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ABCpdf .NET 4J / ABCpdf COM 4J

この製品は、2006年3月2日で販売を終了いたしました。
後継の新バージョン「ABCpdf 5J」の情報は
こちらです。
 
Web対応 PDFドキュメント作成コンポーネント


【エービーシーPDF
ドットネット 4J】
ABCpdf .NET 4J


【 エービーシーPDF
コム
4J】
ABCpdf COM 4J

標準価格 89,000 (税込 93,450円) / 1インストール ライセンス
 

 ABCpdfは、プリンタドライバを使用せずAdobe®PDFドキュメントを動的に高速生成するコンポーネントです。

 WebブラウザへのPDFドキュメントの直接転送、各種イメージ対応、行間・段落などの書式詳細設定、Unicode対応、回転・拡大・グラフィックス描画コマンドを装備、40・128ビットの暗号化、フィールドやフォームのサポート、RGB・CMYK・グレースケールに対応、プレースホルダ利用によるレイアウト設定など、高機能で高い開発生産性を実現します。

 ABCpdfはシンプルで簡単に生産性の高い開発が可能です。加えて高度な機能を使用した開発も行えます。
 
ABCpdfはPDFドキュメントの作成や読込みおよび修正を行うことができます。また他のPDFドキュメントからのページの追加や挿入、あるいは別のPDFドキュメントの作成ができます。 更にPDFドキュメントをクライアントのWebブラウザに直接転送することもできます。
PDFドキュメントにはJPEG, GIF, TIFF, BMP, PNG, EXIF, WMFやEMFのイメージを含めることができます。またPDFドキュメントの複数の別の場所からイメージデータを参照することができます。これは透かし(半透明)イメージや頻繁に使用するイメージには便利です。
ABCpdfはインデント、カーニング、トラッキング、文字間や行間及び段落の空白、アライメントなどテキストを細かく制御することができます。
ABCpdfはUnicodeをサポートします。従ってどんなプラットフォームでも適切な言語パッケージやUnicodeフォントへの参照が行われます。大きなCJK(中国語、日本語、韓国語)フォントについては、そのサブセットを使用することでメモリーの使用量を少なくし サーバーの負担も少なくします。
ABCpdfはHTMLやHTML形式のテキストをサポートします。
ABCpdfは回転、拡大、傾きなどの変換機能をサポートしているので、回転の文字やイメージ、グラフィックスを簡単な命令で描画できます。
ABCpdfは暗号化したPDFドキュメントを作成できます。暗号化キーは40ビットから128ビット長の設定ができます。
ABCpdfはフィールドやフォームをサポートしますので、テンプレートドキュメントのプレースホルダを使用することによりダイナミックにドキュメントのレイアウトを設定できます。
ABCpdfはRGB, CMYKやグレースケールのイメージをサポートします。従って高品質な印刷を行うアプリケーションを作成することができます。
ABCpdfはテキストや線などのオブジェクトの位置を正確に設定することができます。
PDFのバージョン 1.5(Acrobat 6)に対応しています。
ASP(Active Server Pages)での基本的な使用方法
DLL: ABCpdf4.DLLはCOMコンポーネントです。このコンポーネントはマルチスレッドの環境で高度なPDFの処理を行うWebSupergooのPDFテクノロジーを使用しています。
 
Reg: ABCpdf4.DLLをWindows\System32にコピーし、レジストリに登録して使用します。下記はABCpdfのドキュメントオブジェクトを作成するコードです。(ASPで使用する場合)

Set doc = Server.CreateObject("ABCpdf4.Doc")
 
Example: 下記のコードは、ABCpdfのライセンス情報を表示します。

<html>
<body>
<%
Set theDoc = Server.CreateObject("ABCpdf4.Doc")
Response.Write("License: " & theDoc.License & "<br>")
%>
</body>
</html>

