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製品案内
ABCpdf .NET 5J / ABCpdf COM 5J |
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Web対応 PDFドキュメント作成&レンダリング コンポーネント |
【エービーシーPDF ドットネット 5J】
ABCpdf .NET 5J |
【 エービーシーPDF コム 5J】
ABCpdf COM
5J |
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この製品は、2007年11月5日で販売を終了いたしました。
後継の新バージョン「ABCpdf 6J」の情報はこちらです。


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ラインナップ |
標準価格
(1インストールライセンス) |
ABCpdf .NET 5J Standard |
68,000円
71,400円(税込) |
ABCpdf .NET 5J Professional |
89,000円
93,450円(税込) |
ABCpdf COM 5J Standard |
68,000円
71,400円(税込) |
ABCpdf COM 5J Professional |
89,000円
93,450円(税込) |
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ABCpdfとは?
ABCpdfは、プリンタドライバを使用しないPDFドキュメントの生成、Adobe
Readerを利用しないPDFドキュメントの読込など、PDFの多機能活用コンポーネントです。VisualStudio.NETやASP.NET、Visual
Studio 6.0、ASPといった開発環境に対応しています。
WebブラウザへのPDFドキュメントの直接転送、各種イメージ対応、行間・段落などの書式詳細設定、Unicode対応、回転・拡大・グラフィックス描画コマンドを装備、40・128ビットの暗号化、フィールドやフォームのサポート、RGB・CMYK・グレースケールに対応、プレースホルダ利用によるレイアウト設定など、高機能で高い開発生産性を実現します。
NEW!
新バージョン
「5J」
登場。 |
「PDF作成」
と
「PDFレンダリング(読込
・表示・出力)」
・・・ 2つの活用ソリューションへ |
PDFドキュメントの動的な高速生成に加え、新しいレンダリング機能でPDF読込にAdobe Readerを必要としない表示や印刷を実現できます。たとえば、VBフォーム上のPictureBoxを使ったPDF表示やPDFファイルのサムネイル表示といったコーディングが可能となります。
また、Flash、AVI、MPEG、WMVなどのライブムービーのPDFへの埋め込み、WebページをPDF変換するHTML/CSSドキュメントのサポート、ライブリンク・ライブフォーム・タグ付き領域の対応、機能強化されたeFormsサポート、PDFドキュメントのイメージ化、Acrobat7(PDF1.6)対応など、これはもう最高位PDF活用コンポーネント
といえるでしょう。
@PDF作成

APDFレンダリング(読込・表示・出力)
※Professionalのみ

PDF1.5で採用されているオブジェクトストリーム圧縮をサポートしているPDFライブラリはABCpdf以外ではほとんどありません。ライブラリがオブジェクトストリーム圧縮をサポートしていなければ、圧縮されたAcrobatドキュメントを完全に読込むことができないので、これは非常に重要なことです。 |
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ライブムービーの埋め込み
New!
ABCpdfは、
動画データ(Flash、AVI、MPEG、WMVなど)をPDFドキュメントに埋め込むことができます。
【サンプルコード(C#)】theDoc.Pos.String = "40 400";
theDoc.AddText("Video File:");
MovieAnnotation movie2 = new MovieAnnotation(theDoc, "80 40 520 360",
Server.MapPath("video.wmv"));
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外字のサポート New!
PDFドキュメント作成時に、外字を埋め込むことができます。
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【サンプルコード(VB.NET)】
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Acrobat 7 [PDF 1.6] との互換
New! ABCpdfはAcrobat7と互換性があります。PDF 1.5で導入された新しいオブジェクトストリームのデータ圧縮のメソッドをサポートし、PDFの読込時や保存時に適切な形式を自動的に選択します。PDF 1.5で
採用されているオブジェクトストリーム圧縮をサポートしているPDFライブラリはABCpdf
以外ではほとんどありません。ライブラリがオブジェクトストリーム圧縮をサポートしていなければ、圧縮されたAcrobatのドキュメントを完全に読み込むことができないので、これは非常に重要なことです。
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レンダリング/ 表示/ ラスター化
(Professionalのみ) New!
