| TeeChart Pro 
      6Jは、49種類の基本チャートを提供します。 TeeChart Pro 
      6Jは、13種類のActiveXコンポーネント、25種類のVCLコンポーネントを提供します。ActiveXとVCLではコンポーネントの総数が異なりますが、これは開発環境に対応したコンポーネント構成の違いであって機能的にはほとんど違いはありません。
 TeeChart 
      Pro 6Jには、33種類の関数があります。「標準グループ」には、和、差分、積、商、最大、最小、平均値、y=f(x)、計算、「金融グループ」ではADX、R.S.I、移動平均値、指数移動平均値、運動量、商運動量、MACD、確率、 
      ボリンジャー、コンプレッション、CLV、OBV、CCI、PVO、「拡張グループ」にはスムーズ、指数平均値、標準偏差、誤差の2乗、 
      クロスポイント、パフォーマンス、系列組み合わせ、トレンド、指数トレンド、累積をそれぞれ実装しています。 (関数の例) 
        
          | 【スムーズ関数】New スムーズ関数は、B-スプラインのアルゴリズムを使用しています。
 複数のプロパティは、スプライン計算を制御します。
 スムーズにされたポイントは、ソースポイント上へ正確に渡すことができます。
 
 
  
 |  
          | 【y = f(x)関数】New y = f(x)関数は、OnFunctionCalculateイベントを使用してy = 
          f(x)値を計算します。
 
 
  
 |  
          | 【コンプレッション関数】New コンプレッション関数は、グループ毎の高値と安値を計算します。
 
 
  
 |  
          | 【クロスポイント関数】New クロスポイント関数は、ソースのリボン系列のポイントと交差するための座標を計算します。
 
 
  
 |  
          | 【CLV関数】New CLV関数は、金融インジケータです。
 式:((終値−安値)−(高値−終値)/(高値−安値))*ボリューム
 
 
  
 |  
          | 【CCI関数】New CCI(Commodity Channel Index:)関数は、その通貨の統計的な平均値と比べて、どのくらい高いか安いかを計る分析手法です。
 Commodity(商品)という名前が付いていて、商品相場の分析のために考えられた手法ですが、商品だけではなく、為替・株にも有効です。
 
 
  
 |  
          | 【PVO関数】New PVO(Percentage Volume Oscillator)関数は、金融インジケータです。
 1つのソース系列(どんな型でも使用可能)と2つの範囲値が必要です。
 
 
  
 |  
          | 【パフォーマンス関数】New パフォーマンス関数は、各ソースポイントと最初のソースポイントとの差のパーセンテージを計算します。
 
 
  
 |  
          | 【指数トレンド関数】 指数トレンド関数は、指数(e)の重み付けを使用すること以外はトレンド関数と同様です。
 
 
  
 |  
          | 【商運動量関数】 商運動量関数は、前のNポイント値と比較したポイント値の比率を計算します。
 式:Momentum = 100 * Value / PreviousValue
 
 
  
 |  
          | 【MACD関数】 MACD(Moving Average Convergence Divergence)関数は、金融チャートで使用されます。
 
 
  
 |  
          | 【確率関数】 確率関数は、金融チャートで使用されます。
 これは、指定された範囲で最高値や最低値を計算します。
 value = (close - lowest ) / ( highest - lowest )
 
 
  
 |  
          | 【指数移動平均値関数】 指数移動平均値関数は、以下の式を使用して値を計算します。
 FP = 2 / ( Period + 1 )
 Value = Source* FP + (Value - 1) * ( 1-FP )
 
 
  
 |  
          | 【誤差の2乗関数】 誤差の2乗(RMS)関数は、以下の式を使用して値を計算します。
 Result = Sqrt( Sum( Square(Value) ) ) / NumValues )
 
 
  
 |  
          | 【ボリンジャーバンド】 ボリンジャーバンドは、金融インジケーターとして使用される特別な関数です。
 これは、移動平均値(指数の有無)あるいは標準偏差を使用して2つの線を計算し描画します。
 
 
  
 |  
          | 【ADX関数】 A.D.X ( Average Directional Change )は、金融のチャートアプリケーションで一般に使用されるインジケータ関数です。
 ADX関数は、データソースとしてOHLC(キャンドル)を使用して3つのライン(DMI+/ADX/DMI-)を描画します。
 
 
  
 |  プログラマがコードを書くことなく、ユーザはアプリケーション実行時にチャートの回転や移動、ズーミング、奥行効果,3D/2D効果、チャートエディタ、印刷プレビュー、コピー、保存などの操作を実現できます。
 
