoft Azureへの配置に関しましては、NR2ユーザーズガイド(NR2ユーザーズガイド.pdf)の「●Web
サービスとデータベースをMicrosoft Azure で利用する方法」の「4.Microsoft Azure の「Web
アプリ」に認証レスキュー!のWeb サービスを配置する」をご参照ください。
【手順3】(データベースの更新)
[1] Microsoft Azure上のデータベースを更新する前に、バックアップ(エクスポート)することをお勧めいたします。
(例)
SQL Server 2012のManagement StudioでMicrosoft
Azure上のデータベースに接続してデータベースを選択後、右クリックのコンテキストメニューより「タスク」→「データ層アプリケーションのエクスポート」を実行
[2] Microsoft Azure上の現行の貴社のWebServEnv.waiファイルをFTP
などを利用して新しいバージョンをインストールしたPCのIIS のサイト(例:C:\inetpub\wwwroot\NR2WebService
など)にコピーします。WebServEnv.waiファイルにはAzureへの接続文字列なども格納されていますので必ず新しいバージョンをインストールしたPCのIIS
のサイトへコピーしてください。
[3] 新しいバージョンをインストールしたPCのデスクトップ上の「認証レスキュー! Web
環境設定」ショートカットで環境設定(認証Webサービス)「WebAdmin.exe」を起動します。
この起動時、データベースが古い形式の場合は自動的に「データベース更新の確認」ダイアログが表示されます。「今すぐ、更新しますか」といったメッセージが表示されますので「今すぐ実行する」ボタンを選択しデータベースを更新します。
なお、既存のデータはそのまま引き継がれます。
環境設定の画面の「終了」ボタンを選択して環境設定を終了します。
以上で、Webサービスとデータベースの新しいバージョンへの更新作業は終了です。
【ご注意】
上記のWebサービスとデータベース以外の「認証管理システム」や「認証UIライブラリ(DLL)」も最新版をインストールし、更新してください。「認証UIライブラリ(DLL)」は、エンドユーザに配布する必要がありますが、エンドユーザが古いバージョンのDLLを使用していて、Webサービスが新しいバージョンの場合でも互換を保ち動作いたしますが、適時更新してください。
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31 |
「何らかの理由でサーバーに接続できませんでした。」というメッセージが表示される |
Q.
「何らかの理由でサーバーに接続できませんでした。」といったメッセージに続き次のようなメッセージが表示されます。
************
SQL Server
への接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しました。サーバーが見つからないかアクセスできません。インスタンス名が正しいこと、および
SQL Server がリモート接続を許可するように構成されていることを確認してください。 (provider: SQL Network
Interfaces,error: 26 - 指定されたサーバーまたはインスタンスの位置を特定しているときにエラーが発生しました)
************
解決方法を教えてください。
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2016/09/07 |
A. はい、この場合SQL
Serverのサービスが動作していないことが考えられます。
「SQL Server構成マネージャー」でSQL Serverの認証レスキュー!用のサービス「SQL
Server(NEWTONE)」が動作しているかを確認してください。
「SQL Server構成マネージャー」(「SQL Server Configuration
Manager)を起動します。次のような画面が表示されます。

上図中の「SQL Server のサービス」の「SQL
Server(NEWTONE)」の状態が「実行中」でなく「停止」になっている場合は先のエラーが表示されます。
この場合、「SQL Server(NEWTONE)」の状態で「開始」を選択して「実行中」の状態します。
また、当サービスの開始モードが「自動」になっているにもかかわらず、PC起動後に状態が「停止」のままとなってしまう場合は、OSに対してPCの能力が非力であるようなケースで、起動直後のサービス開始のための時間がかかりタイムアウトになってしまっていることが考えられます。
その場合は、そのタイムアウトの値を増やすことで、起動時に正常にサービスを開始することができます。
タイムアウトの値を増やす方法などは次のマイクロソフト社のWebページをご覧ください。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/922918
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30 |
「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」実行中にSQL Server 2012のセットアップエラーが表示される |
Q.
「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」実行中にSQL Server 2012のセットアップエラーが表示されます。解決方法を教えてください。
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2016/09/06 |
A. はい、そのエラーが次図のような流れであれば、「.NET
Framework 3.5」のインストールが必要です。

↓

↓

SQL Server 2012は「.NET
Framework 3.5」を利用しますが、インストール先のOSの種類や状態によって「.NET Framework
3.5」がインストール(または有効化)されていない場合があります。
◆「.NET Framework 3.5」のインストール指定例(Windows Server 2016)