ABCpdfは、PDFドキュメントを生成するだけではなく、Acrobat
Readerを使わずにPDFドキュメントを表示したり、印刷することができます。また、ラスタ化してさまざななイメージ形式で出力することもできます。たとえば、Acrobat
Readerを使わずに、VBフォーム上のPictureBoxを使ったPDF表示などが可能です。
RGBやCMYK、Grayscale、Labのためのレンダリングの複雑な制御ができます。ICCカラープロファイルにより適切なキャリブレーションがサポートされています。完成したPDFドキュメントをTIFF、JPEG、GIF、PNGなどのラスターイメージとして出力できます。グレースケール表示におけるハーフトーンも適切に処理されます。
また、ABCpdfは透過処理サポートしています。アルファ値(透明度)を設定することにより、テキストや線、塗りつぶしなど
に透明度を設定して描画できます。また透過設定を行ったオブジェクトに対してソフトマスクまたはクロマキーのマスクを設定することができます。
簡単にGIFなどの透明なイメージを描画することもできます。
【サンプルコード(VB.NET)】
Dim
theDoc As
Doc = New
Doc
theDoc.Read("test.pdf")
PictureBox1.Image = theDoc.Rendering.GetBitmap()
theDoc.Clear()
※場合により正しく処理できないPDFがございますので、詳しくは体験版にてご確認をお願い致します。
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フォームのPictureBoxを使ったPDF表示の例
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HTML / CSS の新機能をサポート
New! |
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WebページをPDFに変換するために新しい
HTML / CSS 処理機能をサポートします。ライブリンク、ライブフォーム、タグ付き領域をサポートします。また、レンダリングのイベントを利用し、実行中のHTMLの構造を修正することができます。
ライブリンクのサポート
PDFにWebページを追加して、ドキュメントの中でページ間のリンクを可能にします。また、ページへのリンクとしてWebサイトのリンクを残すこともできます。
ライブフォームのサポート
HTML形式でフォームを作成し、このフォームをインタラクティブな機能を保持した状態でAcrobatフォーム内に作成できます。
タグ付き領域のサポート
標準のCSSタグを使用してHTML内での領域を指定し、PDFの位置を正確に知ることができます。
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機能強化されたeFormsのサポート
New! 簡単にフィールドの値を参照したり修正できるなどeFormsのサポートが機能強化されました。また、新しいスタンプ機能では書式設定を行わずにフィールドの値をPDFに直接スタンプできます。
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//StampAnnotations
theDoc.Pos.String = "40 600";
theDoc.AddText("Stamp annotations");
StampAnnotation stamp1 = new StampAnnotation(theDoc, "340 560 540
600", "DRAFT", "0 0 128");
StampAnnotation stamp2 = new StampAnnotation(theDoc, "340 505 540
545", "FINAL", " 0 128 0");
StampAnnotation stamp3 = new StampAnnotation(theDoc, "340 450 540
490", "NOT APPROVED","128 0 0");
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図形の描画の新機能
New!
よく使用される図形の描画のために、AddPie、
AddOval、
AddPoly、AddArcなどの新しい機能があります。また低レベルでのPDF演算子を使用して高度な描画を行う、非常に多くの新しいサンプルやクラスもあります。
Dim theDoc As Doc = New Doc()
theDoc.Width = 80
theDoc.Rect.Inset(50, 50)
theDoc.Color.String = "255 0 0"
theDoc.AddPie(0, 90, True)
theDoc.Color.String = "0 255 0"
theDoc.AddPie(180, 270, False)
theDoc.Save(Server.MapPath("docaddpie.pdf"))
theDoc.Clear()
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ブックマークの新機能
New! ドキュメントのアウトラインの簡単な操作や修正のための新しいブックマークの機能があります。
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テーブルクラスの機能強化とソースコードの提供
New!