  TeeChart 
      Pro 6Jのチャートエディタの目的の一つは、いかにプログラマがコードを書かずにチャートを作成する機能を提供するかにあります。プログラマはデザイン時にチャートエディタを使いチャートやそのデータに関する様々な定義をビジュアルに設定できます。たとえば、SQL 
      Serverデータベース上の販売データテーブルを対象にその販売量と販売年月をグラデーション付きの3Dの縦棒グラフを作成することができます。
 また、もう一つの目的として、いかにプログラマがコードを書かずに実行時ユーザにチャートを操作・加工する様々な機能を提供するか、ということがあげられます。プログラマはユーザへのチャートエディタの開放を指定するだけで、ユーザはチャートエディタを使って、チャートに対して様々な追加や変更を加えたり、データ活用することができます。たとえば、既存系列間の累積を新しい系列として追加したり、軸の目盛やタイトルの変更、パネルグラデーションの設定などの視覚的な項目設定が可能です。また、ユーザが現在のチャートデータをExcel形式やXMLデータとしてエクスポートする、といったこともチャートエディタだけの機能で実現できます。
 【チャートエディタ画面】
 
  
 【TeeChartギャラリ】
 
  
 【系列タブページ】
 
  
 【チャートツール】
 
 
  
 【エクスポート】
 
  ADOレコードセット TeeChartは、内部でADOをサポートします。データベースへの接続では、チャートエディタのデータソースタブから接続設定を行う方法とコードを記述し接続する方法があります。
 ▼チャートエディタのデータソースタブを利用 
      する場合 デザイン時に系列データを設定する方法の一例です。 【データソースタブ】
 
  【接続先】
 
  【プロパイダ】
 
  【接続ページ】
 
  . 【詳細設定】
 
  
 【初期化プロパティ】
 
 
  【データタブ】
 
  ▼コードを記述し接続する方法 実行時にコードを使用して系列データをロードする例です。ADOのRecordsetは、TeeChartのSeriesのDataSourceプロパティに直接渡すことができます。DSN/Selectの代わりに文字列として渡すことができます。
 Private Sub Command3_Click()
 With TChart1
 .        .Series(0).Active = False
 .        .Series(1).Active = False
 .        .Series(2).Active = True
 If FilledStr = False Then
 FilledStr = True
 With .Series(2)
 .               
      DataSource = "DSN=TeeChart Pro Database;SQL=select * from stock"
 .asCandle.OpenValues.ValueSource = "OPEN"
 .asCandle.HighValues.ValueSource = "HIGH"
 .asCandle.LowValues.ValueSource = "LOW"
 .asCandle.CloseValues.ValueSource = "CLOSE"
 LabelsSource = "DATE"
 End With
 End If
 'eg. .Axis.Bottom.Title.Caption = 
      .Series(0).LabelsSource
 End With
 End Sub
 ▼コードでの記述例 以下の3パターンは同一の内容を表します。 @系列データソースTChart1.Series(0).DataSource="DSN=TeeChart Pro Database; TABLE=employee"
 ASQLクエリーTChart1.Series(0).DataSource="DSN=TeeChart Pro Database; SQL=select * from 
      employee"
 B外部的に作成されたレコードセットSet Conn = CreateObject("ADODB.Connection")
 Set rst = CreateObject("ADODB.Recordset")
 Conn.Open "DSN=TeeChart Pro Database"
 rst.Open "select * from employee", Conn, 1, 1
 TChart1.Series(1).DataSource = rst
 
        
          | ■チャートツール |  
          | TeeChartは、チャートの表示方法や、実行時のチャート上の操作方法を強力に支援する多くのチャートツールを備えています。ここでは、その一部を紹介します。 |  
        
          | 【3Dグリッド置換ツール】New
 3Dグリッド置換ツールは、3D系列のX値とZ値を交換します。これは3Dグリッド系列にのみ使用できます(サーフェス系列など)。
 
 置換 ↓ 
 【拡張凡例ツール】New 拡張凡例ツールは、付加的な凡例オブジェクトを描画します。このツールは、系列の値や(あるいは)テキストを持つ凡例を描画するためのSeriesプロパティを持っています。
 
 【系列アニメーションツール】New 系列アニメーションツールは、チャートをアニメーションで描画します。 
 【ガントツール】New ガントツールは、ガントバーのドラッグやリサイズを行うマウス機能を提供します。 
 【グリッドバンドツール】New グリッドバンドツールは、指定した軸のグリッド毎に異なるブラシを使用してカラーバンドを描画します。 
 【円スライスツール】New 円スライスツールは、マウスカーソルが円系列のパイスライス上に移動した際に強調や分離を行います。
 
 【アノテーションツール】 アノテーションツールは、チャートパネル上にテキストを表示します。これは、書式特性やカスタム位置の設定が行えます。 
 【カーソルツール】 カーソルツールは、チャート上に垂直や(あるいは)水平の線を描画します。カーソルは、実行時にマウスあるいはコードによりドラッグできます。
 