 
Security: ASPは制限されたセキュリティのもとで動作するので、一般的にIISのユーザはファイルを作成したり書き込んだりすることはできません。 そこでPDFファイルを保存する場合は、保存先ディレクトリーの設定をIISユーザ(例:IUSR_MACHINENAME)による書込み許可に設定する必要があります。
PDFドキュメント作成の最初のコードサンプル
 PDFドキュメントは簡単な手順で作成できます。最初にABCpdf のドキュメントオブジェクトを作成し、次にそのオブジェクトにテキスト、イメージやグラフィックスを追加します。
全ての項目は、カレントのPageとカレントのRectに追加されます。 別のページや別の領域に描画する場合にはPageやRect の値を変更します。デフォルトのページは最初のページで、デフォルトの描画領域は全ページです。
開発時にFrameRect メソッドを使用することにより、カレントのページとカレントの描画領域を取得することができます。
項目を追加する度に、オブジェクトIDが生成されます。このオブジェクトIDを使用して、オブジェクトのプロパティを取得したり変更したりします。
 
下記のコードは、簡単なPDFドキュメントを作成します。
最初にABCpdfのドキュメントオブジェクトを作成し、次にフォントのサイズとテキストを設定し、最後に指定した場所に保存します。

Set theDoc = Server.CreateObject("ABCpdf4.Doc")
theDoc.FontSize = 96
theDoc.AddText "Hello World"
theDoc.Save "c:\mypdfs\simple.pdf"

座標領域

 ABCpdfはAdobe PDFの座標系を使用しています。
ABCpdfは領域の中の位置をあらわす場合はXPointオブジェクトを使用し、カレントの描画範囲のような領域やページのサイズをあらわす場合はXRectオブジェクトを使用します。
Doc.Rectは最も重要なプロパティで、全ての処理がこのプロパティで行われます。 ドキュメントにテキストを追加すると、テキストはDoc.Rectプロパティの中に追加されます。また四角形を描画したり四角形の枠を設定したりする場合、Doc.Rectプロパティの中で処理が行われます。イメージを追加する時にはDoc.Rectプロパティの領域に合わせてスケーリングされます。
 

下記のコードは、ページに四角形を描画します。四角形の左下の位置は100、200ポイント、四角形の幅は400ポイントで高さは500ポイントです。 四角形の場所が確認しやすいように、ページにグリッドを描画しています。

Set theDoc = Server.CreateObject("ABCpdf4.Doc")
theDoc.AddGrid
theDoc.Color = "255 0 0"
theDoc.Width = 10
theDoc.Rect.Position 100, 200
theDoc.Rect.Width = 400
theDoc.Rect.Height = 500
theDoc.FrameRect
theDoc.Save "c:\mypdfs\coordinates.pdf"
イメージの処理
 ABCpdfはオリジナルの解像度でイメージを埋め込みます。イメージは異なるサイズで描画されますが、基本的なイメージは同じです。もし印刷時にイメージの粒子が粗く見えるときは解像度の大きなイメージが必要となります。
 
モード: イメージを描画するには下記の2つの方法があります。
1番目は、パススルーモードを使用してDocオブジェクトにイメージを直接追加します。Doc.AddImageFile、Doc.AddImageDataはパススルーモードで動作します。
2番目は、ドキュメントにImageオブジェクトを追加する前に、間接モードでImageオブジェクトの中にデータを描画します。Doc.AddImageObjectメソッドは間接モードで実行されます。
一般的にJPEGイメージはパススルーモードで、他のイメージは間接モードで追加します。

パススルーモード

イメージフォーマットによっては、パススルーモードの方が優れている場合があります。
もしイメージが復元と再圧縮が必要でない場合、パススルーモードの方が高速に処理されます。これは特にTIFFイメージに適用されます。また、圧縮してあるJPEGイメージはそのまま使用するので、復元の必要がないためパススルーモードを使用します。イメージはカラープロファイルとともにそれらのカラースペースに挿入されます。(これにより確実に色の再現を行います。 )

間接モード

間接モードにはパススルーモードより多くの利点があります。Imageオブジェクトにイメージが描画されるときイメージが完全に復元されるので、この段階でイメージのエラーが発見されます。イメージが壊れることはめずらしくありませんし、もしデータが挿入される前にそのエラーを検出しなければPDFは壊れる可能性があります。イメージの色が補正されているので、カラープロファイルを埋め込む必要がなくファイルサイズが小さくなります。
 

