[Visual Basic] Public Function InsertPageIntoMultipageTiff(Val As Newtone.ImageKit.SaveFileType, SaveUrl As String, insertPage As Integer) As Boolean
[C#] public bool InsertPageIntoMultipageTiff(Newtone.ImageKit.SaveFileType Val, string SaveUrl, int insertPage);
パラメータ
- Val
- 保存するイメージの種類（ Newtone.ImageKit.SaveFileType
値）
- SaveUrl
- 保存先のファイル名（仮想ディレクトリのパスとして指定）
- insertPage
- 挿入するページ
戻り値
成功の場合は True 、失敗の場合は False を返します。
解説
LoadImageFromFile
メソッドまたはLoadImageFromRawData
メソッドでロードされたイメージを、SaveUrl に設定したファイルの、引数 insertPage
で設定したページに挿入して保存します。
引数 insertPage は1以上が有効となり、設定した値が SaveUrl
に設定したファイルのページ数よりも大きい場合は、最後のページに追加します。
SaveUrl に設定したファイルが存在しないときは、新規のシングルページの Tiff ファイルとして保存します。
引数の Val には、Tiff イメージを設定した場合のみ有効です。作成するマルチ Tiff ファイルの各ページの圧縮形式や引数
Val で設定した圧縮形式は、異なる形式が混在していても有効です。
SaveUrl に設定したファイルが Tiff ファイル以外の場合や、引数 Val に Tiff 以外の種類を設定した場合、引数
insertPage に0以下の値を設定した場合は失敗して False を返します。
各圧縮形式ごとに保存可能なビット数があります。対象外のビット数を保存しようとするとエラーとなりますので注意してください。
下記に保存可能なビット数を示します。
形式： 保存対象となるイメージのビット数
TIFF（非圧縮）： 1,4,8,16（グレーは除く）,24,32
TIFF（GROUP3-1D）： 1,4,8,16（グレーは除く）,24,32（Windows Vista
は1ビットのみ。保存対象は左記のとおりですが、すべて1ビットで保存されます。）
TIFF（GROUP4）： 1,4,8,16（グレーは除く）,24,32（Windows Vista
は1ビットのみ。保存対象は左記のとおりですが、すべて1ビットで保存されます。）
TIFF（PACKBITS）： 1,24
TIFF（LZW）： 1,4,8,16（グレーは除く）,24,32
GROUP3-1D は MH、GROUP4 は MMRと同じ形式です。
非圧縮、LZW 形式で16ビットイメージを保存すると24ビットイメージに変換されます。
参照
ImageKit メンバ | Newtone.ImageKit.WPF.Web.ImageKit