イメージファイルの読込・保存機能を提供します。各ファイルタイプを自動認識してイメージファイルの読込を行います。読込時とは別のファイルタイプで保存できます。たとえば、CADデータ(DXF)を読込み、JPEGイメージとして保存することも簡単です。
●プレビュー付ファイル選択ダイアログ


このダイアログを利用することでイメージファイルの読込選択のためのコードが不要になります。また、一覧中の選択されているイメージファイルの縮小イメージプレビューをリアルタイムにダイアログ内に表示するので、視覚的に確認した上でファイルを選択する処理が驚くほど簡単に作成できます。
●各プレーン別にイメージの読み書き
次のメソッドで、イメージを各プレーン別に保存と読込ができます。
RGBBmpPlaneFileLoad /
RGBBmpPlaneFileSave
CMYKBmpPlaneFileLoad /
CMYKBmpPlaneFileSave
YCCBmpPlaneFileLoad /
YCCBmpPlaneFileSave

●ファイルイメージのメモリデータとの読み書き
前バージョンのImageKit6では実ファイルのみをサポートしていましたが、ImageKit7ではファイルイメージのメモリとの処理をサポートしました。
●読込・保存時の進捗状況をイベントで通知
■対応イメージファイルタイプ
●
JPEG2000
●
JPEG2000Stream
JPEGに比べ高品質でかつ高圧縮な画像データが特徴です。
JPEG2000はウェーブレット変換(※)で符号化を処理します。
JPEGで高圧縮率で保存した際の格子状や波紋状のノイズは
、JPEG2000ではありません。
また、可逆圧縮が選択できることで圧縮による劣化のない画像フォーマットとしても利用できます。
※ウェーブレット変換:
ウェーブレット関数により画像全体を周波数帯域に分け、
量子化・符号化して圧縮する方式
●
SVG(非圧縮)
W3C(World Wide Web Consortium)提唱のSVG(Scalable Vector Graphics)は、ベクターグラフィックス言語のオープンな標準です。XMLに対応しているので、CADデータ属性のほか、同時に関連情報も別属性で活用可能でありその拡張性
も特徴です
。
●
SXF(p21/sfc)
国土交通省が規定したCADデータ交換
フォーマット
です。
SXF標準
のバージョン3.0でサポートされている、国際標準ISO10303 STEP/AP202規約に則った電子納品のためのp21形式と、CADデータ交換のための簡易形式であるsfc(Scadec Feature Comment)の両方の物理ファイルに対応しています。
●DIB(WindowsBMP)
1,4,8,16,24,32ビット
●DIB(WindowsBMP)RLE4,RLE8
4,8ビット
●JPEG
8ビットグレースケール,24ビット/基本DCT、プログレッシブDCT/Exif(JPEG圧縮・基本主画像およびサムネイル画像:読込のみ)
●GIF
透明/インタレース/1,4,8ビット/マルチページ読込/アニメーション保存
●TIFF
1,4,8,16,24,32ビット
【圧縮方式】非圧縮/CCITTRLE/FAX3(1次元・2次元圧縮)/FAX4/PACKBITS/LZW/JPEG(※)
【カラーモード】パレット/RGB/CMYK【マルチページ】読込/保存
※読み込みできないファイルもあります。
●PNG
1,4,8,24ビット/透明/インタレース
●FPX(フラッシュピックス)
8ビットグレースケール,24ビット
【圧縮方式】非圧縮/JPEG圧縮/単色圧縮
●PCX
1,4,8,24ビット
●WMF
●EMF
●DXF(2次元)
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