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TeeChart Pro 7J 新機能一覧

 

TeeChart Pro 7J 【新機能一覧】

 
テーマ
チャートのテーマ

TeeChartのテーマは、マウスのシングルクリックで多くのチャート特性を変更します。
複数のテーマは、テーマエディタやコードで設定できます。
簡単なコードで新しいテーマを作成します。

カスタムパレット

複数の事前に定義されたカラーパレットを各チャートに割り当てることができます。
 TChart1.ApplyCustomPalette palette
さらに、カスタムカラーパレットを設定することもできます。

 

軸の新機能
拡張ラベル

軸ラベルは「拡張」モードで表示できます。
これは、軸ラベルを2行あるいは2列で表示します。
 TChart1.Axis.Left.Labels.Alternate = True

奥軸(上)

奥軸(上)は、3Dチャートの左側上部に表示します。
TChart1.Axis.DepthTop.Visible = True

等距離の軸

2つの軸を「等距離」で作成します。
同じピクセル数のため、お使いのPCの画面サイズに従って同じスケールにするので、グリッド線は「長方形」の代わりに「正方形」を作成します。
MakeIsoAxis

べベル軸

4つのデフォルトのチャート軸の周りに「ベベル」を表示するには、下記のコードを設定してください。
Private Sub TChart1_OnAfterDraw()
 DrawBevelAroundAxes bvLowered, 2
End Sub

日付書式の奥軸

奥軸(右)や奥軸(上)は、日付書式でラベルを表示するように設定できます。

最初と最後のラベル

Axisの「OnDrawLabel」イベントは、複数の効果のために使用できます。このイベントは、ラベルを表示する直前に発生します。
このサンプルは、下軸の最初と最後のラベルの異なるテキストの整列を設定する方法を表示します。

 

凡例の新機能
凡例タイトル

LegendのTitleプロパティは、凡例矩形の上部にテキストを表示します。
TChart1.Legend.Title.Visible = True

凡例スクロールバー

凡例スクロールバーツールは、凡例の内側にスクロールバーを表示します。このスクロールバーは、Windowsコントロールではないので、色などのカスタマイズが行えます。

Symbolの「OnDraw」イベント

Legend.Symbolの「OnDraw」イベントは、凡例のシンボルの表示をカスタマイズするために使用できます。たとえば、このサンプルのように国旗を表示できます。

 

系列の新機能
バーの目盛線

縦棒系列や横棒系列は、各バーに「目盛線」を描画することができます。
各線は、TickLinesのペンを使用して各軸グリッド線の位置に描画します。
 TChart1.Series(0).AsBar.TickLines.Visible = True

バーの3D深さ

縦棒系列や横棒系列の「DepthPercent」プロパティは、3D(Z深さ)方向でバーのサイズを制御します。
TChart1.Series(0).DepthPercent = 50 ' 3Dの50%の深さ

マーカのシンボル

系列マーカは、各マーカの近くにシンボルを表示できます。
TChart1.Series(0).Marks.Symbols.Visible = True
シンボルの色は、チャートの凡例と同じです。

円の影

楕円の影を描くプロシージャです。
円系列のようなサークル系列で役立ちます。ChartのOnBeforeDrawSeriesイベントで下記のコードを使用しています。

DrawEllipseShadow( Chart1.Canvas, Chart1.Color, R );

スライスの高さ

各円系列あるいはドーナツ系列のスライスは、Chart1.Chart3DPercent(デフォルト:100%)のパーセンテージとして異なる高さを使用して描画することができます。

'インデックス:3 3D高さの50%を使用
TChart1.Series(0).asPie.SliceHeight(3) = 50

キャンドルの高値-安値ペン

キャンドル系列には、キャンドルの枠のペンとは異なるペンで高値から安値まで線を描くための「HighLowPen」プロパティがあります。
TChart1.Series(0).asCandle.HighLowPen.Color = vbBlue

