ForeColorOpacity、BackColorOpacity、BorderColorOpacity の各プロパティを設定することにより、オブジェクトを半透明にして描画します。
これらのプロパティは「不透明度」を示す 0～100(%) の値で設定し、値が大きいほど透過率は高くなります。0 で完全透過（表示されない）、100 で完全不透過となります。
また、これらの設定は、SelectedObjectForeColorOpacity、SelectedObjectBackColorOpacity、SelectedObjectBorderColorOpacity プロパティにより描画後でも変更できます。

描画例

コード例

テキストオブジェクトの背景を半透明に設定します。
※これらの設定は、ツールバーによっても可能です。ツールバーについては「ツールバーを使用する」の項をご覧ください。

[Visual Basic.NET]

'※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = True

'描画オブジェクトをテキストにする
ImageKit1.Edit.EditKind = Newtone.ImageKit.WPF.KindOfEdit.Text
ImageKit1.Edit.Border = False
ImageKit1.Edit.FontName = "CooperBlack"
ImageKit1.Edit.FontSize = 20
ImageKit1.Edit.ForeColor = Colors.Black
ImageKit1.Edit.BackColor = Colors.Yellow
'背景を半透明にする
ImageKit1.Edit.BackColorOpacity = 50

'この後、マウスやメソッドでテキストを描画します

[Visual C#.NET] 
//※アノテーション機能を使用する際は下記のプロパティを True に設定しておく必要があります
ImageKit1.Edit.EditEnabled = true;

//描画オブジェクトをテキストにする
ImageKit1.Edit.EditKind = Newtone.ImageKit.WPF.KindOfEdit.Text;
ImageKit1.Edit.Border = false;
ImageKit1.Edit.FontName = "CooperBlack";
ImageKit1.Edit.FontSize = 20;
ImageKit1.Edit.ForeColor = Colors.Black;
ImageKit1.Edit.BackColor = Colors.Yellow;
//背景を半透明にする
ImageKit1.Edit.BackColorOpacity = 50;

//この後、マウスやメソッドでテキストを描画します

◆ 参照プロパティ

ImageKit.Edit.ForeColorOpacity
ImageKit.Edit.BackColorOpacity
ImageKit.Edit.BorderColorOpacity
ImageKit.Edit.SelectedObjectForeColorOpacity
ImageKit.Edit.SelectedObjectBackColorOpacity
ImageKit.Edit.SelectedObjectBorderColorOpacity

◆ 参照サンプルプロジェクト

\Examples\WPF\CSharp または VB.NET\4. アノテーション機能\EditToolBar