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TeeChart Pro .NET 2J 新機能一覧

 

TeeChart Pro .NET 2J 【新機能一覧】 New!

 
新コンポーネント
TextSource

TextSourceコンポーネントは、テキストから取得したポイントで系列を描画するために使用されます。テキストは、ファイルあるいはWebのURLアドレスの文字列でポイントを取得することができます。

XMLSource

XMLSourceコンポーネントは、チャート系列にXML形式でデータをインポートします。
XMLSourceコンポーネントは、WebからXMLデータを検索し、そして自動的に系列を作成するために使用することができます。

CrossTabSource

CrossTabSourceコンポーネントは、全てのデータセットに接続し、データベースのデータからグループやラベルフィールドや式(値の和あるいは計算)を使用して自動的に系列を作成します。

TeeOpenGL

TeeOpenGLコンポーネントは、 チャートキャンバス内のオブジェクトすべてを360度に回転できます。

 

テーマ
チャートのテーマ

TeeChartのテーマは、マウスのシングルクリックで多くのチャート特性を変更します。
複数のテーマは、テーマエディタやコードで設定できます。
簡単なコードで新しいテーマを作成します。

カスタムパレット

複数の事前に定義されたカラーパレットを各チャートに割り当てることができます。
Steema.TeeChart.Themes.ColorPalettes.ApplyPalette(TChart1.Chart, cbDefault.SelectedIndex + 1)
さらに、カスタムカラーパレットを設定することもできます。

 

軸の新機能
拡張ラベル

軸ラベルは「拡張」モードで表示できます。
これは、軸ラベルを2行あるいは2列で表示します。
 TChart1.Axis.Left.Labels.Alternate = True

軸のベベル

4つのデフォルトのチャート軸の周りに「ベベル」を描画するためには、下記のコードが使用できます。
Private Sub TChart1_AfterDraw(ByVal sender As Object, ByVal g As  Steema.TeeChart.Drawing.Graphics3D) Handles TChart1.AfterDraw
    DrawBevelsAroundAxis(g, Steema.TeeChart.Drawing.BevelStyles.Lowered, 2)
End Sub

カスタムな対数軸

カスタム軸のラベルを使用して、非直線の軸スケールを構成するのは簡単です。
以下の例は左軸のために、どのようにカスタムな対数軸の増加量と副目盛を設定するかを示します。
この例では、各ラベル間に10個あたり4個の軸のラベルと2つ副目盛線を設定します(コード参照)。

日付書式の奥軸

奥軸(右)や奥軸(上)は、日付書式でラベルを表示するように設定できます。

奥軸(上)

奥軸(上)は、3Dチャートの左側上部に表示します。
TChart1.Axes.DepthTop.Visible = True

最初と最後のラベル

Axisの「GetAxisDrawLabel」イベントは、複数の効果のために使用できます。
このイベントは、ラベルを表示する直前に発生します。

このサンプルは、下軸の最初と最後のラベルの異なるテキストの整列を設定する方法を表示します。

等距離の軸

2つの軸を「等距離」で作成します。
同じピクセル数のため、お使いのPCの画面サイズに従って同じスケールにするので、グリッド線は「長方形」の代わりに「正方形」を作成します。
MakeIsoAxis(Line1)

 

パネルでの新しい機能
イメージベベル

イメージベベルは標準のWindowsベベルの代わりであり、チャートに色々な構成が行えます。

凡例での新しい機能
凡例スクロールバー

凡例スクロールバーは、凡例の内側にスクロールバーを表示します。
スクロールバーは、Windowsコントロールではありませんので、色のカスタマイズなどが行えます。

OnDrawSymbolイベント

Legend.Symbolの「OnSymbolDraw」イベントは、例えば、このサンプルのように国旗を表示しているように、凡例のシンボルの表示をカスタマイズするために使用できます。

系列での新しい機能
等高線の代替描画方法

この例は、バイナリファイルからデータをロードして等高線あるいはカラーグリッドとして描画する代替方法を示します。
この例は、Lee Grissomにより提供されました。

バーの3D深さ

縦棒系列や横棒系列の「DepthPercent」プロパティは、3D(Z深さ)方向のバーサイズを制御します。
Bar1.DepthPercent = 50 ' 3D深さの50%

バーの目盛線

縦棒系列や横棒系列は、各バーに「目盛線」を描画することができます。
各線は、TickLinesのペンを使用して各軸グリッド線の位置に描画します。
Bar1.TickLines.Visible = true