テーブルクラスの機能が強化されました。必要に応じて簡単に使用できるようにテーブルクラスがソースコードとして提供されています。
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ドキュメント操作の新機能
New!
ページの並べ替えやコピー、削除のためにシンプルで強力な新しいRemapPagesメソッドが追加されました。
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Dim theDoc As Doc = New Doc()
theDoc.Read(Server.MapPath("../mypics/sample.pdf"))
theDoc.FontSize = 500
theDoc.Color.String = "255 0 0"
theDoc.HPos = 0.5
theDoc.VPos = 0.3
Dim theCount, i As Integer
Dim thePages As String
theCount = theDoc.PageCount
thePages = ""
For i = 1 To theCount
theDoc.PageNumber = i
theDoc.AddText(i.ToString())
thePages = thePages + (theCount - i + 1).ToString() + " "
Next
theDoc.RemapPages(thePages)
theDoc.Save(Server.MapPath("docremappages.pdf"))
theDoc.Clear() |
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高速化
New! 多数の最適化処理によりPDFを速く表示します。大きなドキュメントでは、描画スピードが100%以上速くなる場合もあります。 |
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PDFドキュメントをWebブラウザに直接転送
ABCpdfはPDFドキュメントの作成や読込みおよび修正を行うことができます。また他のPDFドキュメントからのページの追加や挿入、あるいは別のPDFドキュメントの作成ができます。
更にPDFドキュメントをクライアントのWebブラウザに直接転送することもできます。
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PDFドキュメント作成時のイメージデータ埋め込み
PDFドキュメントにはJPEG, GIF, TIFF, BMP, PNG, EXIF, WMFやEMFのイメージを含めることができます。またPDFドキュメントの複数の別の場所からイメージデータを参照することができます。これは透かし(半透明)イメージや頻繁に使用するイメージには便利です。
また、ABCpdfはRGB,
CMYKやグレースケールのイメージをサポートしますので、高品質な印刷を行うアプリケーションを作成することができます。 |
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PDFドキュメント作成時に詳細なテキスト設定が可能
ABCpdfはインデント、カーニング、トラッキング、文字間や行間及び段落の空白、アライメントなどテキストを細かく制御することができます。
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マルチランゲージ対応
ABCpdfはUnicodeをサポートします。従ってどんなプラットフォームでも適切な言語パッケージやUnicodeフォントへの参照が行われます。大きなCJK(中国語、日本語、韓国語)フォントについては、そのサブセットを使用することでメモリーの使用量を少なくし
サーバーの負担も少なくします。 |
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PDFドキュメント作成時のグラフィックスサポート
ABCpdfは回転、拡大、傾きなどの変換機能をサポートしているので、回転の文字やイメージ、グラフィックスを簡単な命令で描画できます。 |
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PDFドキュメント作成時の暗号化、セキュリティ対応
ABCpdfは暗号化したPDFドキュメントを作成できます。暗号化キーは40ビットから128ビット長の設定ができます。
また、ドキュメント更新許可やパスワード保護に対応しています。 |
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PDFドキュメント作成時のフィールドやフォームのサポート
ABCpdfはフィールドやフォームをサポートしますので、テンプレートドキュメントのプレースホルダを使用することによりダイナミックにドキュメントのレイアウトを設定できます。
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PDFドキュメント作成時の正確な位置指定
ABCpdfはテキストや線などのオブジェクトの位置を正確に設定することができます。
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ABCpdfの基本的な使用方法 |
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.NET版 |
「ABCpdf .NET 5J」は、2つのコンポーネントから構成されています。
Visual Studio .NET 2003、Visual Studio 2005、ASP.NET開発環境でご利用いただけます。
【ABCpdfCE5.DLL】
PDFを処理する中核となるコンポーネントでマルチスレッドの環境で動作します。
【ABCpdf.DLL】
.NETアプリケーションとABCpdfCE5.DLLの間に位置する.NETコンポーネントです。 |
