| その他の変更と改良点デザイン時の系列ウィンドウ(VCLのDelphiのみ)
 ChartListBoxChartListBoxコンポーネントは、エンドユーザに系列型あるいは系列色を変更させるかどうか、系列のドラッグによりソート変更させるかどうか、Delキーを押して系列を削除させるかどうかを制御するためのプロパティを持ちます。 マウスホイールのスクロールチャート系列は、マウスホイールを使用して対直方向にスクロールできます。グローバル変数を使用して、この機能を有効/無効にできます。例: TeeUseMouseWheel := False;
 イメージへの割り当て(VCLのみ)チャートは、任意のTPicture(継承)オブジェクトに割り当てることができます。チャートは、bitmap形式でイメージに割り当てられます。例: Image1.Picture.Assign( Chart1 );
 色ダイアログの編集EditColorメソッドを使用する場合、ユーザにより作成された色は保持されます。色エディタを表示し、カスタムない色を追加してください。そして、もう一度、色エディタを表示してください。カスタムな色が保持されています。カスタムな色は、実行時にも作成できます。 カスタムなシェープオブジェクト
 新しい一般のオブジェクト: TeeCustomShape.このオブジェクトは、ベベル、縁、フォント、フォントの影、シェープの影、シェープスタイル、グラデーション背景、色などのようなシェープを描画するために、基本的なプロパティを持っています。
 一般のエディタダイアログは、実行時にTeeCustomShapeオブジェクトを編集するために使用できます。
 メタファイルチャートメタファイルイメージは、任意で透明にできます。これは、たとえばMicrosoft 
    WordあるいはExcel内に2つ以上の透明なチャートを重ねる場合に便利です。 修正されたバグバージョン4で、いくつかの面系列が「積み重ね」で設定されている場合、「Stair」モードが機能しなかった部分を修正しました。
 バージョン4でのタイプミス:バー系列の「BarStyle」プロパティの定数:(正:bsCylinder 誤:bsCilinder)
 
 チャート印刷でのバグ修正:
 - キャンバスの「MapMode」の保存。チャートを印刷する場合、Windowsデバイスコンテキストのマップモードは、「Anisotropic」(メタファイル)に変更されます。
 チャートの印刷後、前のマップモードに戻されます。
 
 - プリンタがインストールされていない場合Windowsにプリンタがインストールされていない場合、印刷プレビューダイアログには何も表示されなかった。
 
 ColorRangeメソッドを呼び出す場合に、系列のNullポイントを消さないようにしました。
 
 その他の変更パッケージ名は、TeeChartのバージョンとDelphi/C++Builderのバージョンを含みます。 
      
        | パッケージ名 | 環境 |  
        | Tee57 | Delphi 7 |  
        | Tee56 | Delphi 6 |  
        | Tee55 | Delphi 5 |  
        | Tee54 | Delphi 4 |  
        | Tee5C6 | C++ Builder 6 |  
        | Tee5C5 | C++ Builder 5 |  
        | Tee5C4 | C++ Builder 4 |  TeeChart5から全てのデータベースユニットはTeeDBパッケージに入っています。従って、TeeProやTeeUIパッケージは、VCL 
    DBやBDEパッケージが必要ありません。
 
 新しいパッケージ:
 
 TeeImage55.bplはデザイン時および実行時パッケージ。
 GIF、JPEG、PCX、PNGグラフィックイメージのためのチャートエクスポートを追加。
 
 実行時パッケージ:
 
      
        | パッケージ | 説明 |  
        | Tee55 | 核となるエンジンクラス |  
        | TeeDB55 | データベースチャートおよびコンポーネント |  
        | TeeUI55 | ユーザインタフェースダイアログおよびエディタ |  
        | TeePro55 | 拡張系列、関数、コンポーネント |  
        | TeeGL55 | OpenGL 3D |  
        | TeeImage55 | グラフィックフォーマットのエクスポート(GIF、JPEG、PCX、PNG) |  
        | TeeQR55 | QuickReportチャートコンポーネント |  設計時パッケージ:
 
      
        | パッケージ | 説明 |  
        | DclTee55 | TeeChart標準チャート、系列、関数 |  
        | DclTeP55 | TeeChart Pro系列、関数、コンポーネント |  
        | DclTQR55 | QuickReportチャートの設計時パッケージ |  
        | DclTGL55 | OpenGL 3Dの設計時パッケージ |  
        | TeeImage55 | グラフィックフォーマットのエクスポート(実行時および設計時パッケージの両方) |  その他の重要な内部的変更:
 -現在の系列は、ポイントデータを保持するためにVCL動的配列を使用します。このスピードを上げました。
 
 -全ての「Longint」変数を「Integer」に変換しました。
 
 -系列色は、設定されていない場合保持されません(メモリ削減)。
 
 -系列データの「Multiplier」プロパティは、スピードの理由で削除しました。
 これは、TeeDefs.incファイルを修正しパッケージを再コンパイルすることにより再び可能にできます。
 
 -現在の系列は、ポイントデータを保持するために動的配列を使用します。これは、スピードを上げて、メモリ消費を非常に縮小します。「オプション 
    -> コンパイラ」の範囲チェックを有効にしてTeeChartのソースコードをコンパイルすると、動的配列の添字を検査するコードが付加されます。
 
 - TeeCommanderのマウスイベント
 これらのイベントはバージョン5では必要ありません。TeeCommanderの代わりにChartコンポーネントの標準のマウスイベントを使用できます。
 
 -キャンドル(やOHLC)系列は、デフォルトでY値が終値になります(バージョン4では、Y値は始値になっていました)。
 
 - 実行時にカスタム軸の作成
 軸の「Create」のパラメータが変更されました。:
 
 旧 -> MyAxis := TChartAxis.Create ( Chart1 )
 新 -> MyAxis := TChartAxis.Create( Chart1.CustomAxes )
 
 
 名称変更のユニット:
 
 TeeChartユニットの識別を改善するために、いくつかのユニットに対して「Tee」を前に付加して名称を変更しました。これらのユニットは、ほとんどが内部的なものなので、既存のアプリケーションに影響はありません。
 
 例:
 
 Uses BarEdit ----> Uses TeeBarEdit
 Uses EditPro ----> Uses TeeEditPro
 
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