 【ドラッグマーカツール】 ドラッグマーカツールは、実行に系列マーカの移動を可能にします。 
 【軸矢印ツール】 軸矢印ツールは、軸の開始や(あるいは)終了位置に小さな矢印を描画するために使用されます。
 それぞれの軸に矢印ツールを設定でき、各方向へスクロールできます。
 矢印ツールは、カスタマイズできます(ペン、パターン、サイズ)。
 クリックした際のスクロール量を%で設定できます。
 
 【近傍点ツール】 このツールは、マウスポインタに最も近い系列ポイントの周りにヒント(円あるいは矩形など)を表示します。これは、カスタマイズも設定できます(縁、パターン、スタイル、など)。 
 【マーカチップツール】 マーカチップツールは、系列ポイントにマウスが移動(あるいはクリック)した場合にデフォルトのヒントウィンドウを表示するために使用されます。 
 【カラーバンドツール】 カラーバンドツールは、矩形範囲を定義する小さなオブジェクトです。これは、軸(左、右、上、下、など)に結合し、ペン、パターン、グラデーション属性を持っています。 
 カラーバンドの表示 ↓ 
 【カラーラインツール】 カラーラインツールは、指定する軸や軸位置に線を描画する小さなオブジェクトです。これは、軸値にマークするため、あるいはカスタム軸により定義された範囲を分けるために使用できます。 
 【回転ツール】 回転ツールは、チャート上をマウスでドラッグした際にチャートの仰角や回転を変更します。 
 回転 ↓ 
 【イメージツール】 イメージツールは、チャート系列の背面にピクチャ(BITMAP、JPEGなど)を描画します。これは、GIS(地理)システム用に、イメージ上に等高線を使用、あるいは背景としてイメージを使用する他のアプリケーションで使用できます。イメージは、接続された系列や軸と一緒にズームやスクロールします。
 
   |  Teeテンプレートテクノロジは、クライアントでODBCを必要としないLive ODBCデータベースのチャートアプリケーションの配布を実現します。ブラウザ上でズーミングやスクロールできる”動きのある”チャート表示を可能とします。Teeテンプレートファイルはチャートのデータと表示情報などを含んだ非常に小さなファイルです。このファイルは、Webサーバーで集中的に作成されクライアントのブラウザに配布されます。 
 
        
          | ■静的なイメージファイル(JPEG、PNGなど)としてのチャート |  この場合は、クライアントのブラウザがTeeChartコントロールへのアクセスを必要としません。チャートをイメージファイル(JPEG、PNGなど)として保存する機能やブラウザに直接チャートイメージを転送するストリーム作成機能を利用できます。このアプローチは全てのブラウザにとって一般的で均一なチャートアプリケーションを作成する場合に有効です。 
 TeeChart Pro 6J ActiveXは、IISやASPでクライアントサイドコンポーネント、あるいはサーバーサイドコンポーネントとして動作します。TeeChartは、VBScriptあるいはJScriptで使用できます。クライアントページオブジェクトの場合、ページイベントやユーザアクションで動作します。詳しくは、ASPコードサンプルページでご覧ください。 チャートの印刷には、TeeChartの印刷系のメソッドなどを使いコードで記述する方法のほかに、プレビューコントロールを利用することもできます。プレビューコントロールはコードを必要とせず実行時にユーザ側で印刷に関する設定をリアルタイムなプレビューを見ながら調整し印刷できます。プレビューに表示されるチャート上で直接、用紙の余白やチャートの大きさ、用紙上の位置などをマウスのドラッグ操作で変更できます。また、新コンポーネントの印刷プレビューパネルやページナビゲータは、複数のチャートのプレビュー設定やプレビューのページング表示を実現します。 【印刷プレビュー】 
 【印刷プレビューパネル】 
 
        
          | ■その他の注目機能 |  
          | 上記掲載以外のTeeChart Pro 6Jの注目機能のいくつかを紹介します。 |  
        
          | 【壁の透明度】New チャートの壁は、透明度を設定できます。 
 【角丸枠】New チャートパネルは、「角の丸い」枠を描画するために編集できます。新しいBorderプロパティは、チャートパネルの周りに線を描画します。
 
 【系列マーカのコールアウト】New 系列マーカは、系列ポイントにマーカを接続するラインの外観を変更するために新しいCallOutプロパティが付加されました。 
 【系列マーカのカスタマイズ】New 系列マーカは、ポイントデータ毎にカスタマイズできます。たとえば、 マーカアイテム毎にフォントを指定できます。
 