ABCpdf .NET
5Jのセットアッププログラムを実行すると、ABCpdf.dllはグローバル・アセンブリ・キャッシュ(GAC)にインストールされます。
プロジェクトを作成する場合は、ABCpdf の参照をそのプロジェクトに組み込む必要があります。
ABCpdfには、3つのネームスペースがあり、下記のようにして参照します。
[C#]
using WebSupergoo.ABCpdf5;
using WebSupergoo.ABCpdf5.Objects;
using WebSupergoo.ABCpdf5.Atoms;
[Visual Basic]
Imports WebSupergoo.ABCpdf5
Imports WebSupergoo.ABCpdf5.Objects
Imports WebSupergoo.ABCpdf5.Atoms
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ABCpdf5のネームスペースはページデザインのオブジェクトを含んでいて、ほとんどの場合必要になるのはこのネームスペースです。ABCpdf5.Objectsのネームスペースは追加した内容に対し操作したり、アクセスしたりします。これは、複雑な処理に使用されます。ABCpdf5.AtomsのネームスペースはPDFデータに低いレベルでアクセスします。これが必要なければ、このネームスペースを使用することはありません。
下記のサンプルコードは、ABCpdfのライセンスの情報を表示します。
[C#]
Doc doc = New Doc();
Response.Write("License: " + doc.License + "<br>");
[Visual Basic]
Dim doc As New Doc()
Response.Write("License: " & doc.License & "<br>")
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COM版 |
「ABCpdf COM 5J」は、Visual
Basic6.0/5.0、ASP開発環境でご利用いただけます。
ABCpdf5.DLLをWindows\System32(推奨)にコピーし、レジストリに登録して使用します。 |
【ASPでの基本的な使用】
下記はABCpdfのドキュメントオブジェクトを作成するコードです。
Set doc = Server.CreateObject("ABCpdf5.Doc")
下記のコードは、ABCpdfのライセンス情報を表示します。
<html>
<body>
<%
Set theDoc = Server.CreateObject("ABCpdf5.Doc")
Response.Write("License: " & theDoc.License & "<br>")
%>
</body>
</html> |
【Visual
Basicでの基本的な使用】 新規にプロジェクトを作成する場合は、「プロジェクト」メニュー →
「参照設定」からABCpdf5を選択し「OK」ボタンを押して取り込みます。
下記のようにオブジェクトを作成してプログラミングを行います。
Set doc = CreateObject("ABCpdf5.Doc")
下記のコードは、角が丸い四角形を描画します。
theDoc.Rect.Inset 100, 100
theDoc.Color.Blue = 255
theDoc.FillRect 50, 50
theDoc.Save "test.pdf" |
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PDFドキュメント作成の最初のコードサンプル |
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PDFドキュメントは簡単な手順で作成できます。最初にABCpdf
のドキュメントオブジェクトを作成し、次にそのオブジェクトにテキスト、イメージやグラフィックスを追加します。
すべての項目は、カレントのPageとカレントのRectに追加されます。
別のページや別の領域に描画する場合にはPageやRectの値を変更します。デフォルトのページは最初のページで、デフォルトの描画領域は全ページです。開発時にFrameRectメソッドを使用することにより、カレントのページとカレントの描画領域を取得することができます。 |
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項目を追加する度に、オブジェクトIDが生成されます。このオブジェクトIDを使用して、オブジェクトのプロパティを取得したり変更したりします。
下記のコードは、簡単なPDFドキュメントを作成します。
最初にABCpdfのドキュメントオブジェクトを作成し、次にフォントのサイズとテキストを設定し、最後に指定した場所に保存します。
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[C#]
Doc theDoc = new Doc();
theDoc.FontSize = 96;
theDoc.AddText("Hello World");
theDoc.Save(Server.MapPath("simple.pdf"));
theDoc.Clear();
[Visual Basic]
Dim theDoc As Doc = New Doc()
theDoc.FontSize = 96
theDoc.AddText("Hello World")
theDoc.Save(Server.MapPath("simple.pdf"))
theDoc.Clear()
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座標領域 |
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ABCpdfはAdobe