◆マイクロソフト社の「Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 への .NET Framework 3.5
のインストール」に関するWebページは次を参照してください。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh506443(v=vs.110).aspx
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29 |
認証UIライブラリを利用した付属のVisual C++用のサンプルプロジェクトを「x64」で実行するとエラー |
Q. 認証レスキュー!2 の認証UIライブラリを利用した付属のVisual
C++用のサンプルプロジェクトのプラットフォームを「x64」に設定して、実行すると次のようなエラーが表示されます。解決方法を教えてください。

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2016/07/28 |
A. はい、このエラーはVisual
C++用のDLLがPCに登録されていない場合に表示されます。
SampleProject\VC++2010フォルダにある「【認証UIライブラリ(DLL)をVC++から利用する方法】.txt」
および、当ページのQNo.28の記述について、その登録の方法などで一部、64bitOS上で64bit(Win64,x64)EXEの実行を登録・解除する場合の記載漏れがございました。
以下に同ドキュメントの当該部分の正しい内容を示します。
■手順1:DLLの登録
次の通りコマンドプロンプトなどでDLLの登録(解除)を行います。
<DllPath>は、上記のフォルダパスを示します。
-------------
DLLの登録
-------------
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework(またはFramework64)\v4.0.30319\regasm.exe
"<DllPath>NewtoneNRvcpp.dll" /tlb:"<DllPath>NewtoneNRvcpp.tlb" /codebase
/nologo
(例:)<32bitOSの場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe
"C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /codebase
/nologo
(例:)<64bitOS上で32bit(Win32,x86)EXEを実行する場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe
"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /codebase
/nologo
(例:)<64bitOS上で64bit(Win64,x64)EXEを実行する場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\regasm.exe
"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /codebase
/nologo
また、登録したDLLを解除する場合は次の通りです。
-------------
DLLの解除
-------------
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework(またはFramework64)\v4.0.30319\regasm.exe
"<DllPath>NewtoneNRvcpp.dll" /tlb:"<DllPath>NewtoneNRvcpp.tlb" /u
/nologo
(例:)<32bitOSの場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe
"C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /u
/nologo
(例:)<64bitOS上で32bit(Win32,x86)EXEの実行を解除する場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe
"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /u
/nologo
(例:)<64bitOS上で64bit(Win64,x64)EXEの実行を解除する場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\regasm.exe
"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /u
/nologo
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28 |
認証UIライブラリを利用した付属のVisual C++用のサンプルプロジェクトを実行するとエラー |
Q. 認証レスキュー!2 の認証UIライブラリを利用した付属のVisual
C++用のサンプルプロジェクトを実行すると次のようなエラーが表示されます。解決方法を教えてください。