サーフェスのスピード

サーフェス系列の「FastBrush」プロパティがTrueの場合、サーフェスの描画でサーフェスのセルの数、ビデオカード、チャートのサイズなどによってシステム上で40%以上のスピードを上げます。

TChart1.Series(0).asSurface.FastBrush = True ' メモ:Windows 95/98/Meへ適用しません。

サーフェスの虹色設定

サーフェスのパレットは次のタイプを設定できます:淡、濃、グレースケール、グレースケール(反転)、虹
例:TChart1.Series(0).asSurface.PaletteStyle=psStrong

サーフェスのスムージング

アルゴリズム(値を補間することにより既存のセル間に新しいセルを挿入する)を使用することで、少ない数のセルを持つサーフェス(およびタワー、等高線、などの「3Dグリッド」系列)はスムーズにすることができます。

等高線のフッター

このサンプルは、バイナリファイルからデータをロードして、等高線系列あるいはカラーグリッド系列で描画するための方法を示します。

リアルタイムのカラーグリッド

カラーグリッド系列は、リアルタイムチャートとして使用できます。
いくつかのプロパティは、リアルタイムにおいてカラーグリッド系列にポイントを最速に追加します。

 

壁の新機能
壁の自動非表示

WallのAutoHideプロパティがTrueの場合、チャートの回転によりポイントが見えなくならないように壁を自動的に非表示にします。
TChart1.Walls.Right.Visible = True
TChart1.Walls.Right.AutoHide= True

 

新チャートツール
2D照明ツール

TLightツールは、チャートに「2D照明」の視覚効果を有効にします。

サーフェス近傍

サーフェス近傍ツールは、サーフェス系列上にマウスが移動した時にマウスカーソルに近いセルを強調表示します。

軸スクロール

軸スクロールツールは、スクロールするために軸のマウスドラッグを有効にします。このツールは、単一の軸あるいは全ての可視チャート軸に設定できます。

TChart1.Tools.Items(0).asAxisScroll.ScrollInverted = TChart1.Axis.Left

 

コンポーネントの新機能
ChartListBoxコントロールのラジオボタン

ChartListBoxコントロールは、チェックボックスやラジオボタンを表示できます。
ラジオボタンの主な目的としては、一度に1つの系列のみ表示することです。
TeeListBox1.CheckStyle = cbsRadio

ChartListBoxコントロールの編集

F2を押すかメソッドを呼び出すことで、ChartListBox内の選択された系列のタイトルを編集
できます。F2あるいは「編集可」チェックボックスを押してください。編集を中止したい場合はF2、Escape、Enter、矢印キー、あるいはリストのどこかをクリックしてください。

 

TeeCommanderのカスタムエディタとプレビューア

TeeCommanderには、使用するチャートエディタや印刷プレビューダイアログをカスタマイズする2つのプロパティがあります。

 TeeEditor1.TreeView = True

GalleryPanel 滑らかな表示

チャートのギャラリは、「滑らか」モードで描画することができます。

新関数
モード関数

モード関数は、ソース系列データの中で重複数の多い値を計算します。Nullソース値を無視するためのオプションがあります。

メディアン関数

メディアン関数は、ソートされたソース値で中央に配置された値を計算します。中央に配置された値が2つある場合、この関数はその2つの値の平均値になります。Nullソース値は、計算に含める/含めないこともできます。

相関関数

同じトレンドに従ってソースのX値とY値をどのように示すか-1から1への係数値を計算します。

分散関数

分散関数は、分布の広がり具合を返します。
標準偏差関数は分散の平方根を表します。

境界関数

境界関数は、ソース系列のリミット(境界)を構成するソースポイントのサブセットを計算します。

新系列
3D泡

3D 泡系列は、異なるX、Y、半径、Zの値を持つ「泡」を描画します。3D深さはOpenGL描画モードのみサポートします。

横ヒストグラム

横ヒストグラム系列は、「階段」モードの横面系列のような値を表示しますが、Y座標にポイントがセンタリングされます。

極棒

極棒系列は、円の中心から線で値を描画します。

滑らかな極

極チャートにスムージング関数を適用できます。

 