PDFの座標系を使用しています。この座標系の原点(0,0)はドキュメントの左PDFの座標系は下から上へ、一方Windowsの座標系は上から下へ進みますので注意してください。もし違う座標系を使用する場合はドキュメントのUnits、TopDownやTransformプロパティを使用してください。
ABCpdfは領域の中の位置をあらわす場合はXPointオブジェクトを使用し、カレントの描画範囲のような領域やページのサイズをあらわす場合はXRectオブジェクトを使用します。
Doc.Rectは最も重要なプロパティで、すべての処理がこのプロパティで行われます。
ドキュメントにテキストを追加すると、テキストはDoc.Rectプロパティの中に追加されます。また四角形を描画したり四角形の枠を設定したりする場合、Doc.Rectプロパティの中で処理が行われます。イメージを追加する時にはDoc.Rectプロパティの領域に合わせてスケーリングされます。
ABCpdfのデフォルトのドキュメントの大きさは 612 X 792 ポイントです。(8.5 X 11 インチ) |
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下記のコードは、ページに四角形を描画します。四角形の左下の位置は100、200ポイント、四角形の幅は400ポイントで高さは500ポイントです。
四角形の場所がよく確認できるように、ページにグリッドを描画しています。 |
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[C#]
Doc theDoc = new Doc();
theDoc.AddGrid();
theDoc.Color.String = "255 0 0";
theDoc.Width = 10;
theDoc.Rect.Position(100, 200);
theDoc.Rect.Width = 400;
theDoc.Rect.Height = 500;
theDoc.FrameRect();
theDoc.Save(Server.MapPath("coordinates.pdf"));
[Visual Basic]
Dim theDoc As Doc = New Doc()
theDoc.AddGrid()
theDoc.Color.String = "255 0 0"
theDoc.Width = 10
theDoc.Rect.Position(100, 200)
theDoc.Rect.Width = 400
theDoc.Rect.Height = 500
theDoc.FrameRect()
theDoc.Save(Server.MapPath("coordinates.pdf"))
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イメージ
描画の簡単な例 |
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この例は、イメージを描画する簡単なPDFの作成方法を示します。 |
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最初に、ABCpdfImageオブジェクトを作成し、イメージファイルの関連付けを行います。 |
[C#]
XImage theImg = new XImage();
theImg.SetFile(Server.MapPath("../mypics/pic.jpg"));
[Visual Basic]
Dim theImg As XImage = New XImage()
theImg.SetFile(Server.MapPath("../mypics/pic.jpg"))
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次に、ABCpdfイメージのドキュメントを作成します。 イメージを追加する時はカレントのRect
の大きさにスケーリングされるので、Rect
の大きさを正しく設定することが重要になります。ここでは、ピクセルとポイントが同じ値とします。印刷するイメージの解像度は72dpi となります。 |
[C#]
Doc theDoc = new Doc();
theDoc.Rect.Left = 100;
theDoc.Rect.Bottom = 100;
theDoc.Rect.Width = theImg.Width;
theDoc.Rect.Height = theImg.Height;
theDoc.AddImageObject(theImg, false);
theDoc.Save(Server.MapPath("image.pdf"));
theDoc.Clear();
[Visual Basic]
Dim theDoc As Doc = New Doc()
theDoc.Rect.Left = 100
theDoc.Rect.Bottom = 100
theDoc.Rect.Width = theImg.Width
theDoc.Rect.Height = theImg.Height
theDoc.AddImageObject(theImg, false)
theDoc.Save(Server.MapPath("image.pdf"))
theDoc.Clear()
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image.pdf |
Unicodeの使用例 |
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ここでは日本語の扱い方を説明します。また、すべてのプラットフォームでドキュメントを正しく処理するためにフォントの組み込みとサブセット化を行います。 |
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最初にABCpdfのドキュメントオブジェクトを作成し、フォントのサイズを設定します。 |
[C#]
Doc theDoc = new Doc();
theDoc.FontSize = 32;