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2015/07/30 |
A. はい、このエラーはVisual
C++用のDLLがPCに登録されていない場合に表示されます。
SampleProject\VC++2010フォルダにある「【認証UIライブラリ(DLL)をVC++から利用する方法】.txt」にその登録の方法などが記載されていますのでご覧ください。
以下に同ドキュメントから抜粋した登録と解除の方法を示します。
■DLLの登録
次の通りコマンドプロンプトなどでDLLの登録(解除)を行います。
<DllPath>は、上記のフォルダパスを示します。
-------------
DLLの登録
-------------
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe
"<DllPath>NewtoneNRvcpp.dll" /tlb:"<DllPath>NewtoneNRvcpp.tlb" /codebase
/nologo
(例:)<32bitOSの場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe "C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /codebase
/nologo
(例:)<64bitOSの場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe "C:\Program
Files (x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /codebase
/nologo
また、登録したDLLを解除する場合は次の通りです。
-------------
DLLの解除
-------------
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe
"<DllPath>NewtoneNRvcpp.dll" /tlb:"<DllPath>NewtoneNRvcpp.tlb" /u
/nologo
(例:)<32bitOSの場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe "C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program
Files\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /u
/nologo
(例:)<64bitOSの場合>
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\regasm.exe "C:\Program
Files (x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.dll"
/tlb:"C:\Program Files
(x86)\Newtone\NR2\NR2DLL\NRDLL\Framework4.0\NewtoneNRvcpp.tlb" /u
/nologo
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27 |
認証UIライブラリを利用した.NETアプリケーションでは必ず管理者権限を要求するように設定するのか |
Q. 認証レスキュー!2
の認証UIライブラリの.NET用サンプルプロジェクトのapp.manifestファイルを見ますと、プログラムの側で管理者権限を要求するように記述されていました。したがって、このプロジェクトをリビルドしてVisualStudioの外で起動すると
、PCの環境によっては管理者権限の確認ダイアログが表示される場合があります。認証レスキュー!2の認証UIライブラリを利用したアプリケーションではこのように必ず管理者権限を要求するように設定しなければならないのでしょうか?
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2015/05/28 |
A. はい、.NET用サンプルプロジェクトにおっしゃる通りの設定をしています。これは、OSのUAC(ユーザー
アカウント制御)が有効になっていて、かつ管理者権限でプログラム(EXE)を実行しないと、たとえばレジストリなどの書込みを拒否され認証するPCに情報が書き込まれない状態になることをあらかじめ防ぐことが目的です。
<.NET Framework 対応アプリケーションの起動の際に管理者に昇格させる>
管理者権限でアプリケーションを実行させるためには、app.manifest 内の requestedPrivileges の
requestedExecutionLevel の level
を「asInvoker」から「requireAdministrator」に変更します。
app.manifest内のコード
・・・・・・
<requestedPrivileges xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v3">
<!-- UAC マニフェスト オプション
Windows のユーザー アカウント制御のレベルを変更するには、
requestedExecutionLevel ノードを以下のいずれかで置換します。
<requestedExecutionLevel level="asInvoker" uiAccess="false"
/>
<requestedExecutionLevel level="requireAdministrator"
uiAccess="false" />
<requestedExecutionLevel level="highestAvailable"
uiAccess="false" />
・・・・・・
-->
上記コメント直後の次の行
<requestedExecutionLevel
level="asInvoker" uiAccess="false" />
を
<requestedExecutionLevel
level="requireAdministrator" uiAccess="false" />
に変更します
</requestedPrivileges>
・・・・・・
これはWindows 7までは、UAC(ユーザー
アカウント制御)が有効になっていなければ問題がありませんし、貴社のエンドユーザ様にUAC(ユーザー
アカウント制御)のレベルを下げてもらうことで回避できたのでしたが、Windows 8またはWindows
8.1からはUACのレベルを最下位レベルにしても、Windows
7とは挙動が異なり、管理者権限が完全に解除されるわけではなくなりました。その場合は、エンドユーザがその都度、貴社のアプリケーションを「管理者として実行」を指定する方法となります。
そこで、アプリケーションが動作する時に(管理者権限で実行されていない場合は)強制的に確認ダイアログを表示し管理者権限で実行するように設定しています。
つきましては、貴社で認証レスキュー!2を使用して作成されエンドユーザ様に配布されるアプリケーションも同様に前述の<.NET Framework
対応アプリケーションの起動の際に管理者に昇格させる>を設定されることを強く推奨いたします。
なお、UAC(ユーザー
アカウント制御)を変更してアプリケーションの動作を確認していただく場合は、UACの変更後、OSからのメッセージの通り必ずPCを再起動してください。再起動せずに動作確認をしてもUACの状態は正しく反映されません。
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26 |
「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」実行中に「'NR2.mdf'は既に存在するので作成できません。」というエラーが表示される |
Q.
「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」実行中に「'NR2.mdf'は既に存在するので作成できません。」というエラーが表示される場合があります。回避策を教えてください。

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2015/04/02 |
A. この現象は、古いデータベースファイルを削除することで解決する場合がありますのでお試しください。
■手順
上記メッセージ内の「NR2.mdf」のパス(例:C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL
Server\MSSQL11.NEWTONE\MSSQL\DATA)にある次のファイルを削除してください。(存在しないファイルは削除不要です。)
・NR2.mdf
・NR2_log.ldf
・NR2SAMPLE.mdf
・NR2SAMPLE_log.ldf
その後、再度「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」を実行する。

完了メッセージが表示される。

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25 |
「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」実行中に「指定されたファイルが見つかりません。」というエラーが表示される |
Q.
「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」実行中に「指定されたファイルが見つかりません。」というエラーが表示される場合があります。回避策を教えてください。

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2015/04/02 |
A. この現象は、SQL Server 2012の「修復」を行うことで解決する場合がありますのでお試しください。
■手順(以下はOSがWindows Server 2012R2の場合の例)
「プログラムと機能」で「Microsoft SQL Server
2012」を右クリックしてコンテキストメニューで「アンインストールと変更」を選択する。

