二重線は、直線オブジェクトを使用し、DoubleLine プロパティを True に設定して描画します。
DoubleLineWidth1, DoubleLineWidth2 プロパティの設定により、各線の太さと間隔の割合を設定可能です。
また、これらの設定は、SelectedObjectDoubleLine、SelectedObjectDoubleLineWidth1、SelectedObjectDoubleLineWidth2 プロパティにより描画後でも変更できます。

描画例(二重線＋矢印）
DoubleLineWidth1:33
DoubleLineWidth2:33
 描画例
DoubleLineWidth1:50
DoubleLineWidth2:20

コード例

直線を二重線に設定します。
※これらの設定は、ツールバーによっても可能です。ツールバーについては「ツールバーを使用する」の項をご覧ください。

[Visual Basic.NET]

'※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = True

'描画オブジェクトを直線にする
ImageKit1.Edit.EditKind = Newtone.ImageKit.Win.KindOfEdit.Line
ImageKit1.Edit.PenWidth = 10
ImageKit1.Edit.ForeColor = Color.Red

'[1本目:間隔:2本目] の割合(%)を [50:30:20] にした二重線にする
ImageKit1.Edit.DoubleLine = True
ImageKit1.Edit.DoubleLineWidth1 = 50
ImageKit1.Edit.DoubleLineWidth2 = 20

'この後、マウスやメソッドで直線を描画します

[Visual C#.NET] 
//※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = true;

//描画オブジェクトを直線にする
ImageKit1.Edit.EditKind = Newtone.ImageKit.Win.KindOfEdit.Line;
ImageKit1.Edit.PenWidth = 10;
ImageKit1.Edit.ForeColor = Color.Red;

//[1本目:間隔:2本目] の割合(%)を [50:30:20] にした二重線にする
ImageKit1.Edit.DoubleLine = true;
ImageKit1.Edit.DoubleLineWidth1 = 50;
ImageKit1.Edit.DoubleLineWidth2 = 20;

//この後、マウスやメソッドで直線を描画します

◆ 参照プロパティ

ImageKit.Edit.DoubleLine
ImageKit.Edit.DoubleLineWidth1
ImageKit.Edit.DoubleLineWidth2
ImageKit.Edit.SelectedObjectDoubleLine
ImageKit.Edit.SelectedObjectDoubleLineWidth1
ImageKit.Edit.SelectedObjectDoubleLineWidth2

◆ 参照サンプルプロジェクト

\Examples\WinForm\CSharp または VB.NET\4. アノテーション機能\EditToolBar