[Visual Basic]
Dim theDoc As Doc = New Doc()
theDoc.FontSize = 32
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Unicodeのテキストファイルから日本語のテキストを読み込みます。 |
[C#]
string thePath = Server.MapPath("../Rez/Japanese2.txt");
// Utilities.ReadString is an external function not defined here
string theText = Utilities.ReadString(thePath);
[Visual Basic]
Dim thePath As String = Server.MapPath("../Rez/Japanese2.txt")
' Utilities.ReadString is an external function not defined here
Dim theText As String = Utilities.ReadString(thePath)
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すべてのプラットフォームでドキュメントの処理を確実にするために、Unicodeのフォントを組み込みます。また、テキストを左から右方向への書き込み設定とフォントのサブセット化を行います。 |
[C#]
theDoc.Page = theDoc.AddPage();
theDoc.Font = theDoc.EmbedFont("MS PGothic", "Unicode", false, true);
theDoc.AddText("Japanese" + theText);
[Visual Basic]
theDoc.Page = theDoc.AddPage()
theDoc.Font = theDoc.EmbedFont("MS PGothic", "Unicode", False, True)
theDoc.AddText("Japanese" + theText)
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ページを垂直方向に設定するモードに設定します。 |
[C#]
theDoc.Page = theDoc.AddPage();
theDoc.Font = theDoc.EmbedFont("MS PGothic", "Unicode", true, true);
theDoc.AddText("Japanese" + theText);
[Visual Basic]
theDoc.Page = theDoc.AddPage()
theDoc.Font = theDoc.EmbedFont("MS PGothic", "Unicode", True, True)
theDoc.AddText("Japanese" + theText)
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最後に指定した場所に保存します。 |
[C#]
theDoc.Save(Server.MapPath("unicode.pdf"));
[Visual Basic]
theDoc.Save(Server.MapPath("unicode.pdf"))
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【出力結果】
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アノテーションの使用例 |
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通常、デザイナーで作成したフィールドやアノテーションを含んだPDFをテンプレートとして使用します。もちろん、実行時にフィールドやアノテーションを作成することができますが、この場合ABCpdfの低レベルの機能を使用します。
アノテーションはページのコンテントストリームとはべつのオブジェクトの一般的なクラスです。アノテーションはPDFのコンテントストリームとは別なので、そのページを個別に操作します。アノテーションはページ
の中に組み込まれているのではなく、ページ上に表示されます。
アノテーションには、ムービーアノテーション、メモアノテーション、スタンプアノテーション、線アノテーション、多角形アノテーションなどがあります。
フィールドは名前が付いている値と結合したアノテーションの特定の型です。実際、この種のフィールドは見たり対話したりできるアノテーションで
す。また、アノテーションは値を取得したり名前で位置づけられたりするフィールドの階層にリンクされています。
ムービーは、アノテーションの特殊な型です。FlashやWMVを含むさまざまなムービーの形式を組み込むことができます。 |
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テキストボックス、ラジオボタン、チェックボックス、署名を含むフィールドを作成 |
四角形、線、テキスト効果、円、多角形を含む記号のアノテーションを作成 |
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FlashやWMVを挿入 |
メモ用紙、ファイル添付、ラバースタンプ(3個)を追加 |
eFormのプレースホルダ |
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対話的なフォームを使用している多くのWebサイトがあります。これらはWebフォームやeForm、
AcroForms、電子フォームなどの名前で呼ばれています。HTMLだけでなく、PDFでもこれらの対話的なフォームを作成することができます。利用者にとっては、これらのフォームは普通のPDFドキュメントのようなものですが、テキストボックスやボタンなどWebでよく見られる対話的な要素を含んでいます。実際、eForm(PDFで作成した対話的なフォーム)