「SQL Server 2012」ダイアログで「修復」を選択する。

「フォルダーの参照」ダイアログで、認証レスキュー!2のインストーラ(NR2InstallMenu.exe)が入ったセットアップフォルダの「SetupNR2Web」
フォルダ内の「SQLExpress2012+tools」フォルダを指定する。

「SQL Server 2012 の修復」の「インスタンスの選択」ダイアログで「修復する SQL Server
のインスタンスを指定してください」には「NEWTONE」を指定して「次へ」を選択する。

処理が完了すると完了画面が表示される。

その後、再度「認証レスキュー!2Webインストーラ」で「データベースのインストール」を実行する。

完了メッセージが表示される。

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24 |
認証UIライブラリ(DLL)のメソッドの戻り値が-1:エラー(未設定や範囲を超えているプロパティがある)で返ってくる |
Q.
認証UIライブラリ(DLL)の「認証状態確認」機能ActivateStatusCheckメソッドの戻り値が-1:エラー(未設定や範囲を超えているプロパティがある)で返ってきます。原因を教えてください。
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2014/11/20
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A. はい、本来設定が必須であるプロパティに値がセットされていない場合やセットした値が無効な場合などに(-1)が返ります。
たとえば、「猶予(試用)期間の名称」用のTrialPeriodNameプロパティに(猶予
・試用期間機能を使用しないということで未設定にして結果として)空文字列を設定した場合や電話で認証時の電話番号用のTelephoneNumberプロパティに(電話対応機能を使用しないということで未設定にして結果として)空文字列を設定した場合などにこの戻り値(-1)が返ります。
DLLのプロパティは機能の使用有無に関係なくDLLの起動時にそれらの値をチェックするようになっていて、上記のような空文字列などの場合その機能の利用時に問題が発生することをあらかじめ防止する目的で戻り値(-1)が返ります。
以上を考慮いただき、すべての各プロパティの設定部分のコードをご確認ください。
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23 |
認証UIライブラリ(DLL)の暗号化時のパスワードの文字数 |
Q.
認証UIライブラリ(DLL)の暗号化時のパスワードEncryptionPasswordプロパティの文字数を教えてください。
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2014/11/20 |
A. 暗号化時のパスワードは、空文字列は不可で文字数は1〜65535文字ですが、8文字から15文字程度が妥当と思われます。
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22 |
アプリケーションのインストーラに連動するライセンス認証の登録・解除 |
Q.
認証済の状態で、アプリケーションをアンインストールすると、自動的に認証解除される機能はあるのでしょうか?無い場合、エンドユーザーが解除の処理をアンインストール
する前に実施することになるのでしょうか?解除せずに、アンインストールしてしまった場合、どうのようになるのでしょうか?(別のPCへインストールし直すことを想定した場合)
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2014/10/08
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A.
ライセンスの認証解除をせずに貴社のアプリケーションをアンインストールしてしまった場合は、再度、貴社のアプリケーションをインストールしてライセンスの認証解除を済ませた後、アンインストールしていただく、ということになります。
また、前述のインストールやアンインストール時にライセンスの登録・解除を行えるようにした場合に対し、この(エンドユーザ様の意思でライセンスの登録・解除を行う)場合は、貴社アプリケーションのインストールやアンインストールにかかわらずPC内に認証情報が保持できるため、マイナーバージョンアップや修正などでの貴社アプリケーションの入れ替え時にエンドユーザ様が既に登録済みのライセンスを意識することがなくなる、といったメリットがございます。
【参考】----「認証登録解除を貴社アプリケーションのインストーラと連携する場合の例」
貴社のアプリケーションとは別に認証UIライブラリ(DLL)を利用して、認証の登録・解除を行うアプリケーション(以降"ライセンスマネージャ"と呼びます)を貴社で作成され、それをアンインストール時に呼び出すように
インストーラに設定することでアンインストール時の一連の流れとして、エンドユーザが操作できます。
また、例えば貴社のアプリケーションの「ヘルプ」メニューからこのライセンスマネージャを呼び出すコードを記述することで、エンドユーザ様からは、貴社アプリケーションとライセンスマネージャの間でシームレスな操作も可能となります。また、このライセンスマネージャをインストール時に呼び出せばインストールと同時にライセンスの認証登録も可能となります。
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21 |
Windows Azure環境でのNRライセンス数の追加 |
Q. Windows Azure(クラウド)環境の場合、NRライセンス数を追加する場合の手順はどうなりますか?
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2014/10/08
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A. はい、ユーザーズガイドの「NR登録ライセンスの管理」に次の記述がございますので、ご覧ください。
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マイクロソフト社のクラウドサービスWindows Azure の「Web サイト」にWeb サービスを配置する
場合は、このWeb サービス環境設定データ(WebServEnv.wai)ファイルもWeb サービスと同じフォ
ルダにコピーする必要があります。この後の「NR 登録ライセンスの管理」でライセンスを登録した