カラー: カラースペースには様々な方法がありますが、最も一般的なものはRGBとCMYKです。RGBは文字どおりディスプレイ上に赤、緑、青の点の発光で描画されます。またCMYKはシアン、マ ゼンタ、黄色と黒色の値で印刷用に用いられます。
これらの値は目に見える色といつも同じとはかぎりません。モニタにもいろいろあるので、そこに描画されるRGBのイメージは同じでもモニタによって違う色で描画されることがあります。同様にCMYKもプリンタや用紙によって色が違ってくることがあります。
International Color Consortium (ICC)は色に関する仕様を定義し、ICCカラープロフィールはオリジナルの色データを補完することを目的としています。したがって、CMYKイメージを扱う場合、イメージの意図した色のカラープロフィールも一緒に指定する必要があります。これにより出力装置に合わせた色の補正が可能になります。
柔軟性と正確な色を保持するため、オリジナルのイメージデータとそれに基づいたICCプロファイルとを保持することが重要です。これはイメージをパススルーモードで扱うときに可能です。
ABCpdf は RGB TIFF, CMYK TIFF, LAB TIFF, グレースケールJPEG, RGBカラーJPEG 及び CMYKカラーJPEG を扱うことができます。これはつまりどんな色でもABCpdfから直接PDFに設定できます。加えてどんなICCプロファイルでも適切に保存されるので、いろいろな出力に応じて正確に色が補正されます。
 
圧縮: ABCpdf のImageオブジェクトは普通Flate圧縮を使用します。これはPNGに使用されているものと同じ方法で、オリジナルイメージの品質を落とさないロスレス形式です。しかしイメージが白黒2値のときは、ABCpdf は圧縮効率のよいCCITT G4(FAX形式)圧縮を使用します。
 
サンプル: 以下は、イメージを描画する簡単なPDFの作成方法を示します。
 
最初に、ABCpdfのImageオブジェクトを作成し、イメージファイルの関連付けを行います。

Set theImg = Server.CreateObject("ABCpdf4.Image")
theImg.SetFile "c:\mypics\pic.jpg"


次に、ABCpdfのイメージドキュメントを作成します。

イメージを追加する時はカレントのRect の大きさにスケーリングされるので、Rect の大きさを正しく設定することが重要になります。ここでは、ピクセルとポイントを同じ値とします。印刷するイメージの解像度は72dpi となります。

Set theDoc = Server.CreateObject("ABCpdf4.Doc")
theDoc.Rect.Left = 100
theDoc.Rect.Bottom = 100
theDoc.Rect.Width = theImg.Width
theDoc.Rect.Height = theImg.Height
theDoc.AddImageObject theImg, False
theDoc.Save "c:\mypdfs\image.pdf"

 

eFormのプレースホルダ
 対話的なフォームを使用している多くのWebサイトがあります。これらはWebフォームやeForm、 AcroForms、電子フォームなどの名前で呼ばれています。HTMLだけでなく、PDFでもこれらの対話的なフォームを作成することができます。利用者にとっては、これらのフォームは普通のPDFドキュメントのようなものですが、テキストボックスやボタンなどWebでよく見られる対話的な要素を含んでいます。実際、eForm(PDFで作成した対話的なフォーム) はHTMLフォームと殆ど同じ要素をサポートしているとともに、Webサーバーへ内容をサブミットするHTMLフォームと同じ機構もサポートしています。

PDFのeFormが便利な理由として、PDFのテンプレートの中にプレースホルダを保持することです。もしABCpdfとともに使用するドキュメントテンプレートがあると、Acrobat を使用して項目を挿入したいところでPDFにフォームのフィールドを挿入することができます。またABCpdf で自動的にこれらのフィールドの位置を見つけ、そこに項目を挿入することができます。後で項目を多少移動したくなったら、AcrobatのPDFをオープンしてそのフィールドを移動するだけです。
 
以下は、eFormのフィールドをテキスト入力のプレースホルダとして使用する方法を示します。下記のサンプルは、各フィールドをそのフィールド名で設定します。
 
最初にABCpdfドキュメントのオブジェクトを作成し、PDFファイルを読込みます。

Set theDoc = Server.CreateObject("ABCpdf4.Doc")
theDoc.Read "c:\mypdfs\form.pdf"
theDoc.Font = theDoc.AddFont("Helvetica-Bold")
theDoc.FontSize = 16
theDoc.Rect.Pin = 1 ' top left

