イメージを貼り付けます。
[Visual Basic]
Public Function PasteImage(filename As String, rect As System.Windows.Rect) As Boolean
[C#]
public bool PasteImage(string filename, System.Windows.Rect rect);

パラメータ

filename
貼り付けるイメージのファイル名(フルパス)。
rect
イメージを貼り付ける四角形を表す System.Windows.Rect 構造体。

戻り値

成功の場合は True 、失敗の場合は False を返します。

解説

引数に設定したファイル名のイメージを、引数に設定した四角形の位置・サイズの矩形内に描画します。
EditKind プロパティが KindOfEdit.Image でなくても有効です。
AspectRatio プロパティが True の場合には、イメージの縦横比を保持したまま指定した範囲内に収まるように貼り付けられ、False の場合には、指定した範囲どおりの縦横比で貼り付けられます。
設定座標の一部が ImageKit コントロール外に指定された場合は、 LimitAnnotationPosition プロパティまたは LimitDrawPosition プロパティを True に設定しておくと全体がコントロール内に収まるように自動的に再配置されます。
当メソッドによる描画は、オブジェクトの右クリックによるコンテキストメニューの「元に戻す」または、 Undo メソッドによって取り消すことができます。
尚、イメージの貼り付けは、 EditKind プロパティを KindOfEdit.Image に設定し、ImageKit コントロールにロードした基本イメージ上のマウス操作によっても実行可能です。詳しい描画方法は、 Edit 概要 ページをご覧ください。
※貼り付け可能なイメージの種類は、ImageKit コントロールでロードできるものと同様です。貼り付け時にファイルの内容を自動的に判断し、貼り付け可能なイメージファイルでない場合は、False を返します。
※貼り付け可能な種類のイメージを選択した場合でも、貼り付け範囲が非常に大きくメモリ不足で貼り付けたイメージが描画できない場合などには、白地に赤いバツ印のイメージが表示されます。この場合には、貼り付けたオブジェクトを「削除」や「元に戻す」で一度削除し、貼り付け範囲をもっと小さくするなどして再度貼付を試みてください。

参照

ImageKit.Edit メンバ | Newtone.ImageKit.WPF.ImageKit