場合もWeb サービス環境設定データ(WebServEnv.wai)ファイルが更新されますが、更新されるた
びにWindows Azure の「Web サイト」に上書き配置(コピー)する必要があります。
Windows Azure の「Web サイト」への配置については詳しくは、後述の「Webサービスとデータベー
スをWindows Azure で利用する方法」をご覧ください。
---------------------------------------------------
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20 |
エンドユーザのPCの復元時のライセンス |
Q.
1度クラッシュしたPCを別PCに復元(レジストリも復元)した場合、特に解除・認証処理をせず、既に認証済みのライセンスはそのまま使用できますか?
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2014/10/08
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A.
はい、別PCに復元した場合で、貴社のアプリケーション内で認証UIライブラリ(DLL)のMACアドレスやCPU情報を認証情報として利用されている場合はたとえばPCにより、MACアドレスが異なりますから認証時のハードウェア情報と異なる、といった内容のエラーが返り、ライセンスは認証済みとなりません。また、同一PCに復元した場合は、ネットワークカード(NIC)やCPUなどに変更がなければ認証済みのライセンスが有効になると思われます。
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19 |
「プラス許可数」について |
Q.
認証キーテーブルにあります、「プラス許可数」はPCがクラッシュした際などライセンス解除できない場合に使用するとのことですが、もし、プラス許可数でライセンスが+1されたあと、できなかったライセンスが解除できたり、イメージバックアップで復元したりした場合、ライセンスの扱いはどうなるのでしょうか?既にある1ライセンス+プラス許可数1ライセンス=2ライセンス使用できるという考えでしょうか?
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2014/10/08
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A.
はい、この場合、貴社のエンドユーザ様が貴社に虚偽の申請をされたかどうかにかかわらず、貴社のオペレータ様がクラッシュの対応を行うことで、貴社の言われるとおり「2ライセンス使用できる」ということになります。エンドユーザ様からPCのクラッシュとの申請があった場合の対応は、貴社に委ねられます。
なお、その場合、貴社の製品が複数(マルチ)ライセンスではなく、単一(シングル)ライセンスの場合に限れば、クラッシュ対応処理を行わないで「認証管理システム」の「認証キー削除」処理でそのプロダクトIDとシリアルNo.の認証キーを削除して再度、同一のプロダクトIDとシリアルNo.で「認証キー作成」を行うことでプラス許可数を増やすことなく、1ライセンス分だけの新たな登録分を作成できます。
ただし、認証UIライブラリ(DLL)の「認証状態オンライン確認」機能(ActivateStatusCheckOnlineメソッド)を、貴社のアプリケーションにご利用いただき認証情報を起動時など必要に応じてオンラインでデータベースと照合していただく必要がございます。
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18 |
データベースのWindows Azureへのバックアップ |
Q. 現状の認証レスキュー!2でインストールされるSQL Serverは2012 Express
Editionのためメンテナンスプランがなく定期的なジョブをSQL Server側で実行することができません。Azure
BLOB ストレージサービス上に SQL Serverのバックアップを世代管理して保持したいのですが、環境設定(認証Webサービス)
のデータベースのバックアップで可能でしょうか?
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2014/10/08
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A. 標準のSQL Server 2012 の場合、Transact-SQLのBACKUP
DATABASEコマンドでバックアップ先にWindows Azure BLOB ストレージ のようなURLが指定できませんが、SQL
Server 2012 SP1 用の CU(Cumulative Update)2まで更新するとBACKUP DATABASEコマンドでTO
URLの指定が可能となります。(SQL Server 2012 SP1 用の CU2に付きましては後述をご覧ください。)
実際に弊社で、SQL Server Management Studio でクエリを作成し、Windows Azure BLOB
ストレージに対し、NR2SAMPLEデータベースのバックアップを行って、コンテナ上にバックアップファイルが作成されることをAzure
Storage Explorerで確認いたしました。しかし、現行の認証レスキュー!2のデータベースのバックアップ機能はこのBACKUP
DATABASEコマンドを利用していますが、TO DISK固定での指定となっております。そのため、貴社の環境をSQL Server 2012
SP1 用の CU2に更新してもTO URL引数は利用できません。また、実際には SQL Server
資格情報の作成も必要でその際にIDENTITY(ストレージ アカウント名)、SECRET(プライマリまたはセカンダリアクセス
キー)などの引数も必要になります。
なお、SQL Server Expressにはエージェント(SQL Server
Agent)が無くても認証レスキュー!2では、Windowsの「タスク
スケジューラ」を利用していますのでバックアップのスケジュール化自体は問題ないと思われます。
本件に関しましては、認証レスキュー!2の今後のリリースの項目として検討してまいりたいと存じますが、現時点ではそのリリース時期は未定でございます。
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17 |
製品のプロジェクトソースファイルでの提供 |
Q.