ドキュメントのルートに、フォームの全フィールドのリストを問い合わせ、リストを配列に分割します。

theList = theDoc.GetInfo(theDoc.Root, "Field IDs")
theIDs = Split(theList, ",")

リストの各フィールドについて繰り返し処理を行います。各フィールドについて、そのページと四角形を取得し、四角形を薄い灰色で塗りつぶすとともに、濃い赤色でフィールドの名前を描画します。

For i = 0 To UBound(theIDs)
  theID = theIDs(i)
  theDoc.Page = theDoc.GetInfo(theID, "Page")
  theDoc.Rect = theDoc.GetInfo(theID, "Rect")
  theDoc.Color = "240 240 255"
  theDoc.FillRect
  theDoc.Rect.Height = 16
  theDoc.Color = "220 0 0"
  theDoc.AddText theDoc.GetInfo(theID, "Name")
  theDoc.Delete theID
Next

最後に保存します。

theDoc.Save "c:\mypdfs\eform.pdf"
 

Before
After
表の作成
 ABCpdfはコンポーネント内には表を描画する機能はサポートしていませんが、プロジェクトに直接追加できるincludeファイルとしてASPやVBで使用することができるクラスを「表クラス」として用意しています。

以下は、1ページに収まる表の描画方法を示します。この例は、表の要素の位置を決めるため、前述の「表クラス」を使用しています。 
 
ドキュメントのオブジェクトを作成し、データを読込みます。この例では、データがタブで区切られたフォーマットになっています。

'... read the text
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Set f = fso.OpenTextFile(Server.MapPath("text6.txt"), 1)
theText = f.ReadAll()
Set theDoc = Server.CreateObject("ABCpdf4.Doc")
' set up document
theDoc.FontSize = 16
theDoc.Rect.Inset 20, 20

新しいテーブルのオブジェクトを作成し、ドキュメントにフォーカスを設定します。四角形の大きさや列の数がフォーカスによって表に通知されます。
列の幅は表の四角形の幅に合うように相対的に決まります。この例は、5つの列を設定し最初の列だけを他の2倍の幅に設定します。もし四角形の幅が600の場合、最初の列の幅は200になり残りが100の幅になります。

Set theTable = New Table
' focus the table on the document
theTable.Focus theDoc, 5
' first column has double width
theTable.Width(0) = 2


繰り返しながら、表に列と行を追加していきます。最初の列では全ての行を右端に設定し、他の行では左端に設定します。最初と最後の行に枠を描画し、一行おきに灰色を付けます。そして最後にドキュメントを保存します。

theRows = Split(theText, vbCrLf)
For i = 0 To UBound(theRows)
  ' add in new row
  theTable.NextRow
  theCols = Split(theRows(i), vbTab)
  ' add in columns
  For j = 0 To UBound(theCols)
    ' all but first column right aligned
    theDoc.HPos = 0
    If j > 0 Then theDoc.HPos = 1
    ' add the content to the cell
    theTable.NextCell
    theTable.AddText theCols(j)
  Next
  ' underline first row
  ' underline and overline last row
  ' shade every other row
  theTable.SelectRow theTable.Row
  If i = 0 Then theTable.Frame False, True, False, False
  If i = UBound(theRows) Then theTable.Frame True, True, False, False
  If i Mod 2 = 1 Then theTable.Fill "220 220 220"
Next
theDoc.Flatten
theDoc.Save "c:\mypdfs\table1.pdf"