はHTMLフォームと殆ど同じ要素をサポートしているとともに、Webサーバーへ内容をサブミットするHTMLフォームと同じ機構もサポートしています。
PDFのeFormが便利な理由として、PDFのテンプレートの中にプレースホルダを保持することです。もしABCpdfとともに使用するドキュメントテンプレートがあると、Acrobat
を使用して項目を挿入したいところでPDFにフォームのフィールドを挿入することができます。またABCpdf
で自動的にこれらのフィールドの位置を見つけ、そこに項目を挿入することができます。後で項目を多少移動したくなったら、AcrobatのPDFをオープンしてそのフィールドを移動するだけです。 |
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以下は、eFormのフィールドをテキスト入力のプレースホルダとして使用する方法を示します。下記のサンプルは、各フィールドをそのフィールド名で設定します。
最初にABCpdfドキュメントのオブジェクトを作成し、PDFファイルを読み込みみます。 |
[C#]
Doc theDoc = new Doc();
theDoc.Read(Server.MapPath("../mypics/form.pdf"));
theDoc.Font = theDoc.AddFont("Helvetica-Bold");
theDoc.FontSize = 16;
theDoc.Rect.Pin = (int)XRect.Corner.TopLeft;
[Visual Basic]
Dim theDoc As Doc = New Doc()
theDoc.Read(Server.MapPath("../mypics/form.pdf"))
theDoc.Font = theDoc.AddFont("Helvetica-Bold")
theDoc.FontSize = 16
theDoc.Rect.Pin = XRect.Corner.TopLeft |
各フィールドにフォーカスを設定します。そして矩形をライトグレーに、フィールド名を濃い赤色で描画します。 |
[C#]
foreach (Field theField in theDoc.Form.Fields) {
theField.Focus();
theDoc.Color.String = "240 240 255";
theDoc.FillRect();
theDoc.Rect.Height = 16;
theDoc.Color.String = "220 0 0";
theDoc.AddText(theField.Name);
theDoc.Delete(theField.ID);
}
[Visual Basic]
Dim theField As Field
For Each theField in theDoc.Form.Fields
theField.Focus()
theDoc.Color.String = "240 240 255"
theDoc.FillRect()
theDoc.Rect.Height = 16
theDoc.Color.String = "220 0 0"
theDoc.AddText(theField.Name)
theDoc.Delete(theField.ID)
Next |
最後に保存します。 |
[C#]
theDoc.Save(Server.MapPath("eform.pdf"));
[Visual Basic]
theDoc.Save(Server.MapPath("eform.pdf"))
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処理前
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処理後
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高度なグラフィックス処理 |
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ほとんどの場合、グラフィックスの描画はFrameRect、FillRect、AddLineやAddArcなどのメソッドを使用して行われます。しかしPDFのコンテンツストリームに直接アクセスすることにより、高度なグラフィックスの描画を行うことができます。ページの中の項目はページのコンテンツストリームで定義されます。コンテンツストリームはページに配置されるグラフィックスオブジェクトの一連の記述から成ります。ABCpdfではコンテンツストリームを作成したり修正したりして、高度なグラフィックスの描画を行うことができます。
以下にいくつかの例を表示します。 |
カレントの非ストロークカラーでパスを塗つぶします。塗つぶした星型の描画を行うサンプルです。 |
曲線のセグメントを含むパス。曲線のセグメントはベジェ曲線で指定します。これにより曲線を描画したりパスを湾曲することができます。 |
線の終端のキャップの設定。下記の例は、線の終端のキャップの様子をあらわします。 |
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ABCpdfのライセンスについて |
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お客様がABCpdfのご利用時に必要なライセンスは、次の通りです。
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インストールライセンス: |
ABCpdfをコンピュータにインストールして使用するライセンスです。
また、ABCpdfを利用して開発したアプリケーションをインストール(配布)するライセンスにも適用できます。1インストールライセンス(通常製品)と3インストールライセンス、5インストールライセンス、エンタープライズライセンス(次項参照)