前製品「認証レスキュー!」では製品版はプロジェクトソースファイルでの提供でしたが、「認証レスキュー!2」ではどのような対応になっているのでしょうか?
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2014/10/08
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A.
認証レスキュー!2は前製品の認証レスキュー!とは異なりましてソースファイルでのご提供はございません。各インストーラ、アプリケーション(EXE)、Webサービス、DLLとサンプルプロジェクトなどでのご提供となっております。
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16 |
「認証状態オンライン確認」メソッドのプロキシ設定 |
Q. 「認証状態オンライン確認」メソッドには、プロキシ設定はないのでしょうか。
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2014/10/08
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A.
はい、認証状態オンライン確認メソッドの処理では、最初の接続で成功した場合はダイアログが表示されませんが接続に失敗すると、ご指摘のプロキシサーバーの設定に関する項目を含む接続再確認ダイアログが表示されます。
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15 |
購入後のバージョンアップの対応 |
Q. 購入後のバージョンアップの対応は有償になるのでしょうか?
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2014/10/08
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A.
はい、現行の製品名が「認証レスキュー!2」の間は、ご購入いただきました登録ユーザ様は無償で新しい(インストーラなどの)モジュールを弊社Webサイトよりダウンロードできます。たとえば、将来後継製品「認証レスキュー!3」がリリースされた場合は別製品となり有償となりますが、通常であればユーザ様に優待販売でのご案内を差し上げます。
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14 |
同一PCでのインストールし直しと試用期間の関係 |
Q. 試用期間機能で、1台のPCでアンインストールしてインストールし直すと試用期間はどうなるのでしょうか?
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2014/10/08
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A.
はい、その場合でも試用期間はクリアされないように考慮されています。たとえば、アンインストールして、インストールし直してもに残日数は変わりません。
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13 |
エンドユーザPCのクラッシュなど |
Q. エンドユーザーが認証登録したPCが壊れたり、紛失したりした場合にユーザー側で認証解除する方法はあるのでしょうか?
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2014/10/08
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A.
その場合は、エンドユーザに貴社へ電話で連絡してもらい、貴社のオペレータによって認証管理システムの「電話認証解除の対応」処理の中の「クラッシュ」処理を行うことで認証解除ができます。詳しくは、ユーザーズガイド「電話認証解除の対応」に「クラッシュ(ユーザのPC
が動作不能になった場合)」という説明がございますのでそちらをご覧ください。
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12 |
強制的に未認証の状態に戻す |
Q.
アプリケーション側で認証登録を行い、認証済みのキーを認証管理システム側で削除してしまったら、アプリケーション側で認証解除などできない状態になってしまったのですが、未認証の状態に戻すことはできるのでしょうか?
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2014/10/08
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A. はい、その場合は「電話で認証解除」処理を行うことでエンドユーザ側のPCを認証解除の状態にすることができます。具体的には次の手順です。
エンドユーザ側:
「電話で認証解除」処理を行います。
貴社側:
エンドユーザ側からの「電話で認証解除」依頼を受け、認証管理システムの「電話認証解除の対応」処理を行います。その際、最後の「解除」ボタンは押しません。「解除」ボタンを押しても「該当がない」、といったメッセージが表示されます。
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11 |
NR登録ライセンスについて(複数のサーバPC) |
Q.
複数のサーバーに認証レスキュー!2のWebサービスをインストールした場合、それぞれの登録ライセンスファイルはそのまま使用できるのでしょうか?できない場合、追加購入ライセンスを別PCに使用できるのでしょうか?たとえば、次のような場合です。
A_PCに500台ライセンス(基本パック)
B_PCに上記同一500台ライセンス(基本)
または、
A_PCに500台ライセンス(基本パック)
B_PCに1000台ライセンス(追加購入)
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2014/10/08
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A.
はい、後者になります。複数のサーバPCそれぞれのデータベースが動作する場合は、各サーバPCのデータベース毎に異なるNR登録ライセンスが必要になります。
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10 |
WindowsXPへの対応に関して |
Q. 認証レスキュー!2はWindowsXPでは動作しないのでしょうか?
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2014/10/08