 
以下のデータを使用すると、右表ができます。

Planet Distance From Sun (miles) Diameter (miles) Year Length (days) Day Length (days)
Mercury 36,000,000 3,030 88 58.00
Venus 67,000,000 7,520 225 225.00
Earth 93,000,000 7,925 365 1.00
Mars 142,000,000 4,210 687 1.00
Jupiter 484,000,000 88,730 4,344 0.40
Saturn 888,000,000 74,975 10,768 0.40
Uranus 1,800,000,000 31,760 30,660 0.70
Neptune 2,800,000,000 30,600 60,150 0.65
Pluto 3,600,000,000 1,410 90,520 0.25
高度なグラフィックス処理
 ほとんどの場合、グラフィックスの描画はFrameRect、FillRect、AddLineやAddArcなどのメソッドを使用して行われます。しかしPDFのコンテンツストリームに直接アクセスすることにより、高度なグラフィックスの描画を行うことができます。ページの中の項目はページのコンテンツストリームで定義されます。コンテンツストリームはページに配置されるグラフィックスオブジェクトの一連の記述から成ります。ABCpdfではコンテンツストリームを作成したり修正したりして、高度なグラフィックスの描画を行うことができます。

以下にいくつかの例を表示します。
 
カレントの非ストロークカラーでパスを塗つぶします。塗つぶした星型の描画を行うサンプルです。 曲線のセグメントを含むパス。曲線のセグメントはベジェ曲線で指定します。これにより曲線を描画したりパスを湾曲することができます。 線の終端のキャップの設定。下記の例は、線の終端のキャップの様子をあらわします。
オブジェクト一覧

Doc オブジェクト

DocオブジェクトはPDFドキュメントの基本オブジェクトです。
 
メソッド 説明
AddArc カレントのページに円弧を追加します
AddBookmark カレントのページを示すしおりを追加します
AddColorSpaceFile ドキュメントに ICC カラースペースを追加します
AddColorSpaceSpot ドキュメントに分割カラースペースを追加します
AddFont ドキュメントにフォントの参照を追加します
AddGrid カレントのページにグリッドを追加します
AddHtml カレントのページにHTML形式のテキストを追加します
AddImage カレントのページにイメージを追加します
AddImageCopy カレントのページにイメージのコピーを追加します
AddImageData データからイメージを取り出しカレントのページに追加します
AddImageDoc 他のPDFドキュメントのページをカレントのドキュメントのページに描画します
AddImageFile ファイルからイメージを取り出しカレントのページに追加します
AddImageHtml 指定したWebページをHTMLとして処理します
AddImageObject Imageオブジェクトからイメージを取り出しカレントのページに追加します
AddImageToChain ページ化されたHTMLから新しいページを追加します
AddImageUrl URLで指定したWebページを処理します
AddLine カレントのページに直線を追加します
AddObject ドキュメントにPDFオブジェクトを追加します
AddPage カレントのドキュメントにページを追加します
AddText カレントのページにテキストを追加します
Append ドキュメントの最後にPDFを追加します
Clear ドキュメントをクリアします
Delete ドキュメントに追加されているオブジェクトを削除します
EmbedFont ドキュメントにフォントを組み込みます
FillRect カレントのページに塗りつぶした四角形を追加します
Flatten カレントのページの結合と圧縮を行います
FrameRect カレントのページに四角形を追加します
GetData メモリーにドキュメントを保存します
GetInfo オブジェクトの情報を取得します
Read PDFを読込みます
Save ドキュメントをPDFとして保存します
SetInfo オブジェクトに情報を設定します
 
プロパティ 説明
Color 描画に使用する色
ColorSpace カレントのカラースペース
Encryption カレントの暗号化の設定
Font テキストの描画に使用されるフォント
FontSize テキストの描画に使用されるフォントサイズ
HPos テキストの水平方向の位置
Layer 新しい項目の挿入位置
LayerCount カレントのページのレイヤの数
License インストールしてあるABCpdfのライセンス情報
MediaBox 新しいページのデフォルトのサイズ
Options カレントの状態のオプション
Page 描画命令が行われるカレントのページ
PageCount ドキュメントの中のページの数
PageNumber カレントのページのページ番号
Pos 描画命令が行われるカレントの位置
Rect 描画命令が行われるカレントの領域
Root ルートオブジェクト
TextStyle テキスト描画のカレントのスタイル
Transform 描画のカレントの変換規則
VPos テキストの垂直方向の位置
Width 描画命令のカレントの線の太さ

Image オブジェクト

ファイルまたはデータに格納されているイメージへアクセスします。イメージはDoc.AddImageObject メソッドを使用して、ドキュメントに加えることができます。
 
メソッド 説明
Clear イメージをクリアします
SetData データからイメージをロードします
SetFile ファイルからイメージをロードします
SetMask イメージにマスクを設定します
 
