このページでは、ProtectKitを利用したアプリケーションの運用に関する説明をしています。
1.ProtectKitの基本的な運用の前提
ProtectKitでかけたプロテクトを解除してユーザに使用させるには、ユーザとソフトベンダとの間で
プロテクトIDとパスワードのやりとりが必要になります。
(単純な体験・評価版としてProtectKitを利用したアプリケーションの場合は、必要ありません。)
ユーザ (アプリケーションの利用者) |
プロテクトIDを連絡
→ |
ソフトベンダ (アプリケーションの提供者) |
パスワードを通知 ← |
2.ProtectKitの基本的な運用の手順(例)
ProtectKitでかけたプロテクトを解除してユーザに使用させるには、以下の手順が必要です。
(単純な体験・評価版としてProtectKitを利用したアプリケーションの場合は、必要ありません。)
手順 |
タイミング |
内容 |
担当 |
1 |
アプリケーションの開発 |
アプリケーションにプロテクト機能およびプロテクト解除機能を付加 |
ソフトベンダ |
2 |
アプリケーションの出荷・配布 |
- |
ソフトベンダ |
3 |
アプリケーションのセットアップ |
- |
ユーザ |
4 |
アプリケーションの最初の実行 |
「プロテクトID」の表示および「パスワード」の入力要求 ※ |
ユーザ |
5 |
ユーザ登録カードやTEL、FAX、E-Mailなど |
表示された「プロテクトID」をソフトベンダへ連絡 |
ユーザ |
6 |
パスワードの取得 |
ProtectKit付属の「購入パスワード発行ツール」に、ユーザから連絡された「プロテクトID」とソフトベンダが決めた「ロックワード」を入力して、「パスワード」を取得 |
ソフトベンダ |
7 |
ユーザ登録完了カードやTEL、FAX、E-Mailなど |
取得した「パスワード」をユーザへ通知 |
ソフトベンダ |
8 |
パスワードの登録 |
アプリケーションの「パスワード」の入力要求に対し、ソフトベンダより通知された「パスワード」を入力 |
ユーザ |
9 |
プロテクト解除の完了
以降ユーザが同一コンピュータ上でアプリケーションを実行する限り、再度「パスワードの入力要求」はおこらない |
|
※ユーザがソフトベンダからのパスワード通知を待たなくても一定期間に限りアプリケーションを使用できるようにプロテクトを設定することもできます。