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A.
はい、これは貴社で認証レスキュー!2をご利用いただく際のOSの制限ですが、貴社のエンドユーザ様が利用されるOSにつきましては貴社のソフトウェアパッケージが対応される範囲となります。
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9 |
Windows Azure 対応について(WebロールとWorkerロールのインスタンスの選択) |
Q. WebサービスをWindows
Azureでの利用を考えています。WebロールとWorkerロールのインスタンスが数種類(XS,S,M,L,XL,A5,A6,A7,A8,A9)ありますが、推奨されるインスタンスを教えてください。
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2014/10/08
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A.
はい、貴社の想定される単位時間当たりのエンドユーザ様の認証ライセンス数によるアクセス頻度にもよりますが、そう極端に多くなく認証レスキュー!2だけでご利用で、SQL
ServerをWebサイトで利用するのであれば、ExtraSmallの上のSmallがサイズ的に適していると思われます。弊社としましてもSmall(S)を推奨いたします。
なお、Azureには稼働開始後のリサイジングやオートスケールなどで後でもサイズを拡張できる機能もございます。
また、Azure
の仮想マシンではなく、弊社がユーザーズガイド等で紹介しております、AzureのWebサイト+SQLデータベースという組み合わせでの運用形態も適しているのではないかと思われます。
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8 |
Windows Azure 対応について(Azureサーバー側に求めるスペック) |
Q. マイクロソフト社クラウド Windows Azure 対応でAzureサーバー側に求めるスペックはありますか?Windows
Azureを利用した場合のAzure側に求める推奨構成などがあれば教えてください。
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2014/10/08
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A. Windows Azure の「Web
サイト」ではなく、「仮想マシン」などでお考えでしょうか。特に指定はございません。認証レスキュー!2のシステムでは、必要に応じ接続する形となり、その際のデータには動画などの重いバイナリデータなどは含まれませんので、高スペックな環境は必要はないと思われます。
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7 |
Windows Azure 対応について(クラウドサーバーに置き換え) |
Q. マイクロソフト社クラウド Windows Azure
対応で「Webサーバー用PC」と「認証業務用社内PC」の2台をAzureのクラウドサーバーに置き換えることが可能ということでよろしいでしょうか?
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2014/10/08
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A. はい、ユーザーズガイドにWindows Azureでの運用方法が記載してありますが、そこでは、Windows Azure の「Web
サイト」機能と「SQL データベース」機能を利用する場合の例があります。この場合、「Webサーバー用PC」のみをWindows
Azureで使用するといった形式になります。「認証業務用社内PC」ももちろんWindows
Azureで使用できますがその例は記載されていません。貴社でWindows
Azureがご利用可能であれば、認証レスキュー!2の体験版でご確認いただくことができます。
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6 |
フローティングライセンスの対応について |
Q.
たとえば、「1社で50ライセンス導入」や「インストールは無制限で同時起動数が50台まで」といったフローティングによるライセンス認証は可能でしょうか?
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2014/10/08
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A.
「1社で50ライセンス導入」そのものは、「認証キー作成」処理でライセンス数項目に50を設定することで可能ですが、「同時起動数が50台」をリアルタイムにチェックできる機能はございません。
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5 |
PC買い替え等によるライセンス移動 |
Q. エンドユーザのPC買い替え等によるライセンス移動が可能でしょうか?
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2014/10/08
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A. はい、できます。エンドユーザが移行前のPCで認証解除を行った後、別PCにて認証登録を行うことでPC間のライセンス移行が可能です。
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4 |
1ライセンスでの複数台インストールについて |
Q. 「1ライセンスで3台までPCにインストール可能」といったことは可能でしょうか?
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2014/10/08
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A.
はい、できます。具体的には、認証レスキュー!2の「認証管理システム」の「認証キー作成」処理で「ライセンス数」項目に1ではなく3を指定します。
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3 |
体験版(期間限定)の対応について |
Q. 弊社製品にて「1ヶ月間の体験版配布」などを行いたいのですが可能でしょうか?
