破線は、DashStyle プロパティを設定することにより、直線・連続線・多角形・ペンオブジェクトの描画で使用できます。複数の破線の種類が利用可能です。
DashStyle プロパティを DashStyle.Custome に設定し、DashPattern プロパティを設定することにより、カスタムの破線パターンを描画することも可能です。
また、これらの設定は、SelectedObjectDashStyle、SelectedObjectDashPattern プロパティにより描画後でも変更できます。

描画例

DashStyle：DashDotDot
 描画例
DashStyle：Custom
DashPattern：{ 2.0F, 1.0F,
2.0F, 1.0F, 2.0F, 2.0F }

コード例

連続線の破線スタイルを「DashDotDot」に設定します。
※これらの設定は、ツールバーによっても可能です。ツールバーについては「ツールバーを使用する」の項をご覧ください。

[Visual Basic.NET]

'※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = True

'描画オブジェクトを連続線にする
ImageKit1.Edit.EditKind = Newtone.ImageKit.Win.KindOfEdit.Polyline
ImageKit1.Edit.PenWidth = 10
ImageKit1.Edit.ForeColor = Color.Red

'破線スタイルを設定
ImageKit1.Edit.DashStyle = System.Drawing.Drawing2D.DashStyle.DashDotDot

'この後、マウスやメソッドで連続線を描画します

[Visual C#.NET] 
//※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = true;

//描画オブジェクトを連続線にする
ImageKit1.Edit.EditKind = Newtone.ImageKit.Win.KindOfEdit.Polyline;
ImageKit1.Edit.PenWidth = 10;
ImageKit1.Edit.ForeColor = Color.Red;

//破線スタイルを設定
ImageKit1.Edit.DashStyle = System.Drawing.Drawing2D.DashStyle.DashDotDot;

//この後、マウスやメソッドで連続線を描画します

◆ 参照プロパティ

ImageKit.Edit.DashStyle
ImageKit.Edit.DashPattern
ImageKit.Edit.SelectedObjectDashStyle
ImageKit.Edit.SelectedObjectDashPattern

◆ 参照サンプルプロジェクト

\Examples\WinForm\CSharp または VB.NET\4. アノテーション機能\EditToolBar