TeeChart Pro 5Jの新機能

 

系列値

動的配列

系列値は、デフォルトにより動的配列に内部で保持されます。

Value プロパティは標準の動的配列を示します。

配列は、標準配列のようにアクセスできます。:

Series1.YValues.Value[123]:=4567;


カスタムな配列を割り当てるも可能です。:

Var MyArray : Array of Double;
Series1.YValues.Value := MyArray;


配列を直接アクセスすることは、ポイント値を変更する最も速い方法です。
これは、 標準のVCLのTListオブジェクトを使用するより高速です。

注意:
動的配列を使用する1つの欠点は、「範囲チェック」がコンパイラにより実行されないということです。TeeChart Proの特別のコードは、TeeChartソースやコンパイルオプションの"$R+" (範囲チェック)を使用してアプリケーションをコンパイルする際に、範囲チェックを整列させます。

範囲チェックなし(デフォルト)で、配列の限界以上にアクセスするとエラーが発生します。

新しいプロパティ: Modified

上記のValuesプロパティを使用して系列値を直接編集する際に使用できるプロパティです。ModifiedプロパティをTrueに設定すると、最小値、最大値、軸スケールを再計算させるために系列に通知し、次にチャートを再描画します。


例:
Series1.YValues.Value[ 123 ]:= 4567;
Series1.YValues.Modified:=True;

テキストファイルやWebからのインポート

TSeriesTextSourceコンポーネントは、テキストファイル(あるいはVCLのTStringsオブジェクト)から値(ポイント)をインポートするために使用されます。さらに、これはインターネットのURLアドレスからテキストを取得できます。

 

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