開発者作成 UI で取り込む時のテキストエンハンスメントの種類を取得または設定します。
[Visual Basic]
Public Property TextEnhancement As Integer
[C#]
public int TextEnhancement {get; set;}

プロパティ値

キヤノン製DRスキャナ用ドライバ
0: 適用しない
1: テキストエンハンスメント
2: アドバンスドテキストエンハンスメント
3: 高速テキストエンハンスメント
4,5: アドバンスドテキストエンハンスメントⅡ(ご利用の機種により値が異なる)

エプソン製スキャナ用ドライバ
0: 適用しない
1: 文字くっきり(標準)
2: 文字くっきり(強)

解説

キヤノン製DRスキャナ用ドライバ、エプソン製スキャナ用ドライバご利用時に有効です。エプソン製スキャナ用ドライバご利用時に段階設定が可能なのはエプソンスキャナドライバ『EPSON Scan Ver.5.0以降』ご利用時となります。 キヤノン製DRスキャナ用ドライバでは PixelType プロパティが BW で BitDepthReduction プロパティ が Threshold の場合に有効です。 キヤノン製DRスキャナ用ドライバでは「テキストエンハンスメント」、エプソン製スキャナ用ドライバでは「文字くっきり」という表現を用いています。
UserInterface プロパティが Suppress の場合に有効です。 データソースがサポートしている値は、GetCapabilityEnumToSingle メソッドで取得できます。 なお、エプソン製スキャナ用ドライバのバージョンによっては有効無効の 2 つしか設定できないものがありますが、ImageKit ではその場合 0 か 0 以外で判定します。

参照

Scan メンバ | Newtone.ImageKit.WPF.ImageKit