プロパティ 説明
Frame カレント選択されているフレーム
FrameCount イメージ中のフレームの数
Height カレントのフレームの高さ(ピクセル)
HRes カレントのフレームの水平方向の解像度(DPI)
Selection カレント選択されている四角形
Type イメージの種類
VRes カレントのフレームの垂直方向の解像度(DPI)
Width カレントのフレームの幅(ピクセル)

XColor オブジェクト

このオブジェクトは色を表わします。色はRGB、CMYKあるいはグレースケールで表現されます。最初に作成される時の色はデフォルトの黒 [RGB(0, 0, 0)] となります。
 
プロパティ 説明
String 文字列による指定
Red RGBの赤の値
Green RGBの緑の値
Blue RGBの青の値
Gray グレースケールの値
Cyan CMYKのシアンの値
Magenta CMYKのマゼンタの値
Yellow CMYKの黄の値
Black CMYKの黒の値
Alpha 色の透明度の値
ColorSpace カラースペース

XEncryption オブジェクト

カレントの暗号化の設定をあらわします。Typeプロパティを設定しなければ、デフォルトで暗号化は適用されません。
 
プロパティ 説明
CanAssemble ユーザにドキュメントのアセンブルを許可します
CanChange ユーザにドキュメントの修正を許可します
CanCopy ユーザにドキュメントからのコピーすることを許可します
CanEdit ユーザにドキュメントの編集を許可します
CanExtract ユーザにドキュメントからの抽出を許可します
CanFillForms ユーザにドキュメントのフォームへの入力を許可します
CanPrint ユーザにドキュメントの印刷を許可します
CanPrintHi ユーザにドキュメントの印刷を許可します(高解像度による印刷)
OwnerPassword オーナーのパスワード
Password ユーザのパスワード
Type 暗号化のレベルを指定します

XPoint オブジェクト

2次元座標でのPoint値をあらわします。このオブジェクトが最初に作成されると、左下を表す"0 0"で初期化されます。ABCpdfはPDFの標準の座標空間を使用します。この原点はドキュメントの左下になります。縦横の座標値はポイント単位で上方向と右方向に増加します。
 
プロパティ 説明
String 文字列
X 水平方向の値
Y 垂直方向の値

XRect オブジェクト

2次元座標での四角形をあらわします。このオブジェクトが最初に作成されると、"0 0 0 0"で初期化されます。ABCpdfはPDFの標準の座標空間を使用します。この原点はドキュメントの左下になります。縦横の座標値はポイント単位で上方向と右方向に増加します。
 
メソッド 説明
Inset 四角形の縁を挿入
Magnify 四角形のスケーリング
Move 四角形の移動
Resize 四角形の幅と高さを変更
Position 四角形の左下の位置設定

 

 
プロパティ 説明
String 文字列
Left 四角形の左側の値
Bottom 四角形の下側の値
Right 四角形の右側の値
Top 四角形の上側の値
Width 四角形の幅の値
Height 四角形の高さの値
Pin 四角形の基準点

XTextStyle オブジェクト

テキストを追加するときのスタイルをあらわします。単位系はカレントの Doc.Unitsで定義されます。
 
プロパティ 説明
String 文字列でスタイルを定義
Size テキストのサイズの設定
Indent すべてのパラグラフの第1のラインのインデントの設定
LeftMargin パラグラフのインデントの設定
CharSpacing 各文字間の間隔を設定
WordSpacing 単語の間のスペースの設定
LineSpacing ラインの間のスペースの設定
ParaSpacing パラグラフの間のスペースの設定
Justification 均等割付
Bold 太字の設定
Italic イタリックの設定
Outline 文字のアウトラインの幅の設定
Underline テキストの下線の設定
Strike 取り消し線の設定
Strike2 二重取り消し線の設定

XTransform オブジェクト

基本座標系の変換を行います。
 
メソッド 説明
Invert 変換処理のための座標系を反転します
Magnify 基準点を中心にして、変換処理のための座標のスケーリングを行います
Reset 変換処理のための座標系の初期化を行います
Rotate 基準点を中心にして座標系の回転を行います(角度は度で指定します)
Skew 基準点を中心にして垂直方向と水平方向に座標系に「傾き」を設定します
Translate 水平方向と垂直方向に座標系の移動を行います
 
