■ サンプルプロジェクトの Framework のバージョンについて
当製品に付属しているサンプルはすべて、Framework2.0 でビルドしております。
サンプルプロジェクトを Framework4 以降でビルドされる場合は、プロジェクトの参照設定で ImageKit 関連のアセンブリを Framework4 以降用のものに変更してください。
また、プロジェクトの[対象のフレームワーク]を .NET Framework 4 以降に変更してください。


■ 64bit OS で VisualStudio2005 を使用する場合の注意点
64bit OS で、VisualStudio2005 を使用してビルドしようとすると、「"LC.exe" はコード -1 を伴って終了しました。」というエラーが発生します。
この場合は、以下の手順でエラーを回避してください。

1. Visual Studio 2005 を「管理者として実行」で起動
2. その Visual Studio 2005 で対象のプロジェクトを開く
3. 「プロジェクトのプロパティ」の、「ビルドイベント」を下記のように設定
( Visual Basic:[コンパイル]タブから[ビルド イベント]ボタンをクリック
    C#:[ビルド イベント]タブをクリック)

* ビルド前に実行するコマンドライン:
    %SYSTEMROOT%\Microsoft.NET\Framework64\v2.0.50727\ldr64.exe setwow
* ビルド後に実行するコマンドライン:
    %SYSTEMROOT%\Microsoft.NET\Framework64\v2.0.50727\ldr64.exe set64
* ビルド後のコマンドラインの実行条件:
    「ビルドが成功したとき」

この問題についての詳細は http://support.microsoft.com/kb/913961/ja をご覧ください。


■ ImageKit.NET3 に付属しているサンプルプロジェクトの内容は、以下の通りとなっております。開発時のご参照にどうぞご利用ください。

収納フォルダ名 内容
\WinForm\CSharpまたはVB.NET フォルダ内
 1. 基本の操作
  Disp イメージファイルの読込、表示、保存など基本的な処理を行います。
 2. エフェクト機能
  Brightness And Contrast 明るさ、コントラストを調整する例です。
  Color イメージの色深度(bit 数)を変換します。
  CutRectImage イメージの指定した一部を切り取ります。
  Effect エフェクトの様々な処理のサンプルです。内容は以下のとおりです。
 *色調整関連: RGB レベル/RGB ガンマ/RGB 反転/RGBスプライン/YCC レベル/YCC ガンマ/YCC 反転/YCC スプライン/グレースケール/彩度調整/赤目補正/色の統一
 *エフェクト効果: エンボス/がらスタイル/ぼかし/カスタムフィルタ/シャープネス/モザイク/ノイズ除去/輪郭抽出/キャンバス/モーションぼかし/油絵/アンチエイリアス
 *変形: レンズ/渦巻き/波紋/さざ波/リサイズ/一部切り取り/回転
  Layer 2つのイメージを重ね合わせてひとつのイメージに合成します。
  Panorama 2つのイメージをパノラマ合成しひとつのイメージにします。
  SelectPaste イメージの一部の範囲を指定し、別のイメージに貼り合わせてひとつのイメージに合成します。
  Watermark 電子透かしを使用する例です。
 3. スキャン機能
  Scan 様々な詳細な設定を行い、スキャンします。
  Scan_Preview スキャンのプレビュー機能を使用する例です。
  Scan_to_MultiTiff ADFで連続スキャンしたイメージをマルチ Tiff ファイルに保存します。
  Scan_to_PDF スキャンしたイメージを PDF に変換して保存します。
 4. アノテーション機能
  CustomizeAnnotationFunction ツールバー、コンテキストメニュー、プロパティダイアログをカスタマイズして使用する例です。
  EditByMethod アノテーション機能を、標準のツールバーを使用せずメソッドで処理します。
  EditToolBar 標準のツールバーを使用して様々なアノテーション処理を行います。
  EditToolBarInMDIForm MDI フォームを使用してイメージを開いたりアノテーション機能を使用します。
 5. ファイル操作関連
  GetBlob データベースを使用するサンプルです。
  HttpFtp Http、Ftp機能を使用してファイル転送します。
 6. サムネイル
  Thumbnail サムネイルの基本的な使用例です。
 7. Web カメラ機能
  Design
   Play Play コントロールをフォームに貼り付けて動画ファイルを再生します。
   Preview Plreview コントロールをフォームに貼り付けてWebカメラの画像を表示します。
   Record Recordコントロールをフォームに貼り付けてWebカメラの画像を記録して画像ファイルに保存します。
  Dynamic
   Play Play コントロールを動的に作成して動画ファイルを再生します。
   Preview Plreview コントロールを動的に作成してWebカメラの画像を表示します。
   Record Record コントロールを動的に作成しててWebカメラの画像を記録して画像ファイルに保存します。
 8. 印刷サンプル
  Print ImageKit.NET3 には印刷機能はありませんが、ImageKit コントロールにロードしたイメージを印刷する例です。
 9. クラスライブラリの使用
  File ImageKit コントロールを使用せず、Newtone.ImageKit.File.dll を利用して、イメージファイルをロードします。
  HttpFtp ImageKit コントロールを使用せず、Newtone.ImageKit.File.dll を利用して、イメージファイルを Http/Ftp 転送します。
  Scan ImageKit コントロールを使用せず、Newtone.ImageKit.Scan.dll を利用して、イメージをスキャンします。
\WebForm フォルダ内
  Thumbnail_CS Web サムネイルコントロールを使用した C# の Web アプリのサンプルです。
  Thumbnail_VB Web サムネイルコントロールを使用した VB.NET のWebアプリのサンプルです。
  WebImageKit_CS ImageKit Web コントロールと Web PanWindow コントロールを使用した C# の Web アプリのサンプルです。
  WebImageKit_VB ImageKit Web コントロールと Web PanWindow コントロールを使用した VB.NET アプリのサンプルです。