新エクスポート形式
SVG

SVG(Scalable Vector Graphics)形式へのエクスポートは、実行時にエクスポートダイアログあるいはコードを使用して行えます。TeeSVGユニットを使用します。

 

新機能
系列グループ

Seriesコンポーネントは、一度に複数の系列を表示/非表示するグループ化を設定することができます。グループ化が有効の場合、グループ名をチャートエディタに表示します。
TChart1.SeriesList.AddGroup "My group"

円系列とドーナツ系列のグラデーション

円系列とドーナツ系列は3D描画でグラデーション描画ができます。
TChart1.Series(0).asDonut.Gradient.Visible = True

3D散布系列の基準線

3D散布系列のBaseLineプロパティは、全てのポイントから系列の垂直軸で指定されたベー
スフロアに線を描くためのTChartPenです。
TChart1.Series(0).asPoint3D.BaseLine.Visible = True

カラーバンドのクリック

カラーバンドツールは、カラーバンドをクリックした際に発生するOnClickイベントやClicked関数を提供します。

カラーバンドのドラッグ

カラーバンドツールは、開始あるいは終了位置の端をドラッグして伸縮できます。
TChart1.Tools.Items(0).asColorband.ResizeStart = True
TChart1.Tools.Items(0).asColorband.ResizeEnd = True
カラーバンドの端をドラッグしてください。

キャンバスのSmoothStretch

SmoothStretchは、CanvasのStretchDrawとして同様の機能を実行しますが、より良いアンチ
エイリアスされた結果のためにスムーズアルゴリズムを使用します。
SmoothStrecth( SourceBitmap, DestBitmap ) ;

形式エディタ

形式エディタダイアログは、数字や日付の書式文字列をカスタマイズするために使用できます。

 

その他
3Dギャラリ

3Dギャラリは、マウスのシングルクリックだけで3Dビュー設定を変更するためのダイアログを表示します。このギャラリは、チャートエディタの3Dタブの下に配置されています。

デザインオプション

設計時や実行時に、チャートエディタやギャラリダイアログの複数のオプションを設定するためにデザインオプションエディタダイアログを使用することができます。 (VCL版のみ)

名称変更プロパティ

新プロパティの使用を推奨しますが、今まで通り旧プロパティも継続して使用できます。

Series1.Active:=True → Series1.Visible:=True
Series1.SeriesColor:=clRed → Series1.Color:=clRed
Series1.ValueColor[123]:=clNone → Series1.SetNull(123)
Chart1.LeftAxis → Chart1.Axes.Left
Chart1.LeftWall → Chart1.Walls.Left
 

バージョン7Jでのその他の変更や追加

◆ 透明度(混合)は、可能な場合(Windows 95では不可)
速度を速めるためにMicrosoft Windows APIを使用します。

◆ TChartGradientには2つの新しいグラデーションモード
(gdDiagonalUpとdDiagonalDown)が含まれ、"Sunset"のような多くのグラデーションスタイルを含む新しいグラデーションギャラリがあります。

◆ TChartBrushエディタダイアログ(TeeBrushDlg)には火、雲、メタル、石など複数の新しいパターンイメージが用意されました。

◆ TTeeShadowは、「スムーズ」モードで影を描画できます。
例:Shadow.Smooth:=True

◆ 360度回転をサポートすることにより3Dクリッピングを改良。

◆ TeeChartウィザードでは、「テーマ」をサポートしています。

◆ QuickReportチャート(TQRChart)の新しいメソッド:SetChartメソッド
これは、QRChart内に標準のチャートをコピーします。
例:QRChart1.SetChart(Chart1);