プロパティ 説明

String

座標系の変換処理の要素を文字列で設定します
ABCpdfのライセンスについて

 お客様がABCpdfのご利用時に必要なライセンスは、次の通りです。
 

インストールライセンス:

ABCpdfをコンピュータにインストールして使用するライセンスです。
また、ABCpdfを利用して開発したアプリケーションをインストール(配布)するライセンスにも適用できます。1インストールライセンス(通常製品)と3インストールライセンス、5インストールライセンス、エンタープライズライセンス(次項参照) があります。1インストールライセンスは1台のコンピュータだけにインストールして使用することができます。5インストールライセンスは最大5台のコンピュータにインストールして使用することができます。ABCpdfのインストールライセンスは開発時(デザインタイム)や実行時(ランタイム)の区別はありません。

たとえば、次のような場合、それぞれに「1インストールライセンス」が必要になります。
 
例1: ABCpdfを開発のために1台のコンピュータにインストールする場合
例2: ABCpdfを利用して開発した(Web)アプリケーションを自社(または他社)のWebサーバー1台にインストール(配布)して運用する場合
例3: ABCpdfを利用して開発した(クライアント)アプリケーションをエンドユーザの1台のコンピュータにインストール(配布)する場合

エンタープライズライセンス:

1社無制限のインストールライセンスです。同一社内であればコンピュータの台数に制限無くABCpdfをインストールして使用できます。 また、同一社内であればコンピュータの台数に制限無く、ABCpdfを利用して開発したアプリケーションをインストール(配布)することができます。
 

再配布ライセンス:

ABCpdfを利用して開発した(クライアントまたはWeb)アプリケーションを社内社外を問わず、コンピュータの台数に関係なく無制限に配布できるライセンスです。この再配布ライセンスは、配布アプリケーション1種類毎に必要です。たとえば、「製品A」と「製品B」は2種類のアプリケーションとみなします。 しかし、「製品A-Ver.5」と「製品A-Ver.6」のように同一製品間のバージョンなどによる違いは、同一のアプリケーションと考えて、1再配布ライセンスで対応できます。
なお、再配布ライセンスを開発用のインストールライセンスとして使用することはできません。開発を行う場合は、インストールライセンスが別途必要です。
 

【ABCpdfを利用した開発ツールソフトウェアの配布について】

上記3つの各ライセンスは、ABCpdfを利用した「開発ツールソフトウェア」の配布 にはそのまま適用はできません。しかし、お客様のご要望のライセンスを受け付ける体制がございますので、お気軽に弊社までご連絡ください。ここでの「開発ツールソフトウェア」とは、統合開発環境ソフトウェア(IDE)やDLL・OCX、その他ライブラリなどのソフトウェア部品(コンポーネント)などを指します。
 
対応OS
ABCpdf .NET 4J】:.NET Framework 1.1/2.0(Windows XP/2000)、Windows Server 2003
ABCpdf COM 4J】:Windows XP/2000/NT4.0/Server 2003
対応開発コンテナ
ABCpdf .NET 4J】:Visual Studio.NET 2003、Visual Studio 2005、IIS5.0、IIS6.0
ABCpdf COM 4J】:Visual Basic6.0/5.0、IIS6.0/5.0/4.0
パッケージ内容

セットアップCD-ROM/ユーザ登録カードなど
(マニュアルなどのドキュメントはCD-ROMに含まれます)

主な標準価格
ABCpdf .NET 4J 1インストールライセンス 89,000円 (税込 93,450円)
ABCpdf COM 4J 1インストールライセンス 89,000円 (税込 93,450円)


※その他のライセンスに関する価格などの情報は、「ライセンスパック」のページをご覧ください。

   
開発元:イギリスWebSupergoo Software
日本語版開発&国内独占販売元:株式会社ニュートン
 

※表記中の社名、製品名などは一般に各社の商標または、登録商標です。
※本仕様、及び価格などは予告なしに変更する場合があります。

Copyright (C) NEWTONE Corporation. All rights reserved.