 【単独積み重ね(縦棒・横棒系列)】New 縦棒系列や横棒系列は、単一系列で「単独積み重ね」を描画するための新しい積み重ねスタイルが付加されました。 
 TChart1.Series(0).MultiBar = mbSelfStack ↓ 
 【サーフェス系列の透明度】New サーフェス系列は、透明度を設定してセルを描画できます。 
 【PDF形式へのエクスポート】New 実行時にエクスポートダイアログあるいはコードを使用してAdobe 
          Acrobat PDF形式でエクスポートできます。 
 【PostScript(EPS)形式へのエクスポート】New 実行時にエクスポートダイアログあるいはコードを使用してPostScript(EPS)形式にエクスポートできます。 
 【キャンバスのブラシスタイル】 Brush.Styleプロパティを使用して多様なブラシスタイルを設定できます。 
 【凡例のカスタム位置】 チャートの凡例は、カスタムな位置付けを設定できます。 
 【凡例のチェックボックス】 凡例のチェックボックスを表示できます。チェックボックスをクリックすることで系列を表示/非表示にします。
 
 【面のグラデーション】 面系列は、グラデーション描画をサポートしています。 
 |  ■プロジェクト 
      アップグレード ユーティリティ TeeChart Pro 6J ActiveXでは、前バージョンのTeeChart 
      Pro 5J ActiveXユーザ様のために、アップグレードユーティリティが用意されています。TeeChart 
      Pro 5J ActiveXを使用して作成したプロジェクトをTeeChart Pro 6J ActiveXのプロジェクトに自動的にアップグレードするユーティリティです。 前バージョンのTeeChart 
      Pro 5J ActiveXをVS6.0でご利用だった場合と、VS.NETでご利用だった場合の、それぞれ別のアップグレードユーティリティが提供されています。 【Visual Studio 6.0プロジェクトで前バージョン「TeeChart 
      Pro 5J ActiveX」を利用していた場合】 
 【Visual Studio .NETプロジェクトで前バージョン「TeeChart 
      Pro 5J ActiveX」を利用していた場合】 
 ■ランタイムライセンスについて TeeChart Pro 6Jを使用してお客様が作成したアプリケーションは、ユーザ登録をしていただくことで、無償で配布できます。但し、Web Serverランタイムライセンスは別途ライセンス料が必要です。詳しくは、「ライセンスパック」のページをご覧ください。 ■開発ライセンス・Webサーバーランタイムライセンスについて TeeChart Pro 6Jの通常パッケージには、開発者1名分の開発者ライセンスが付属しています。お客様がTeeChart 
      Pro 6Jを使用して複数の開発者で開発される場合に、お得な開発ライセンスパックをご用意しております。詳しくは、「ライセンスパック」のページをご覧ください。 ■標準価格(シングルライセンス 
      ) 
        
          | TeeChart 
          Pro 6J ActiveX | 1開発者ライセンス89,000円
 (税込 93,450円)
 |  
          | ActiveX 
          1 Web Server ランタイムライセンス | 43,000円(税込 45,150円)
 |  
          | ※「TeeChart Pro 6J ActiveX」はDelphi、C++Builderでは使用できません。 |  
          | TeeChart 
          Pro 6J VCL | 1開発者ライセンス67,000円
 (税込 70,350円)
 |  
          | VCL 1 
          Web Server ランタイムライセンス | 36,000円(税込 37,800円)
 |  
          | TeeChart 
          Pro 6J VCL+Source 「TeeChart Pro 6J VCL」の内容に加えて、VCLソースファイルが付属します。
 | 1開発者ライセンス120,000円
 (税込 126,000円)
 | ■対応環境 
        
          | 対応OS (すべて日本語版)
 | Windows2000/98/95/NT4.0/Me/XP/Server 
          2003 |  
          | 対応コンテナ (すべて日本語版)
 | ActiveX | Visual Basic6.0/5.0、Visual 
          C++6.0、IIS4.0/5.0/6.0、Internet Explorer6.0/5.0/4.0、Visual Studio .NET 2002/2003(COMラッパー) |  
          | VCL | Delphi7/6/5/4、C++Builder6/5/4 
             *Delphi 2005には未対応 |  ■パッケージ内容 
        
          | 通常パッケージ | セットアップCD-ROM、ユーザ登録カードなど (マニュアルなどのドキュメントはCD-ROMに含まれます)
 |  
          | 1 Web Server 
          ランタイムライセンス | ライセンス許諾契約書、ユーザ登録カード (CD-ROMは付属していません)
 |  
        
          | 開発元 | スペイン Steema Software社 |  
          | 日本語版開発&国内独占販売元 | 株式会社ニュートン | 
 ※表記中の社名、製品名などは一般に各社の商標または、登録商標です。※本仕様、及び価格などは予告なしに変更する場合があります。
 |