マーカのシンボル

系列マーカは、各マーカにシンボルを表示できます。
Bar1.Marks.Symbols.Visible = True
シンボルの色は、チャートの凡例と同じ色です。

円の影

楕円の影を描くプロシージャです。
円系列のようなサークル系列で役立ちます。ChartのOnBeforeDrawSeriesイベントで下記のコードを使用しています。
DrawEllipseShadow( Chart1.Canvas, Chart1.Color, R )

 

スライスの高さ

各円系列あるいはドーナツ系列のスライスは、Chart1.Chart3DPercent(デフォルト:100%)のパーセンテージとして異なる高さを使用して描画することができます。
Donut1.SliceHeight(3) = 50 ' スライスのインデックス3, 3D高さの50%を使用

キャンドルの高値-安値ペン

キャンドル系列には、キャンドルの枠のペンとは異なるペンで高値から安値まで線を描くための「HighLowPen」プロパティがあります。
Candle1.HighLowPen.Color = Color.Blue

サーフェスのパレット

サーフェスのパレットは、淡い、濃い、グレースケール、グレースケール反転、虹が設定できます。
例:Surface1.PaletteStyle = Steema.TeeChart.Styles.PaletteStyles.Rainbow

サーフェスのスムージング

既存のセル間で値を補間(新しいセルを挿入する簡単なアルゴリズムを使用)することで少ない数のセルを持つサーフェス(およびタワー、等高線、などのような「3Dグリッド」系列)は滑らかにすることができます。

リボン系列の補間

簡単な式を使用して任意のX値のy=y(x)を計算することができます。コードは、リボン系列/折れ線系列を使用してX値がソートされた場合にのみ正しく動作します。
カーソルを移動させてください --> 任意のX値に該当する系列のY値が表示されます。

壁での新しい機能
壁の自動非表示

WallのAutoHideプロパティがTrueの場合、ポイントが壁で覆われないように自動的に壁を非表示にします。
TChart1.Walls.Right.Visible = True
TChart1.Walls.Right.AutoHide = True

 

新チャートツール
ホットスポット

このツールは、Webフォームで利用します。ここでは、ホットスポットツールの簡単な使い方を示します。

WebフォームのForm_Loadイベントに、次のようなコードを追加します。

private void Page_Load(object sender, System.EventArgs e) 
{ 
     //Chartオブジェクトを使用します。
     Steema.TeeChart.Chart Chart1 = WebChart1.Chart; 
 
     //2D描画で泡系列を描画
     Chart1.Aspect.View3D = false; 
     Steema.TeeChart.Styles.Bubble bubble1
      = new Steema.TeeChart.Styles.Bubble(Chart1); 
     bubble1.FillSampleValues(); 
 
     //チャートにホットスポットツールを追加
     Steema.TeeChart.Tools.SeriesHotspot seriesHotSpot1
      = new Steema.TeeChart.Tools.SeriesHotspot(Chart1); 
     //Steema.TeeChart.Styles.MapAction.Markはデフォルト値
     seriesHotSpot1.MapAction = Steema.TeeChart.Styles.MapAction.Mark; 
} 

このコードを実行し、泡の上にマウスを移動すると、系列マーカの値(この場合は、YValues)が表示されます。
【実行例】

次の例は、ホットスポットツールを使用してチャートのドリルダウンを表示しています。

2D 照明

2D 照明ツールは、チャートに「2D照明」の視覚効果を有効にします。

サーフェス近傍

サーフェス近傍ツールは、サーフェス系列上にマウスを移動した時にサーフェスセルをハイライト表示するために使用することができます。

軸スクロール

軸スクロールツールは、スクロールするために軸のマウスドラッグを有効にします。
このツールは、単一の軸あるいは全ての可視チャート軸に設定できます。
AxisScrolll1.Axis = TChart1.Axes.Left

エクスポート形式
EPS

チャートをEPS(Encapsulated PostScript)形式へエクスポートするための、新しいPSCanvas.csユニットです。

SVG

実行時に、エクスポートダイアログあるいはコードを使用して、チャートをSVG(Scalable Vector Graphics)形式にエクスポートできます。

コンポーネントでの新しい機能
ChartListBoxのラジオボタン

ChartListBoxコントロールは、チェックボックスやラジオボタンを表示できます。
ラジオボタンの主な目的は、一度に1つの系列のみ表示させるためです。
ChartListBox1.CheckStyle = CheckBoxStyle.Radio

ChartListBoxの編集

F2キーを押すかメソッドを呼び出すと、選択された系列のChartListBoxのテキストの編集が行えます。
F2キーを押すか「エディタ」チェックボックスをクリックしてください。エディタを非表示するためには、F2キー、Escapeキー、Enterキー、あるいはリスト内の任意の場所をクリックしてください。

