ImageKit.NET2 で保存したアノテーションファイルを ImageKit.NET3 で読み込む際に、表示上の見た目を揃えるための調整を自動的にするかどうかを取得または設定します。
[Visual Basic] Public Property AdjustIKN2AnnotationElements As Boolean
[C#] public bool AdjustIKN2AnnotationElements {get; set;}

プロパティ値

True: 自動調整する
False: 自動調整しない
規定値は False です。

解説

ImageKit.NET2 で保存したアノテーションファイルを ImageKit.NET3 で読込・表示した場合、テキストオブジェクトの文字の見た目の大きさが ImageKit.NET2 で表示した場合と異なります。(FontSize の単位が ImageKit.NET2 では Point、ImageKit.NET3 では Pixel のため。)
当プロパティを True に設定した場合は、読み込むアノテーションファイルが ImageKit.NET2 で保存されたものの場合に自動的に判定し、ImageKit.NET2 で表示した場合と同じ見た目の大きさとなるよう調整します。
※アノテーションファイルの内容は変更しません。
※アノテーションファイルを ImageKit 以外で編集している場合などは、自動的に判断できない場合があります。

参照

ImageKit.Edit メンバ | Newtone.ImageKit.Win.ImageKit