================================================================================================== VC++.NET 2005、2008、2010、2012、2013、2015、2017 で ImageKit を使用する MFC アプリケーションの作成 ================================================================================================== MFC アプリケーションの作成で ImageKit10 ActiveX を使用する基本的な方法を説明します。 1.ImageKit の登録 「ツール」メニューの「ツールボックスアイテムの選択(追加と削除)」から 「COMコンポーネント」タブを選択し、必要な ImageKit のコントロールを選択します。 2.新規プロジェクトの作成 「新しいプロジェクト」ダイアログから「Visual C++ プロジェクト」の 「MFC アプリケーション」を選択します。 3.アプリケーションの種類 「MFC アプリケーションウィザード」ダイアログの「アプリケーションの種類」項目で 「シングルドキュメント」、「マルチドキュメント」、「ダイアログベース」のいずれか選択します。 4.基本クラスの設定 アプリケーションの種類が「シングルドキュメント」か「マルチドキュメント」の場合、 「生成されたクラス」項目の「基本クラス」で「CFormView」を選択します。 5.デザイン フォームにコントロールを貼ります。 6.ImageKit のコントロールの変数の追加 フォームのデザイン画面で ImageKit コントロールを右クリックして、「変数の追加」を選択します。 7.変数名を設定 「メンバ変数の追加」ダイアログで変数名を設定します。 8.クラスの追加 8-1 フォームのデザイン画面を閉じた状態で、「プロジェクト」メニューから「クラスの追加」を選択します。 8-2 カテゴリが「Visual C++」を確認して「Typelib からの MFC クラス」を選択します。 注意:フォームのデザイン画面が表示してあると、この項目が表示されません。 8-3 「TypeLib クラス追加ウィザード」画面の「使用できるタイプライブラリ」から 「ImageKit10 ActiveX Contorol」を選択します。 「インターフェイス」から総てのクラスを追加します。 注意1:クラスの追加元をファイルにして、32ビットの Unicode 版利用の場合は ImageKit10.ocx を選択しても結構です。 注意2:プロジェクトに各階層プロパティのヘッダファイルが追加されます。 9.コード例 使用する階層プロパティのヘッダファイルを include します。 #include "CFile0.h" CFile0 File = m_imagekit.get_File(); File.LoadFile(ikLoad); m_imagekit.put_DisplayMode(m_imagekit.ikScale); m_imagekit.DisplayImage(); bool s_bar = m_imagekit.get_ScrollBar(); m_imagekit.put_ScrollBar(true); 注意:詳しくはサンプルプロジェクトをご覧ください。