◆ Chart1.Zoomは、左上方向へのドラッグでのズーム設定が可能です。

◆ 言語設定の追加:近代ペルシャ語、スロバキア語、ヒンディー語、ウルドゥ語、アフリカーンス語。

◆ 直交モードと2DモードでのOpenGL描画の改良。

◆ 対数軸の自動インクリメントを改良。

◆ 新しいプロパティ:TSeriesDataText.ValueFormatプロパティ
この形式を使用してテキストファイルまたはストリームに系列値をエクスポートします。

◆ 新しいプロパティ:TCursorTool.UseSeriesZプロパティ
関連する系列の「Z」位置にカーソルを表示します。

◆ TAnnotationToolの新しいプロパティ:PositionUnits
このプロパティは、指定した左上座標にアノテーションを表示します。これらの座標はチャート全体の幅および高さの百分率として表わされます。

◆ サーフェス(三角)系列のClickedメソッドは、マウスのXY位置に三角形を返します。

◆ High-Low系列はnull値をサポートします。

◆ 極系列とレーダー系列の新しいプロパティ:LabelsMarginプロパティ

◆ TChartEditorの新しいオプションで、「エクスポート」の「ネイティブ」タブを非表示にします。
例:ChartEditor1.HideTabs:=[cetExportNative]

◆ 円系列は複数ページをサポートします。
例:Chart1.MaxPointsPerPage := 5

◆ 設計時の新しいエディタダイアログ:Options
複数のチャートギャラリとチャートエディタのオプションを構成します。

◆ TCustomSeriesの新しいプロパティ:Shadowプロパティ
リボン系列と横リボン系列で利用可能で、主線の近くに影の線を描画します。

◆ TChartGridの新しいメソッド:ChangeColorメソッド
色エディタダイアログを表示します。
新しいメソッド:GetSeriesメソッド、GetXYZSeriesメソッド、FindXYZIndexメソッド
新しいイベント:OnEditingCellイベント

◆ OpenGLの3Dキャンバス作成のためのサンプルクラス:TGLTorusクラス

◆ 新しいクラス:TTeeScrollBarクラス
豊富な書式化プロパティでスクロールバーを実装するためのクラスで、標準のWindowsのスクロールバーへの改良です。

◆ TMapSeriesポリゴンの透明度

◆ 新しい軸プロパティ:MasterAxisプロパティ
軸スケールを同期するために軸を連結します。

◆ 新しい軸イベント:OnDrawLabelイベント
各軸ラベルをカスタマイズします。

◆ TPreviewPanelの新しいプロパティ:SmoothBitmapプロパティ
メタファイルの代わりスムーズストレッチアルゴリズムを使用してプレビューチャートを描画します。

◆ TeeProcs.pasユニット内の新しいグローバル手続き:TeeAntiAlias

◆ TColorGridSeriesの新しいプロパティ:Frameプロパティ、SmoothBitmapプロパティ、XGridEveryプロパティ、ZGridEveryプロパティ

◆ TColorBandToolクラスの新しいペンプロパティ:StartLineプロパティとEndLineプロパティ

◆ TColorLineToolの新しいイベント:OnBeginDragLineイベント

◆ TCursorToolの新しいイベント:OnSnapChangeイベント

◆ TNearestToolの新しいメソッド:GetNearesPointメソッド
TNearestToolは、サーフェス(三角)系列のようなXYZの3D系列でも動作します。
マウスカーソルから近傍ポイントまでの線を描くために、新しいLinePenプロパティも追加されました。

◆ サーフェス(三角)系列の新しいプロパティ:FastBrushプロパティとTransparencyプロパティ

◆ カスタムなシンボルを描画する新しいイベント:Chart1.Legend.Symbol.OnDrawイベント

◆ TeCanvas.pasユニットの新しいメソッド:PolygonBoundsメソッド、 RectFromTriangleメソッド、TeeDistanceメソッド
 

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