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2014/10/08
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A.
はい、できます。認証レスキュー!2には貴社がエンドユーザ様に対して任意に設定できる「猶予(試用)日数」がございます。具体的には、貴社のアプリケーション内で認証レスキュー!2の「認証UIライブラリ」(DLL)を使用する際に、TrialPeriodプロパティに試用日数を設定します。0
日(試用日数を設定しない)、設定可能範囲:1〜365で設定できます。ユーザーズガイドの「認証UIライブラリ」(DLL)のTrialPeriodプロパティの説明をご覧ください。
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2
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IISのサイト「NR2WebService」のアプリケーションプールをDeafultAppPoolに変更したら「認証管理システム」で「'text/xml'が必要です。」が表示される
また、IISサイトのフォルダがアプリケーションに変換されていないため「'text/xml'が必要です。」が表示される
また、WebサービスのURLが正しくない場合に、「'text/xml'が必要です。」が表示される
また、IISの「認証」の設定により、「'text/xml'が必要です。」が表示される
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Q. 「Web サーバー用PC」へのインストール時、またはインストール後にアプリケーションプールを「DeafultAppPool」に変更したら、認証業務用社内PCの「認証管理システム」を実行すると次のメッセージが表示されました。
「クライアントは'text/html'の応答のコンテンツタイプを見つけましたが、'text/xml'が必要です。」。
回避方法を教えてください。
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2014/07/25
2015/04/28
2023/09/27
2023/10/18 |
A. はい、これは「Web
サーバー用PC」へのインストール時作成されるIISのサイト「NR2WebService」が利用するアプリケーションプールをDeafultAppPoolにされたということで、DeafultAppPoolの.Net
Frameworkバージョンが(おそらくデフォルトで)「V2.0」となっているのが原因かと思われます。
サイト「NR2WebService」のアプリケーションプールにDeafultAppPoolを利用されるのであれば、IISのアプリケーションプールのDeafultAppPoolの詳細設定で.Net
Frameworkバージョンを「V4.0」に、プロセスモデルのIDのビルトインアカウントを「NetworkService」にそれぞれ設定してお試しください。
なお、サイト「NR2WebService」が利用するアプリケーションプールを(認証レスキュー!2規定の)「NR2AppPool」に指定すれば、IISでのアプリケーションプールの詳細設定などは不要です。
また、アプリケーションプールの設定とは別に、IISのサイトでたとえば、Default
Web Siteの下の「NR2WebService」が(フォルダアイコンとして表示されている)フォルダのままでアプリケーションに変換されていない場合もそのようなメッセージが表示される可能性があります。
その場合は、IISのサイトのDefault Web
Site下の「NR2WebServer」を右クリックしてコンテキストメニューで「アプリケーションへの変換」を選択してください。「アプリケーションへの追加」ダイアログが表示されますが、その際の「アプリケーションプール」は「NR2AppPool」に設定して「OK」ボタンを押します。アプリケーションに変換されるとアイコンがアプリケーションのアイコンに変わります。
この「アプリケーションへの変換」の設定は通常、認証レスキュー!2の「IISとWebサービスのインストール」が、設定された仮想ディレクトリに対して自動的に行います。
また、WebサービスのURLが正しくないと、「'text/xml'が必要です。」が表示されることがあります。
例えば、「認証管理システム」の「Webサービス」の「URL」が間違っている場合など。
また、IISの「認証」で「ASP.NET偽装」が有効になっている場合も、「'text/xml'が必要です。」が表示されることがあります。
その場合は、無効に設定してください。
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1
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「認証管理システム」で「WebAdmin.exeによる登録が正常に行われていない」が表示される |
Q.
認証業務用社内PCの「認証管理システム」を実行すると「WebAdmin.exeによる登録が正常に行われていない」といったダイアログが表示されます。回避方法を教えてください。
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2014/07/25
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A. このメッセージは、このWeb サービス環境設定データ(WebServEnv.wai)ファイルが適切なフォルダにない場合などに表示されます。
ユーザーズガイドの22ページからの「環境設定(認証Webサービス)」処理の「登録」ボタンの操作で次のことを確認してください。
「配置先の指定」ダイアログでWeb
サービス環境設定データ(WebServEnv.wai)ファイルの配置先はデフォルト(の例:C:\inetpub\wwwroot\NR2WebService)ではなく、別の任意のフォルダを指定された可能性があります。任意のフォルダを指定された場合は、「環境設定(認証Webサービス)」処理で再度、「登録」ボタンを押したあとの「配置先の指定」ダイアログで配置先を「C:\inetpub\wwwroot\NR2WebService」に指定してから「保存」ボタンを押してください。その後、再度「認証管理システム」をお試しください。
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