があります。1インストールライセンスは1台のコンピュータだけにインストールして使用することができます。5インストールライセンスは最大5台のコンピュータにインストールして使用することができます。ABCpdfのインストールライセンスは開発時(デザインタイム)や実行時(ランタイム)の区別はありません。
たとえば、次のような場合、それぞれに「1インストールライセンス」が必要になります。
例1: |
ABCpdfを開発のために1台のコンピュータにインストールする場合 |
例2: |
ABCpdfを利用して開発した(Web)アプリケーションを自社(または他社)のWebサーバー1台にインストール(配布)して運用する場合 |
例3: |
ABCpdfを利用して開発した(クライアント)アプリケーションをエンドユーザの1台のコンピュータにインストール(配布)する場合 |
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エンタープライズライセンス: |
1社無制限のインストールライセンスです。同一社内であればコンピュータの台数に制限無くABCpdfをインストールして使用できます。
また、同一社内であればコンピュータの台数に制限無く、ABCpdfを利用して開発したアプリケーションをインストール(配布)することができます。
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再配布ライセンス: |
ABCpdfを利用して開発した(クライアントまたはWeb)アプリケーションを社内社外を問わず、コンピュータの台数に関係なく無制限に配布できるライセンスです。この再配布ライセンスは、配布アプリケーション1種類毎に必要です。たとえば、「製品A」と「製品B」は2種類のアプリケーションとみなします。
しかし、「製品A-Ver.5」と「製品A-Ver.6」のように同一製品間のバージョンなどによる違いは、同一のアプリケーションと考えて、1再配布ライセンスで対応できます。
なお、再配布ライセンスを開発用のインストールライセンスとして使用することはできません。開発を行う場合は、インストールライセンスが別途必要です。
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【ABCpdfを利用した開発ツールソフトウェアの配布について】 |
上記3つの各ライセンスは、ABCpdfを利用した「開発ツールソフトウェア」の配布
にはそのまま適用はできません。しかし、お客様のご要望のライセンスを受け付ける体制がございますので、お気軽に弊社までご連絡ください。ここでの「開発ツールソフトウェア」とは、統合開発環境ソフトウェア(IDE)やDLL・OCX、その他ライブラリなどのソフトウェア部品(コンポーネント)などを指します。
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対応OS |
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【ABCpdf
.NET 5J】:Windows Vista(32bit)/XP(32bit)/2000/Server 2003(32bit)
.NET Framework 1.1/2.0 |
【ABCpdf
COM 5J】:Windows Vista(32bit)/XP(32bit)/2000/NT4.0/Server 2003(32bit) |
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対応開発コンテナ |
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【ABCpdf
.NET 5J】:Visual Studio 2005、Visual Studio .NET
2003、IIS5.0、IIS6.0 |
【ABCpdf
COM 5J】:Visual Basic6.0/5.0、IIS6.0/5.0/4.0 |
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製品内容 |
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パッケージ
版
セットアップCD-ROM/ユーザ登録カードなど
(マニュアルなどのドキュメントはCD-ROMに含まれます)
ダウンロード版
セットアップモジュール、ドキュメントデータなど
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主な標準価格 |
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ABCpdf .NET 5J
Standard |
1インストールライセンス |
68,000円 (税込 71,400円) |
ABCpdf .NET 5J
Professional |
1インストールライセンス |
89,000円 (税込 93,450円) |
ABCpdf COM 5J
Standard |
1インストールライセンス |
68,000円 (税込 71,400円) |
ABCpdf COM 5J
Professional |
1インストールライセンス |
89,000円 (税込 93,450円) |
※その他のライセンスに関する価格などの情報は、「ライセンスパック」のページをご覧ください。 |
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開発元:イギリスWebSupergoo Software社
日本語版開発&国内独占販売元:株式会社ニュートン |
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※表記中の社名、製品名などは一般に各社の商標または、登録商標です。
※本仕様、及び価格などは予告なしに変更する場合があります。 |
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