ChartListBoxの有効な機能

ChartListBoxコンポーネントには、エンドユーザーが系列型あるいは系列色を変更、系列をドラッグにより再ソート、系列をDelキーで削除することを制御するためのプロパティがあります。
例:ChartListBox1.EnableChangeColor = False
ChartListBoxコンポーネントは、系列がコードで追加あるいは削除された場合も連動します。

チャートのグリッド

簡単なコードを使用して、標準の.NETのDataGridにTeeChart系列をリンクすることができます。
グリッドは、キーボード上の標準のナビゲーションキーを使用してポイント値やテキストを追加、削除、編集することができます。

 

新関数
ADX

A.D.X ( Average Directional Change )は、金融のチャートアプリケーションで一般に使用されるインジケータ関数です。
ADX関数は、データソースとしてOHLC(キャンドル)を使用して3つのライン(DMI+/ADX/DMI-)を描画します。

ボリンジャー

ボリンジャーバンドは、金融インジケーターとして使用される特別な関数です。
これは、移動平均値(指数の有無)あるいは標準偏差を使用して2つの線を計算し描画します。

相関

相関関数は、同じトレンドに従ってソースのX値とY値をどのように示すか-1から1への係数値を計算します。

指数トレンド

指数トレンド関数は、指数(e)の重み付けを使用すること以外はトレンド関数と同様です。
凡例の緑の系列をクリックして標準トレンドと比較してください。

MACD

MACD(Moving Average Convergence Divergence)関数は、金融チャートで使用されます。

メディアン

メディアン関数は、ソートされたソース値で中央に配置された値を計算します。
中央に配置された値が2つある場合、この関数はその2つの値の平均値になります。
Nullソース値は、計算に含める/含めないこともできます。

モード

モード関数は、ソース系列データの中で重複数の多い値を計算します。
Nullソース値を無視するためのオプションがあります。

境界

境界関数は、ソース系列のリミット(境界)を構成するソースポイントのサブセットを計算します。

ダウンサンプリング

ダウンサンプリング関数は、下記の方法で系列のポイント数を減らします。
+ dsAverage : グループの平均値でグループのポイントを置き換えます
+ dsMax : グループの最大値でグループのポイントを置き換えます
+ dsMin : グループの最少値でグループのポイントを置き換えます
+ dsMinMax : グループの最少値と最大値でグループのポイントを置き換えます

RSI

R.S.I(Relative Strength Index)関数には、2種類の計算方法があります。
デフォルトは、データソースのキャンドル系列の始値と終値を使用して計算します。もう1つの方法は、終値のみ使用します。
例:RsiFunction1.Style=RSIStyle.Close (デフォルト値:OpenClose)

分散

分散関数は、分布の広がり具合を返します。標準偏差関数は分散の平方根を表します。

新系列
横ヒストグラム

横ヒストグラム系列は、「階段」モードで横面系列のような値を描画しますが、Y座標にポイントをセンタリングします。

マップ

マップ系列は、ポリゴンシェープのコレクションです。各シェープは、形式属性や値を持っています。シェープの色は、値の色パレットを使用するか、カスタム色を定義し使用できます。

イメージ バー

イメージバー系列は、カスタムなイメージで塗りつぶされたバーポイントを描画します。
イメージは、「タイル」あるいは「ストレッチ」で描画できます。

極棒

極棒系列は、円の中心から線として値を描画します。

滑らかな極

スムーズ関数は、極チャートに適用できます。

 

その他
系列グループ

Seriesコンポーネントは、一度に複数の系列を表示/非表示するためにグループ付けができます。
グループ付けが有効の場合、チャートエディタにはグループ名が表示されます。
TChart1.Series.AddGroup("First group")

3D 散布の基準線

系列の垂直軸により指定された全てのポイントから系列の垂直軸で指定されたベースフロアに線を描くためのChartPenです。
Points3D1.BaseLine.Visible = True

カラーバンドのクリック

カラーバンドツールは、カラーバンドをクリックした際に発生するClickイベントやClicked関数を提供します。

カラーバンドのドラッグ

カラーバンドツールは、開始あるいは終了の端をドラッグしてリサイズすることができます。
ColorBand1.ResizeStart = True
ColorBand1.ResizeEnd = True

凡例のタイトル

LegendのTitleプロパティは、凡例矩形の上部にテキストを表示します。
TChart1.Legend.Title.Visible = True

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